ガールにキングテレサ! 新キャラクターを選んでみんなでレース
2017年4月29日〜4月30日、千葉・幕張メッセにて開催されている、ニコニコ最大のイベント“ニコニコ超会議2017”。同イベントの超ゲームエリアで29日に行われた、“Nintendo Switch『マリオカート8 デラックス』超ゲーム実況”ステージの様子をお届けする。
『マリオカート8 デラックス』は、2017年4月28日、つまりイベント前日に発売されたばかりのNintendo Switch用ソフト。タイトル初の公式ステージとなったこのイベントでは、人気ゲーム実況者のテラゾー、愛の戦士、とりっぴぃ、なな湖の4名が対戦プレイの模様を実況した。
はじめに進行役のテラゾーが、“デラックス”の新要素をおさらい。新キャラクターや新アイテムが追加されたこと、バトル専用のコースが設けられたこと、アイテムをふたつ持てること、コースアウトせずに走れる“ハンドルアシスト機能”が搭載されたことなどを説明した。次に、3段階あるターボの持続時間を検証した動画を上映。“ミニターボ”が0秒621、“スーパーミニターボ”が1秒674、“ウルトラミニターボ”が2秒633という結果をふまえ、「これを有効に使わないと勝てない」(テラゾー)と分析しつつ、対戦に突入した。
対戦は、150ccクラス、CPUなし、ノーマルアイテムという条件で4レースを戦うことに。迷わずクッパを選んだとりっぴぃだったが、テラゾーがキングテレサ、愛の戦士がカロン、なな湖がガールと、それぞれ追加された新キャラクターを選択したのを見て、ちょっぴり後悔していたようす。レースは、水中に落ちるなどしてギャラリーやニコ生ユーザーを笑わせたなな湖が健闘。テラゾーと同率で1位を分け合った。
“デカライン高架下”でのバトルに大興奮
続いて、おなじみの“ふうせんバトル”のほか、新たに4種類のルールが収録されたバトルから、2種類を選んでプレイすることに。まずは“いただきシャイン”。コース上にあるシャインを奪い合い、取ったプレイヤーはタイムアップまで逃げ切れば勝ち、というルールだ。愛の戦士は「オレ、『スーパーマリオサンシャイン』でシャイン120個見つけたから、メッチャ強いよ!」と謎の自信を見せていたが、実際に連勝して会場をわかせていた。
さて、実況中に注目を集めていたのが、バトル専用に用意された新コース。とくに、『スプラトゥーン』のデカライン高架下をモチーフとしたコースには、ニコ生ユーザーからコメントも多く寄せられ、「これって改修前のデカラインだよね?」と実況者たちも大興奮だった。
もう1種類、実況に選ばれたバトルは“パックン vs スパイ”。パックンチームとスパイチームに分かれ、鬼ごっこの“どろけい”のようなルールで戦う。パックンチームはスパイチームを全員捕まえれば勝ち、スパイチームはひとりでも逃げ切れば勝ち。捕まったスパイは、仲間に逃がしてもらうことが可能だ。
ステージでは、テラゾー&とりっぴぃ組と、愛の戦士&なな湖組に分かれ、1ラウンドごとにスパイ担当とパックン担当を入れ替えて4ラウンドを戦うことに。前半の2ラウンドは、スパイがパックンに捕まってしまう展開が続いたが、後半の2ラウンドでは、4人ともスパイ役の立ちまわり方を理解したようで、スパイを担当した組が逃げ切って勝利を収めた。「逃げろ〜!」「助けて〜っ」「今、どこにいる!?」と終始声を掛け合い、ワイワイとプレイする4人の実況に、ニコ生では「楽しそう」というコメントが多く流れていた。
ステージの最後には“最もデラックスだった実況者”を決めることになり、ニコ生でユーザーアンケートが行われた。結果、いちばん多くの投票が集まったのはとりっぴぃ。賞品として贈られたマリオの帽子を、鳥の巣のようなヘアスタイルにかぶせると、実況者たちからは「これからはデラックスとりっぴぃだ」「でらっぴぃだね」なんて声が。
4人はそれぞれ「バトルモードがスゲー苦手だってことがわかったんで、これからいろいろなところで遊ぶ機会もあると思うんで、練習しないと!」(テラゾー)、「新コース楽しい! やっぱ盛り上がるね、バトルは。愛の戦士と対戦しよう、みんな!」(愛の戦士)、「『マリオカート8』自体がスゲーおもしろかったんで、そこからどうパワーアップするのかめちゃめちゃ気になってたんですけど、これは確かにパワーアップ!!」(なな湖)、「活躍できたのが最後だったから印象に残って、投票してくれたんだと思う。ありがとうございました〜」(とりっぴぃ)と感想を述べ、ステージを締めくくった。