観戦しているだけでも楽しい新感覚の格闘スポーツ
2017年4月29日~4月30日、千葉・幕張メッセにて開催されている、ニコニコ最大のイベント“ニコニコ超会議2017”。同イベントの“超『ARMS』ブース”では、発売日が2017年6月16日に決まったNintendo Switch用ソフト『ARMS』が出展。両日とも1dayトーナメント大会“スゴウデトーナメント”などが開催されている。
『ARMS』は、伸びる腕“アーム”を持つキャラクターがパンチをくり出し合って戦う格闘スポーツゲーム。ボクシングとシューティングゲームの要素を兼ね備え、Nintendo SwitchのJoy-Conを両手に握ってプレイする、これまでにない感覚の意欲作だ。先日発表されたミェンミェン、DNAマンを含め、現在7キャラクターの参戦が明らかになっている(キャラクターは今後も増える予定とのこと)。
“スゴウデトーナメント”は午前の部、午後の部の1日2回開催だが、大会前にはプロゲーマーによる『ARMS』のエキシビジョンマッチも実施。本日4月29日は、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズトッププレイヤーのAbadango選手と、『ストリートファイター』シリーズトッププレイヤーのMOV選手が『ARMS』でアツい対戦をくり広げた。
まずはDNAマンとミェンミェン、新キャラのお披露目を兼ねた新キャラマッチ。キャラクターを入れ替えて2試合が行われ、それぞれ1勝1敗のドローとなった。
次いで行われたガチマッチは、1試合目がスプリングマン(MOV選手)vsメカニッカ(Abadango選手)、2試合目がマスターマミー(MOV選手)vsニンジャラ(Abadango選手)の対決。互いに1勝1敗で迎えた最終試合はリボンガールどうしのマッチングとなり、3ラウンドまでもつれこんだ末、2勝1敗でAbadango選手に軍配があがった。すでに練習で『ARMS』をやりこんだというトッププレイヤーどうしの対決は、発売前のタイトルとは思えないほど白熱。プロゲーマーならではのテクニックも多数炸裂し、会場もニコ生も大いに盛り上がった(ニコ生では英語のコメントも多く、注目度の高さがうかがえる!)。
お待ちかねの“スゴウデトーナメント”は、先着エントリーの64名による大会が、各日2回、2日間で計4回開催。1回戦~準決勝は2ラウンド先取の1試合制、決勝戦のみ2ラウンド先取の2試合制で行われた。
10時から開催されたトーナメントを勝ち上がり、準決勝にコマを進めたのは4名の選手。
いよいよ迎えた決勝戦は、“闘会議2017”でも入賞を果たした中学生の鈴選手と、マスターマミーで勝ち上がったかいちょ選手の対決に。倉持&ブンブン丸や矢吹氏を始めとした開発陣が見守るなか、2ラウンド先取の2試合制で決勝戦に挑んだ。
第1試合は鈴選手のニンジャラ、かいちょ選手のマスターマミーの対決。スピードとパワーのマッチアップは、1ラウンド目をマスターマミーが力で押し切ったものの、2ラウンド目は投げ技で善戦したニンジャラが一矢報いる。そして最終ラウンドは回復をうまく使ったマスターマミーが制し、1-2でかいちょ選手が勝利した。
続く第2試合は鈴選手がリボンガールにキャラクターを変え、かいちょ選手のマスターマミーと対決。1ラウンド目をマスターマミーが先取した後、タイムアップまでもつれ込んだ2ラウンド目はマスターマミーが判定勝ちを収め、0-2でかいちょ選手の勝利。“スゴウデトーナメント”午前の部チャンピオンの座を勝ち取った。
“スゴウデトーナメント”は明日4月30日も本日同様のスケジュールで開催予定。発売前に『ARMS』で腕試しをするいい機会なので、ぜひ参加して頂点を目指してみよう! 大会の詳細は公式サイトへ。