愛(Ai)されて30年 Adobe Illustrator CCに音声出力新機能“Illustrator VOICE”を発表
アドビーでは、同社のグラフィックソフト“Adobe Illustrator”の30周年を記念して、音声出力機能“Illustrator VOICE(イラストレーター ボイス)”が、本日(2017年4月1日)世界に先駆けて、日本独自に発表されたことを明らかにした。
次期バージョンに搭載される予定のIllustrator VOICEは、デスクトップアプリのIllustratorが現在使用しているツールや作業内容を音声で読み上げ、制作者をアシストしてくれる画期的な新機能。この機能を有効にすることで、操作中にIllustratorから音声が出力されるようになり、制作中に頻発しがちな、“誤って特色を指定する”や“パッケージ保存のし忘れでリンク漏れが起きる”といった、うっかりミスを軽減するほか、深夜の制作作業中に力尽きて寝落ちしそうになったときなど、音声で作業をアシストしてくれる。
Illustrator VOICEでは、環境設定のメニューから設定が可能。さらにカスタマイズのプリセットとして日本語に対応した13種類のボイスパックが用意されているので、お気に入りの音声を選んで使用できるのもうれしいところ。
アドビーでは、「今後も、いちアプリケーションとしての役割を超越し“Ai(Illustrator)×アニメ声”でクリエイターに寄り添うプロダクトとしての開発を推進します」(サイトのコメントより)としている。愛(Ai)されて30年。Adobe Illustratorがさらに飛躍する!
なお、“Illustrator VOICE”の紹介サイトでは、“しゃべるIllustrator” のベータ版として、Illustrator VOICEボイスパックが公開されている。これがまたすごい!