シーズンを締めくくるお祭り!

 2016年の3月より日本サーバーの稼働も開始された『League of Legends』(以下、『LoL』)。昨年、一昨年に続いて、今年も世界大会を自腹で観戦に行った私、堤教授がリポート……、と言いたいところなのですが、年末のゲーム大作ラッシュで仕事が詰まってしまい、行けませんでした……。しかし、いつものメンバーが写真と土産話をたっぷり持って帰ってくれたので、例年通りリポートさせていただきます(遅くなってすみません)。なお、『LoL』のゲームの特徴やシーズンの流れについては、一昨年までのリポートを参照してください。

<2014年決勝>観客動員40000人以上! 優勝賞金約1億円!! 超スケールの“League of Legends 2014 World Championship”決勝戦観戦リポート

<2015年決勝>『LoL』ドイツでe-sportsの最先端に触れた! “League of Legends 2015 World Championship”決勝戦観戦リポート

決勝の舞台はロサンゼルス

 WCSは、一昨年は韓国、昨年はドイツ、といった具合に毎年決勝の舞台が変わるのですが、今年決勝が行われたのはアメリカのロサンゼルス。準々決勝や準決勝は、シカゴやニューヨークで行われ、10月はアメリカ全土が『LoL』熱に包まれました。では、まず今回の旅の一行をご紹介。タケヤマ氏以外の3名は、昨年、一昨年私といっしょに観戦にいったメンバー。写真に登場するハリウッドスターたちは、マダム・タッソーという蝋人形館のものです。

トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_01
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_02
▲きっさ氏。圧倒的企画力、計画力で頼りない面々を引っ張るリーダー的存在。今年も旅のしおりを作ってくれたようです。甘いものとジャンクフードが大好き。
▲かまあげ氏。以前からスタローン似とさんざん言われ続けてきた中、ついに本人(蝋人形)と対面。シーズン7では早くもダイヤに昇格し、チャレンジャーを目指している。
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_03
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_04
▲しろぬこ氏。立派なカメラ小僧……、もといカメラマンとしてたくさん写真を撮ってきてくれました。この写真を撮っている最中、国際的な笑いをとることに成功。
▲タケヤマ氏。WSC観戦ツアーには初参加。我ら格ゲーLoL部の中でも腕前はトップクラスで、知識も豊富。ダイヤランクの覇気にジャッキー・チェン(蝋人形)もニッコリ。
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_05
▲観戦の第一関門のチケット購入合戦ですが、今年も公式サイトからの購入はできず……。チケットの争奪戦は年々激しさを増しており、今回も泣く泣くマーケットプレイスから購入することに。4人で約1200ドルかかったそうです。まさしくプラチナチケット。席はもちろん選手たちからいちばん近いエリアを選択。
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_06
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_07
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_08
▲きっささんが毎年作ってくれているしおりの一部を初公開。日程や大会の情報だけでなく、観光スポットの場所や緊急時の連絡先まで網羅。せっかく海外まで観戦に行くなら、ほかの場所もたくさん見て回りたいですね。

 決勝の会場、ステイプルズ・センターは、NBAのロサンゼルス・レイカーズやロサンゼルス・クリッパーズ、NHLのロサンゼルス・キングスのホームにもなっている、大きな屋内競技場。バスケットボール、アイスホッケー、ボクシングなどのスポーツが盛んなこの会場は、世界のeスポーツシーンの先頭を走る『LoL』の決勝にふさわしい場所と言えるでしょう。客層は、現地のアメリカ人が大半で、日本人の姿は確認できなかったとのこと。ただ、今年から公式の日本語配信が用意されたほか、各所でパブリックビューイングなどの企画も立てられていたので、日本でもWCSの注目度が上がっていることを感じます。

トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_09
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_10
▲WCS仕様のステイプルズ・センター。約2万人を収容するこの会場が、『LoL』ファンで埋め尽くされました。

 会場の外は、恒例となっているイベントスペースやコスプレイヤーたちで賑わいを見せるなか、Team SoloMid(以下、TSM)というアメリカでは一番人気(世界的に見ても人気)のプロチームのメンバーが広報活動を行っており、写真を撮ったりサインをもらえたりできたそう。私は、『LoL』でいちばん好きなプレイヤーはTSMのBjergsen選手なので、彼とのツーショット写真が送られてきたときには、うらやましすぎて「なぜ俺はいまアメリカにいないのか……」と落ち込んでしまいました。

トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_11
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_12
▲TSMのBjergsen選手(右)は、世界的に見てもトップクラスのMIDレーナー(戦場の中央を担当するプレイヤーのこと)。数年前、彼の扱うシンドラの活躍に衝撃を受け、ひたすら練習したこともあります。会いたかった……。
▲TSMのTheOddone選手(右)。一線を退いていますが、ストリーマー(配信者)としていまも高い人気を誇っています。
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_13
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_14
▲TSMの選手たちは、チームの名前が入ったシリコンバンドを配っていました。ファンサービスを欠かさないところも、TSMが人気チームたる所以なのかもしれませんね。

アメリカはコスプレイヤーもスゴイ!

 コスプレイヤーの数は年を追うごとに増えており、完成度の高さには驚かされます。ということで、会場で出会えたコスプレイヤーたちをご紹介!

トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_36
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_37
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_38
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_39
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_40
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_41
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_43
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_45
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_47
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_42
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_49
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_44
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_46
トッププロ選手とも触れ合える“League of Legends 2016 World Championship”決勝戦観戦リポート_48