待望の新作、プレイ動画も公開
音楽には久石譲氏、キャラクターデザインと演出はスタジオジブリ(当時)の百瀬義行監督という、豪華スタッフが集結して制作される、レベルファイブのファンタジーRPG『ニノ国』シリーズ。その最新作となる『ニノ国II レヴァナントキングダム』の情報を、最新プレイ映像とともに、いち早くお伝えする。
人と人とのつながり。
人は誰かによって、
変化し、成長する。
『ニノ国II レヴァナントキングダム』 作品テーマ
レベルファイブ10周年記念作品として誕生したファンタジーRPG、『ニノ国』シリーズ。2010年にニンテンドーDSで『ニノ国 漆黒の魔導士』が発売。スタジオジブリとのコラボレーション、そして350ページを超える“本物の魔法の本”を同梱して、読み解きながら物語を進めることでも話題を呼んだ。翌年にはプレイステーション3用ソフト『ニノ国 白き聖灰の女王』が発売され、北米と欧州で150以上のノミネート、69の賞を受賞し、高い評価を記録することとなった。
そんな、新しい形のファンタジーとしてゲームファンの記憶に残る『二ノ国』シリーズ。その待望の続編となる『ニノ国II レヴァナントキングダム』は、先行して海外で情報が解禁されていたが、この度2017年の発売に向けて、本格始動する。
最新作でも、イベントシーンは元スタジオジブリの百瀬義行監督が徹底した演出を施して表現されている。また、BGMはスタジオジブリ作品などの音楽を手掛けてきた作曲家、久石譲氏が担当。プレイヤーの感情を揺さぶる、壮大なファンタジー・ワールドを描き出す。
“二ノ国を統一する”物語
『ニノ国II レヴァナントキングダム』では、プレイヤーは国を追われた少年王“エバン”となって、新たな国を作り、やがては誰も成し得なかった異世界“二ノ国”の統一を目指すという、見たこともない冒険を体験することに。
また本作には、もうひとりの主人公“ロウラン”が登場する。彼はシリーズの独特な世界観を体現するキャラクターだ。正義感が強く、極めて常識人で固すぎるところがある、20歳の青年。だが、じつは別世界“一ノ国”(われわれの見慣れた世界によく似た場所)で、48歳の大国の大統領として生きている人物なのだった。現実に似た“一ノ国”と異世界“二ノ国”という、ふたつの世界が互いにリンクして影響を与え合っている。このふたつの世界では、魂が共有されており、そこに暮らす生物は、姿も立場もまったく異なる存在として、それぞれの世界に存在するのだ。
ロウランは、一ノ国では若きリーダーとして、国民の支持率も極めて高い大統領だ。だが、自分の政治的采配に常に悩む日々を過ごし、自問自答を続ける中でコンプレックスも感じているという。彼は二ノ国でエバンと出会ったことで、共にもうひとつの国作りの夢を見ることとなるのだろうか。
そのほかにも、空賊の親分ガットーの娘“シャーティー”や、“フニャ”と呼ばれる精霊のような存在も、仲間として共に旅をすることになるという。
ジオラマのように表現された美しい“二ノ国”を往く
本作のフィールド画面は、精巧に作り込まれた広大なジオラマの上を冒険するものへと進化を遂げた。このフィールド上には、モンスター(?)の姿も確認できるほか、数多のダンジョンが存在しているという。“二ノ国”を統一するためには、踏破せねばならないのだろう。
バトルは“精霊”がカギとなる?
バトルでは、あらゆる武器を駆使した、近接・遠隔攻撃のほか、魔法や必殺技などによるバリエーション豊かに展開。また、心の純粋な人にしか見えない、“フニャ”の力を借りた独自のシステムが採用されるという。
前作とのつながりは?
海外で先行して行われたレベルファイブ日野晃博社長のインタビューでは、最新作ではあまりふたつの世界の行き来はなく、“二ノ国”での冒険が中心になるとのこと。また、今回の主人公は“ゴロネール王国”という、前作に登場したネコ族が暮らす王国と同名の国の王。本作が、これまでの世界と同じ場所を舞台としているのか、という点も気になるところだ。
気になる内容は、2017年2月9日に発売される週刊ファミ通2017年2月23日号では、日野社長の独占コメントを掲載しているので、そちらもチェックしてみてほしい。
最後に、2017年2月1日に公開となった、最新プレイ映像を紹介。フィールドからダンジョン、そしてバトルへと続く、プレイの流れが収録されているので要チェックだ。
二ノ国II レヴァナントキングダム ファミ通.com公開 プレイ映像
二ノ国II レヴァナントキングダム
メーカー | レベルファイブ |
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対応機種 | PS4プレイステーション4 / PCWindows |
発売日 | 2017年予定 |
価格 | 価格未定 |
ジャンル | RPG |