“ニコニコ超会議2017”の“超『ARMS』ブース”にて本作を試遊。新たにプレイアブル出展されたキャラクター、“ミェンミェン”と“DNAマン”のプレイインプレッションをお届け。

●熱いアームバトルを体験!

 2017年4月29日~4月30日、千葉・幕張メッセにて開催されている、ニコニコ最大のイベント“ニコニコ超会議2017”。同イベントの“超『ARMS』ブース”では、発売日が2017年6月16日に決まったNintendo Switch用ソフト『ARMS』が出展されており、さまざまなイベントが行われているほか、試遊体験も可能だ。本記事では、ライターの西川くんによる試遊リポートをお届けしよう。


 『ARMS』の発売日を腕をなが~くして待っている、西川くんです。今回の試遊版から新たに追加されたプレイアブルキャラクター“ミェンミェン”、“DNAマン”に焦点を当てつつ、筆者のファーストインプレッションも交えて本作の魅力と特徴をお伝えしていきます。

 今回の試遊では、1対1のバトルが体験できました。ルールは、先に相手の体力をゼロにした側の勝利と、単純明快です。基本の操作は、Joy-Con(L)とJoy-Con(R)を両手に持ち、左右の腕を前に突き出すと、キャラクターが装備しているふたつの“アーム”でパンチができ、パンチ中にJoy-Conをひねると、ひねった方向にパンチが曲がります。ほかにも、両腕を同時に突き出すと発動する投げ技の“つかむ”、攻撃したりダメージを受けたりすると溜まるゲージが最大になった状態で、ZRボタンorZLボタンを押すとくり出せる“必殺ラッシュ”もあります。

 キャラクターの移動は、Joy-Con(L)とJoy-Con(R)を前後左右、同じ方向に傾けるとその方向に移動し、Lボタンでダッシュ(ステップのようなもの)、Rボタンでジャンプ、Joy-Con(L)とJoy-Con(R)を八の字にするとガードが可能です。また、ガードを固めていると、アームの攻撃1発ぶんが強化される“チャージ”が行えます。

 筆者は初めてプレイするということもありますが、ボタン操作ではなく腕を振るという操作に、ちゃんと思ったように操作できるのかなと、正直不安でした。しかしプレイしてみるとすぐに馴染むことができ、最初から白熱したバトルを楽しむことができました。腕が疲れるのでは? とも思っていたのですが、実際にパンチをするかのような動作をせずとも、手首を使ってJoy-Conを前に振るような動作でパンチがくり出せたので、いくらでも遊べちゃうと思いますね。

 そして肝心のバトルは、シンプルながらも非常に奥深い! 基本は相手のパンチをダッシュやジャンプで避けながら戦うわけですが、Joy-Conをひねった方向にパンチが曲がるので、相手が回避する方向を読んでパンチをする必要があります。また、自分のパンチと相手のパンチが重なると相殺され、ボクシングでいうところのパーリングができ、やみくもにパンチをしていても相手に当てるのはなかなか難しいです。相手との距離も重要で、離れていれば相手の攻撃も安易に対処できますが、こちらの攻撃も当てにくい。近くにいると攻撃を当てやすいですが、相手からのパンチを食らうリスクが高くなります。まさにボクシングのインファイターとアウトボクサーの駆け引きのような体験ができるのです。

 また、ガード中は相手のパンチを防御できますが、“つかむ”攻撃はガードした相手も投げられ、威力も高く強力です。しかし“つかむ”は、外した際の隙が大きいほか、片方のパンチで相殺できるため、相殺された場合はもう片方のパンチで殴られるリスクもあるので、使いどころを見極める必要がありそう。このように、行動ひとつひとつに対処法があるので、相手との読み合いが醍醐味だと感じました。そしてそこに、キャラクターたちの特徴が加わり、より熱いした試合が楽しめるわけですね!

●ミェンミェンとDNAマンの特徴は?

 続いて、今回初のプレイアブル出展となった、ラーメン娘・ミェンミェンについて。ミェンミェンの特徴は、空中でジャンプをしたあとにダッシュをすると、相手のアームを蹴り飛ばして防御ができる“キック”がくり出せます。キックの移動幅はほかのキャラクターと比べても横にかなり大きく感じ、咄嗟の回避にも役立ちそうです。うまく蹴り飛ばすことができれば、こちらは両アームが使える状態で相手の隙が生まれるため、大打撃のチャンスとなるわけですが、実際に相手のアームを蹴るのを狙うのはなかなかに難しく、どちらかというと回避をメインに使って、キックは回避に失敗した際の保険として機能するのではないでしょうか?

 また、ミェンミェンは“つかむ”を何度も決めるか、ダッシュかジャンプボタンを押して力を溜め続けることで、左のアームを龍の腕に変化させられます。龍の腕状態では、一定時間チャージ状態を維持できるため、うまく溜めることができればバトルを有利に進められます。しかし、龍の腕にするにはそれなりに時間が必要で、溜めている間に相手のパンチが届いてしまうことも。距離を大きく離して溜めたり、相手のダウン中を狙うなどの必要がありそうです。使いどころの難しい特性を持ちながらも、チャンスがあれば強力な一撃を狙えるファイターという印象でした。

 おつぎは、先日発表されたばかりのスライムのようなファイター、DNAマンについて。DNAマンはジャンプとダッシュが特殊で、ジャンプボタンを押し続けているあいだは、DNAマンが上半身を上に伸ばし、ジャンプボタンを離すとジャンプします。身体が伸びた状態でパンチをくり出すと、相手の上から攻めることができるほか、移動操作ができない代わりに両方のJoy-Conを傾けた方向へ体を曲げ、相手のパンチを回避できます。思ったよりもかんたんにパンチが避けられるので使いどころはありそうですが、“つかむ”には弱いところが難点でしょうか。また、身体が伸びている状態は細長いため、障害物に隠れながらパンチを打つなどの変則的なファイティングスタイルで戦えました。

 そしてDNAマンのダッシュは、身体を縮めて相手のパンチをくぐって避けられます。また、ダッシュボタンを押しているあいだは身体を縮め続けながらの移動が可能でした。身体を縮めたままパンチもくり出せたので、相手のパンチを一方的に避けながら攻撃が狙えそうですが、やはりこちらも“つかむ”には弱く、縮めていても投げられてしまいます。ダッシュの移動距離も短く感じましたが、うまく操作できれば相手の攻撃を一方的に受けることなく攻撃が可能な、テクニカルなファイターだと思います。

●アームも個性豊か!

 続いて、今回試遊で体験したアームについてもお伝えしましょう。ミェンミェンの標準装備アームは“ドラゴン”、“メガボルト”、“ホットリング”。ドラゴンはパンチをすると、相手の近くで止まったあとに、ビームをくり出す変則的なアームで、チャージや必殺ラッシュでは威力の高いビームを撃ち出せます。しかし、1度止まってからビームを撃ち出すためか、どの攻撃も相手の動きを読まないと当てにくい印象でした。メガボルトは標準的なパンチで使いやすく、チャージパンチを当てると相手のアームが一定時間使えなくなるのも強力。ホットリングはひねるとよく曲がるので、相手のダッシュに当てやすかったですね。

 DNAマンの標準装備アームは“ゲルゲル”、“レイドラ”、“ファランクス”。ゲルゲルのパンチはポヨンポヨンと跳ねて飛んでいくため、軌道が読みにくいのが特徴です。また、チャージ攻撃などをヒットさせると相手の画面にゲルが飛び、画面を見えなくする効果も強力です。レイドラは相手に向かってレーザーを撃ち出す、ドラゴンの属性違いという印象でした。“ファランクス”は見た目の通り盾のような使いかたができるパンチで、リーチはかなり短いのですが、腕を付き出してるあいだはその場に留まり続けて、相手のパンチを防いでくれます。チャージ攻撃をすると盾が大きくなり、さらにヒットさせると相手のアームを一時的に使用できなくする属性が付いていました。

 最後になりますが、ほかに試遊をしていたプレイヤーには小さなお子さんや女の子もいて、誰でもすぐにガンガン対戦できていたことが驚きでした。ちなみに、使用されているキャラクターは“スプリングマン”、“リボンガール”といった、オーソドックスなファイターが多かったですね。キャラクターもアームも、今後も続々と登場が予定されているという『ARMS』の続報と、発売が待ち遠しいです!!