『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)の次期拡張パッケージ『紅蓮のリベレーター』の新情報が発表された、第35回プロデューサーレターLIVEの模様をお届け。

●拡張パッケージの細かい仕様がついに判明

 プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が『FFXIV』の未来図を語る、プロデューサーレターLIVEの35回目の放送が2017年4月28日に実施。次期拡張パッケージ『紅蓮のリベレーター』で追加される注目の新要素が無数に明かされた。

 これまで『紅蓮のリベレーター』は、新たな冒険の舞台や、複数の新規ジョブの名称といった、おおまかな内容がおもに発表されてきた。その一方で、それぞれの新要素が具体的にどのような魅力を持つのかといった“各論”はさほど明かされてこなかったのだが、ついに今回、そうした部分が語られたのだ。

▲放送開始前に、目新しいイラストが映し出されていた。描かれているのは、クガネの街並みだろうか。
▲この日はスクウェア・エニックス本社からオンエア。おなじみのコミュニティチームの室内俊夫氏司会で、第35回プロデューサーレターLIVEの放送が行われた。
▲放送の最後に、5月1日に訪れる吉田氏の誕生日を祝してスタッフからケーキが贈呈。吉田氏もガブリ!

 当日の放送では、ジョブアクションの詳細や戦闘システムの変更に関する発表や回答があえて控えられている。これらの要素は、2017年5月放送予定のプロデューサーレターLIVEで実機を交えたうえで解説が行われるとのこと。続報に期待したいところだ。

 なお今回は、“ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル2016 ”の基調講演やその後のインタビューを踏まえたうえで説明が行われている。事前に以下の記事に目を通したうえで本稿を読み進めれば、次期拡張パッケージの内容を正確に把握できるだろう。

※光の戦士はユウギリの故郷ドマへと向かう! 『紅蓮のリベレーター』基調講演 FFXIVファンフェスティバル2017 in Frankfurt

●3人の新たな登場人物のプロフィールを発表

 放送は、『紅蓮のリベレーター』の具体的な中身を説明する“ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター最新情報公開”のコーナーからスタート。次期拡張パッケージの発売を機に追加される、新たな魅力の中身がつぎつぎ明かされた。
 まずは登場人物やシナリオに関する説明からスタート。箇条書きで記載しているコメントは、とくに注釈のない限り吉田氏によるものだ。

◆『紅蓮のリベレーター』はアラミゴ、ドマ、ひんがしの国のクガネを行ったり来たりしながら冒険が進む。その過程で、バラエティに富んだキャラクターと出会うことに。

▲リセのプロフィール。彼女は、長らく素顔を仮面で隠してきた“ふたり目の相棒”だ。
▲ドマの侍大将、ゴウセツ。

◆リセのキャラクターのコスチュームにも仕掛けがある。
◆ドマは25年前に帝国に属州化された。約1年前に、ドマの支配権奪還を目指してユウギリが反乱を起こすも失敗。彼女は、多くの民とともにエオルゼアへと落ち延びた。

▲ユウギリは、ドマの君主に仕える忍者だ。
▲ガレマール帝国皇帝の実子、ゼノス・イェー・ガルヴァス。

◆ドマの反乱を鎮圧した際、軍団長に着任した。刀は切れ味が落ちやすいため、何本もの刀を使っている。
◆ゼノスは、リボルバータイプのガンブレードも用いる。
◆光の戦士が、どのような形でゼノスと出会うのか注目してほしい。

▲まったく新しい登場人物のひとり、ヨツユ。
▲ヒエンは、ゴウセツとユウギリの主に当たる人物。彼の父親の名前に注目しながら物語を進めていくと、歴代の『FF』ファンはニヤリとできるらしい。

◆ヨツユは、冷酷極まりない性格。
◆ゼノスは、アラミゴとドマのふたつを治めている。ゼノスは基本的にアラミゴにいるので、ドマ側の代理総督としてヨツユを置いている。
◆豪胆な性格のヒエンは、大将にふさわしい人物。

▲帝国式の教育を受けて育ったフォルドラ。彼女のようなアラミゴの若い世代と解放軍が、物語でいかに絡み合うのかもストーリーの見どころだ。

◆ラウバーンの若いころのエピソードも語られる。また、今回のシナリオでは(養子の)ピピンも活躍する。

●次期スクリップの名称は“黄貨”!

 ここから、フォーラムに事前に寄せられた『紅蓮のリベレーター』に関する質問に吉田氏が答えていく一問一答のコーナーがスタート。

Q.シロガネの土地は、フリーカンパニー用/個人用ともに購入できるようになるタイミングは同じでしょうか?

A.どれくらいのアクティブプレイヤーが土地を持っているのか調査しているところなので、まだ確定させていません。もう少し検討させてください。

Q.シロガネの土地は、既存のハウジングエリアと同じ価格設定になりますか?

A.全ワールド共通で設定されているS/M/Lサイズの邸宅の最上限価格からカウントダウンがスタートする予定です。

Q.ゴウセツの種族は、ルガディン族とヒューラン族(のハイランダー)のどちらですか?

A.彼はルガディン族ですが、東州側に住んでいる部族です。部族でいえば、ゼーヴォルフよりもローエンガルデに近いです。彼は名前が決まるまで、開発での呼び名は“ござるさん”でした。

Q.『蒼天のイシュガルド』のエリアは、光と影の表現が『新生エオルゼア』側のエリアと異なっていましたが、今回もそのような特色はありますか?

A.光が当たる部分はより明るく、暗い部分はより暗くという基本方針は変わっていません。今回は、たとえば砂が舞っているシーンにおける“歪み”みたいな空気感のようなものを重視しています。とくに東方では、神秘的に見える空気感にこだわっています。たとえばアジムステップみたいな開けた草原では、晴れているときはものすごく気持ちがいい作りにしてあります。インスタンスダンジョンにおいても、そうした部分を踏襲しています。
 また天候も、砂嵐、雷雨、嵐などいままでと違ったタイプの(グラフィックスが)登場したりするので、ときおり立ち止まって、日の出/日の入りまたは天候の変化を見ていただけるとうれしいです。

Q.『紅蓮のリベレーター』で追加されるエリアは、『蒼天のイシュガルド』のエリアと比較して、広くなっていますか?

A.距離の面で正確に比較してないので何とも言えませんが、ゾーンの数はいっしょなので、ほぼ同じです。皆さんが新たな土地を訪れるということは、その地の風の流れを読む必要が出てきます。風脈を求めて、あのコンパスが再度役に立つかもしれません。

Q.サベネア島は登場しますか?

A.パッチ4.0の開幕時点では、行けるようになっていません。ただ、サベネア島の雰囲気を感じられる場所やコンテンツが用意されているかもしれません。運しだいですが、パッチ4.05から訪問できるかと思います。

Q.アルデナード小大陸とオサード小大陸はかなり離れていますが、双方のあいだに時差はありますか?

A.設定上はもちろんあります。ただ、エオルゼア時間(ET)は現地時間なので、自動的に切り替わる形になっています。ですので時差を気にする必要はありません。

Q.新エリアにもリスキーモブがはいますか?

A.たくさんいます。いろいろ増えているので、たわむれてください。

Q.アラミゴやドマ地方の探検手帳を実装する予定はありますか?

A.“紅蓮編”として、最初から45ヵ所ほど存在します。クガネの街にもいくつか用意されており、一部以外は簡単な場所に(探索ポイントが)配置されています。担当者が、「いずれ極版を作りたいと思っています」と言っていました。

Q.ドマには和風の髪型のNPCがいると思いますが、プレイヤーもそれらを設定できますか?

A.新規髪型は2種類ありますが……ちょんまげはなかった気がします。リクエストが多ければ増やしていきます。

Q.機工城アレキサンダーの断章のような仕組みは、パッチ4.0におけるレイド(次元の狭間 オメガ)でも実装されますか?

A.パッチ4.0公開時点ではまだレイドは開放されていません。おそらく防具はロール共通なので変わりませんが、武器は15ジョブぶんになるので、このままでは2回に1回はその場にいないジョブの品物がドロップすることになってしまいます。(これを解決するために)新しい仕様が入っています。
 まず、断章と同じシステムはそのまま継続されます。そのうえで、クリアできればその場にいるメンバーの誰かひとりは間違いなく直接ドロップで(武器が)もらえる仕組みが追加されます。いまよりも武器を取りやすくなると思っていただいて問題ありません。詳しくは、後日詳しくお伝えします。

Q.パッチ4.0でジョブ専用装備は追加されますか? もしそうなら、入手手段を教えてください。

A.『蒼天のイシュガルド』のときは、週制限が設定されていた禁書と交換でジョブ専用装備が取得できました。ですが何しろ“ジョブ専用”であるため、禁書を集めるのが大変でした。さらに、インスタンスダンジョンで獲得できた装備の数にもバラつきがあったため、レベル60時点でのアイテムレベルもプレイヤーによってかなり差がありました。
 そこで今回は、レベル70で受注できるジョブクエストをクリアした際に、すべての装備がまとめて全部もらえるようにしました。その際にもらえるのは、ひとつの“ボックス”みたいなアイテムです。これを使用すると、装備一式がまとめて取得できる仕組みになっています。先に言っておきますが、取り出した装備一式をひとつの“ボックス”にまとめ直すことはできません。