『ストリートファイターV』国内最強プレイヤーを決める長期戦が決着!第6期TOPANGAリーグリポート

2017年3月5日、プレイステーション4版対戦格闘ゲーム『ストリートファイターV』を競技種目とする長期イベント“第6期TOPANGAリーグ”の最終日が争われた。

 2017年3月5日、プレイステーション4版対戦格闘ゲーム『ストリートファイターV』(以下、『ストV』)を競技種目とするリーグ戦“第6期TOPANGAリーグ”の最終日が争われた。日本国内の強豪プレイヤー21名が参加し、長期戦を戦い抜いた結末の模様をリポートする。


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●TOPANGAリーグとは

 “TOPANGAリーグ”は、ゲーム関連の大会やインターネット配信など数々の企画を実施しているTOPANGAが主催する大型イベント。前回までは『ストV』の旧作にあたる『ストリートファイターIV』シリーズを競技種目として開催し、日本のみならず世界中から注目を集めた格闘ゲーム界の一大イベントだ。今回の『ストV』リーグ戦に出場するのは、同作の国内外の大型大会で好成績を残すなど、強豪プレイヤーとして知られている選手21名。そのうち14名がプロゲーマーという、日本最高レベルの戦いの場として争われた。以下がその出場メンバーだ。

ハク選手、稲葉選手、ストーム久保選手、マゴ選手、ときど選手、ボンちゃん選手、ふ~ど選手、ハイタニ選手、かずのこ選手、ももち選手、MOV選手、えいた選手、ネモ選手、板橋ザンギエフ選手、GO1選手、sako選手、ガチくん選手、YHC-餅選手、galtu選手、オオヌキ選手、ウメハラ選手

 リーグ戦の流れは、まず21名の選手が7人づつA~Cブロックに振り分けられ、それぞれオンライン対戦で総当たり戦を実施。2月10日~19日にかけて試合を行い、各ブロックで1位になった3名が決勝リーグへ進出する。
 つぎに、各ブロックで2位~5位になった12名が4名づつX~Zブロックに振り分けられ、今度はオフライン対戦で総当たり戦を実施。2月24日~26日にかけて試合を行い、各ブロックで1位になった3名が決勝リーグへ進出する。
 そうして決定した6名が3月3日~3月5日の3日間をかけて決勝リーグを争い、最終的な勝者が決まるという、約1ヶ月をかけた長期戦となっている。

 オンライン予選、オフライン予選を勝ち抜き、決勝リーグに勝ち上がったのは以下の6名。

マゴ選手(かりん/バイソン)
ハイタニ選手(ネカリ)
ふ~ど選手(ミカ)
ももち選手(ケン/ベガ)
ネモ選手(ユリアン/バルログ)
板橋ザンギエフ選手(ザンギエフ)

 決勝リーグは東京都渋谷のRED BULL STUDIOS TOKYOが舞台となり、6名の選手によるオフライン対戦の真剣勝負で争われた。決勝リーグ1日目と2日目を終えた戦績は以下の通り。2日目を終えた段階では、最終日の戦績次第で5人に優勝の可能性があるという、接戦の戦況となった。


三日目最初

●決勝リーグ最終日、開幕!

 TOPANGAリーグの対戦模様はストリーミングサイト“OPENREC.tv”で生中継されており、最終日ももちろん配信を実施。番組冒頭では試合実況を担当するハメコ。さんと解説のボンちゃんさんがマイクを持ち、前日までの戦いを振り返りつつ、ルール説明や戦況分析をトーク。決勝リーグでは各対戦組み合わせは7試合先取で勝敗を決定、1回のみ1分間のタイムアウトを利用する事が可能、直近の3試合で負け越した側のみ使用キャラクター変更が可能、といったレギュレーションが採用されていることなどを紹介した。そしてももち選手vs.マゴ選手の組み合わせを皮切りに、いよいよ長きにわたる長期戦リーグの最終日の戦いが始められた。


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実況解説を担当したふたり。ハメコ。さん(写真左)とボンちゃん選手(写真右)。

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・ももち選手vs.マゴ選手
 序盤はももち選手が優勢に勝ち星を稼ぐが、中盤からマゴ選手が逆転。ジリジリとした地上戦をかりん側が制圧する展開が目立ち、ダメージレースで差をつけたマゴ選手が7勝4敗で勝利。

・ふ~ど選手vs.ネモ選手
 ネモ選手はミカの攻めに的確に対処して殴り合いを制し、ユリアンの起き攻めチャンス時にはまとまったダメージを奪う、理想的な試合を展開。7勝2敗のスコア差をつけてネモ選手が快勝する。

・ハイタニ選手vs.板橋ザンギエフ選手
 お互いに一進一退の勝ち星となるが、中盤戦から次第にネカリが優勢に。ハイタニ選手は置き技と飛び道具攻撃をバランス良く用いて立ち回りの主導権を握り、要所ではザンギエフのコマンド投げやバックステップを誘って潰す鋭さを見せ、7勝4敗で勝利。

・ももち選手vs.ふ~ど選手
 ミカが順調に勝ちを重ね、ふ~ど選手が4勝2敗のスコアに。しかし7試合目からももち選手が復調。ミカの飛び込みやコマンド投げに対する反撃精度が格段に上がり、ケン側が攻める展開が増加すると、そのまま5連勝を遂げて決着。ももち選手が7勝4敗で勝利。

・ネモ選手vs.マゴ選手
 長かったTOPANGAリーグ、最後の組み合わせはこのふたり。勝てば優勝となる決定戦だ。試合は圧倒的にネモ選手のペース。ユリアンがかりんの前に出る行動を潰す牽制で主導権を握り、当たれば勝ちという大技を振り回すネモ選手らしい強気な攻めが機能して6勝1敗の状況に。後のないマゴ選手だが、ここから次第に攻撃が当たるようになり、画面端の苛烈な攻めを武器に2試合を奪取。そして迎えた10試合目、お互いに体力を奪い合う接戦となるが、最後はユリアンの下段攻撃からエイジスリフレクターを用いたコンボが決まりフィニッシュ。

第6期TOPANGAリーグはALIENWARE所属プロゲーマー・ネモ選手の優勝となった。


決勝リーグ1 決勝リーグ2
決勝リーグ3 決勝リーグ4
決勝リーグ5 決勝リーグ6
決勝リーグ7 決勝リーグ8

・決勝リーグ結果

優勝 ネモ
準優勝 マゴ
3位 ふ~ど
4位 ハイタニ
5位 ももち
6位 板橋ザンギエフ


最終結果

●表彰式

 試合後は表彰式。各選手がマイクを持ち、それぞれが長期戦を戦った感想をコメント。優勝のネモ選手にはTOPANGA代表の豊田氏からトロフィーが贈呈され、エンドムービーが上映されてお開きとなった。なお、TOPANGAはこういったリーグ戦に限らず、これからも継続してイベントを開催していくとのこと。今後の動向にも注目していきたい。


表彰式1 表彰式2
表彰式3

ネモ選手優勝コメント「社会人になったら勝てなくなってしまう人も多いと思いますが、自分は練習してきた事を出して、この出場メンバーたちに勝てたことを誇りに思います」