明日発売!
コーエーテクモゲームスは、2016年12月22日発売予定のプレイステーション Vita用ソフト『遙かなる時空の中で6 幻燈ロンド』について、新規イベントスチルを公開した。
今回は、“鬼の一族”の首領“ダリウス”が主人公とダンスを踊るシーン、“自動人形(オートマタ)”の“萬”が主人公と川辺を散歩しながら語らうシーン、そして帝都有数の財閥家“藤堂尚哉”と主人公は初めて出会うシーンを描いたものが公開されている。
梓はダリウスにダンスに誘われる。
梓「わっ…! ダ、ダリウス、ちょっと待って――」
梓(だから、まだ心の準備が……!)
ダリウス「しっ……大丈夫だよ。落ち着いて、俺の動きに
ついてきてくれればいい」
梓「そんなこと言ったって……」(息がかかりそうな位置に顔が…!)
ダリウス「そんな、逃げ出したそうな顔しないで。俺は君と踊れて、嬉しいよ。君は違う?
帝国軍の夜会……あの時はドレス姿の君を見ながらステップすら踏めなかったんだ。
でも、今日は君がこんなにすぐ近くにいる。
……互いの吐息が感じられるくらいそばに」
梓「ダリウス……」
ダリウス「だから、ねえ、梓。今日は俺だけのために笑ってくれないかな?」
ダリウスの甘い囁きに梓は動揺して――
ふとしたことから手が触れ合って……。
萬「このまま……手をとっていてもよろしいですか?」
梓「え…」
萬「温かい……ですね。子猫も温かったですが。
細くて、小さくて……とても愛らしい手をなさっておられます」
梓「ま、萬……。そんな子猫と同じみたいに誉めないで」
萬「なぜですか?
美しいものを美しいと可愛いものを可愛いと言う。いけないことでしょうか?」
梓「そんな、だって……恥ずかしいよ。私は子猫じゃなくて女の子だもの。
面と向かって愛らしいなんて言われたらくすぐったいよ……」
萬「『女の子』……。御主人(マスター)が『女の子』ならば、私は……」
梓(!? 誰…?)
藤堂「――おふたりは龍神の神子様でしょう?」
梓「え?」
藤堂「…間違いないよ。セーラーの襟に蝶々の髪飾りは、記事で見たとおりだ。
ご機嫌麗しゅう、黒龍の神子様。
ずっとずっと――お会いしたかったんだ」