シンプルかつハイセンス。世界観にゆるゆると浸りながら解くパズル
KO_OP MODEのパズルゲーム『GNOG』(ノッグ)プレイステーション4版が日本向けに配信開始。価格は1499円。
本作は箱型モンスターの頭の中の世界を覗き込み、ボタンを押したりレバーを引いたりして謎を解いていく、一種のパズルゲームだ。説明はほとんどないが、モンスターごとにテーマが異なっており、「どうもこのモンスターは蝶を捕まえたいらしい。ということはこの辺を弄ればもしかして……」といった感じに、パズルを理解するための最初の手掛かりになっている。
例えば深海モンスターの“SUB-01”のステージでは、その箱(イコールSUB-01の頭)の中身を開けてひっくり返してみると、そこにはお宝発掘用の潜水艦らしきものがある。謎のボタンやレバーをガチャガチャやっていくと一部の装置が作動し始め、うまいこと正しい動作順を発見できればお宝発掘ができてクリアーといった感じ。
ゲームとしてはパズルアドベンチャーゲームの謎解き部分だけを取り出したようなシンプルな内容なのだが、キュートなグラフィックとMarskye氏による今時なシンセサウンドで、ゆるゆると浸れるのがポイント。
というわけで本作、PlayStation VRにも対応しており、ポップでキュートで奇妙なGNOG世界を没入型で体験することができる。なおSteam版とiOS版も後日予定されており、こちらも日本向けに展開される模様だ。