2016年12月8日、東京ジョイポリスにて開催されたニンテンドー3DS用ソフト『ぷよぷよクロニクル』の発売記念イベントの模様をお届けする。

●『ぷよぷよクロニクル』はシリーズ初心者にもオススメの作品

 セガゲームスは、ニンテンドー3DS用ソフト『ぷよぷよクロニクル』の発売を記念したイベントを、ソフトの発売日である2016年12月8日に東京ジョイポリスにて開催した。同イベントには、『ぷよぷよ』シリーズ総合プロデューサーの細山田水紀氏、『ぷよぷよクロニクル』プロデューサーの片野徹氏、そして本作のプロモーションキャラクターであるダンス&ボーカルグループ“AAA(トリプル・エー)”のメンバーで“MisaChia”としても活動している宇野実彩子さんと伊藤千晃さんが登壇した。

 イベントでは、まず細山田氏と片野氏が実機プレイを交えつつ、ゲームの魅力を紹介した。『ぷよぷよクロニクル』は、“RPGモード”をメインモードとしたアクションパズルRPG。3D化されたキャラクターがフィールドを駆け巡り、出会う人々と会話をしたり、敵と対戦したり、クエストをクリアーすることでストーリーが進行していく。また、新ルール“スキルバトル”に加え、“ぷよぷよ通”、“ぷよぷよフィーバー”などの人気ルール17種が収録されており、ひとりでも、みんなでもおなじみのアクションパズル対戦も楽しむことをできる。細山田氏は、「RPGモードでは、敵とのバトル開始時に連鎖のタネが降ってくるようになっているので、シリーズ初心者の方にも楽しんでいただけると思います」と誰にでも楽しめることをアピールしていた。ちなみにこの機能は、オプションでオンオフを切り換えられるとのこと。

▲細山田水紀氏(写真左)、片野徹氏(写真右)

 ゲームの紹介が終了すると、ステージに宇野さんと伊藤さんが登場し、PVやCM撮影時の思い出トークが展開された。ゲーム内でアルルのボイスを宇野さん、アリィのボイスを伊藤さんに変更できる“みさちあボイス”が無料で配信されていることについて宇野さんは「すごくたくさんのパターンのセリフがあって、声色を変えることが難しかったです。でも、実際に音声を聞かせていただいたのですが、意外にフィットしているなと思いました」と自信を見せていた。また、『ぷよぷよ』シリーズの大ファンだという伊藤さんは「小さいころから大好きだった『ぷよぷよ』に出演させていただけて感激でした!」と興奮気味に感想を語った。

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▲宇野実彩子さん(写真左)、伊藤千晃さん(写真右)

 続いて、最大4人で協力してボスを倒す“みんなでボス戦”に宇野さんと伊藤さんがチャレンジしようとしたところ、機材トラブルが発生。そこで急遽、イベントの後半に予定されていたプレゼント抽選会を先に実施することに。抽選で選ばれた幸運な来場者には、『ぷよぷよ』25周年記念パネルや宇野さんと伊藤さんのふたりのサインが入ったポスターなど豪華賞品がプレゼントされた。

 そして、抽選会のあいだに準備が完了し“みんなでボス戦”に挑戦。『ぷよぷよ』シリーズ経験者の伊藤さんが見事な連鎖を決める中、初心者の宇野さんも負けじとスキルを駆使して、ボスにダメージを与える。最後は、プレイ開始時に表示される条件を達成することで発動するチャンスタイム(※『ぷよぷよフィーバー』のフィーバーモード)で一気に畳みかけ、ボスを倒すことに成功した。

 その後には、宇野さんと伊藤さんが抽選で選ばれた来場者と対戦するコーナーに突入。伊藤さんは、『ぷよぷよフィーバー』のフィーバーモードが続いた状態で戦う“ずっとフィーバーモード”で対戦。対戦相手に選ばれた男性は今回が『ぷよぷよ』初プレイとのことだったが、簡単に大連鎖が行えるモードということで華麗に連鎖を決めていく。しかし、僅かに及ばず、伊藤さんが勝利した。

 続いて、宇野さんも初めて『ぷよぷよ』を遊ぶという女性と“はっくつ”のルールで対決。“はっくつ”は、ある程度ぷよが積み上げられた状態からスタートし、最下段にある星の上か横でぷよを消すことで、相手に大量のおじゃまぷよを送ることができるというもの。こちらは1戦あたりの時間が短いということもあり、2本先取で実施された。1戦目こそ初めてのプレイに戸惑って、すぐに負けてしまった来場者だったが、2戦目には3連鎖を決めるなど、好プレーを見せ勝利を掴んだ。そして、勝負の決まる3戦目は両者一歩も譲らぬ戦いに。最終的には見事に星を消した宇野さんが一気におじゃまぷよを送り込み勝負を制した。

 最後に宇野さんと伊藤さんからイベントの感想とファンへメッセージが送られ、『ぷよぷよクロニクル』の発売記念イベントは終了となった。

宇野さん
 やっぱりみんなで対戦するのは楽しいですね。“はっくつ”というルールをプレイするのは初めてで苦戦しましたが、やればやるほど上達してくことが証明できたと思います。皆さん、いっしょに楽しみましょう!

伊藤さん
 すごく楽しかったです。私も“ずっとフィーバーモード”は初プレイだったのですが、ふだんは6連鎖なんて出せないので、すごく気持ちよかったです。ぜひ皆さんにもその気持ちよさを体験してほしいです。そのほかにもたくさんのモードがありますので、いろいろ楽しんでいただければと思います。

●イベント終了後の細山田氏と片野氏のインタビューをお届け

――発売を迎えた率直な感想を聞かせてください。

細山田 『ぷよぷよクロニクル』は難産だったので無事発売できてよかったです。いまのところトラブルも発生していないようなので、安心しました。

片野 私は『ぷよぷよ』のプロデューサーとして参加するのは初めてでした。ただ、ユーザーとしては、かなり遊んでいたのでうれしい気持ちがあり、だからこそ、力も入っていましが、皆さんに満足していただける作品になったと思います。

――本作の魅力を教えてください。

細山田 新しくスキルバトルが加わって、通信対戦もできますので、ぜひ遊んでもらいたです。あと、ルールの“ぷよぷよ通”も調整をしているので、プレイしていただけると。プレイ動画規約も発表しましたが、“RPGモード”のネタバレ以外は配信していただいて問題ないので、直接画面を撮影してもらうことにはなってしまいますが、いろいろと楽しんでもらえればいいかなと思います。

片野 『ぷよぷよ』にはキャラクターがたくさんいるんですけれども、対戦するときに好みで選ぶ以外の理由があまりないのかなと感じていました。でも、RPGになることで、スキルや性能から“このキャラクターを使いたい!”という風に思わせられるのがよかったなと思っています。ですので、RPGモードで“このキャラクターを育てたい!”というのを実現していただければと。

――イベントでは、宇野さんと伊藤さんが『ぷよぷよクロニクル』をプレイされていましたが、腕前はいかがでしたか?

細山田 伊藤さんは『ぷよぷよ』を昔からプレイしてくださっていて、宇野さんはゲームをたくさんプレイしないということなんですが、先ほどの“はっくつ”ではどんどんうまくなってましたね。おふたりとも本当に『ぷよぷよ』が大好きみたいで、イベントの前にもカーバンクルのぬいぐるみで遊んでいました。「本当に好きなんだな」ということが伝わってきたので、おふたりに担当していただいてよかったと思います。今後もぜひPRにご協力いただけるとうれしいです。

片野 僕はあまり芸能人の方とお会いすることはないんですけれども、実際にお会いしてみると「すごくいい人だな」と感じて、今回お願いしてよかったなと思っております。

―今回はおふたりのキャラクターを作ったり、ボイスを配信したりしていますよね。

細山田 そうなんです。『ぷよぷよ!!クエスト』のCMを収録したときにお話しを聞いているとAAAの皆さんは『ぷよぷよ』シリーズが本当に好きなだということがわかりました。そこで「好きだったら、声をやっていただいてもいいですか?」とお願いしてみたら、快くご了承いただきました。そこまでやるんだったら、キャラクターを作ったり、テーマを作ったりしようという話を片野しました。『ぷよぷよ』を「好き!」と思ってくれている人にPRしてもらうのがいちばんうれしいことなので。

片野 テーマはすごくできがよくて、実際は初回特典なんですけど、販売されていたとしても、私自身も購入すると思います。

細山田 おふたりのボイスは2017年3月14日までの期間限定ですので、早めにダウンロードしていただけると。また、初回特典は12月31日までダウンロード版にも付いてきますので、こちらもよろしくお願いします。

片野 ダウンロード版は今年中に購入しないと特典が付かなくなってしまいますので。

――今回のイベントのお客さんは若い方が多かったですね。

片野 『ぷよぷよ!!クエスト』をプレイしているけれども、コンシューマの『ぷよぷよ』はプレイしたことがないという若い方がけっこういらっしゃるんですよね。ですので、『ぷよぷよクロニクル』では、初心者の方でも遊びやすいようにということを意識して制作しました。イベント中にも宇野さんが初心者とおっしゃっていましたけど、上手にプレイされていましたよね。

細山田 “はっくつ”の最後の2戦はめちゃくちゃうまかったですね(笑)。

――徐々にうまくなっていく様子が見られてよかったと思います。

細山田 『ぷよぷよ!!クエスト』のときもAAAさんをキッカケにプレイされた方もいらっしゃったので、今回も“MisaChia”をキカッケに遊んでいだければいいかなと思っています。

――『ぷよぷよ!!クエスト』に『ぷよぷよクロニクル』のキャラクターが登場することが発表されましたが、逆に『ぷよぷよクロニクル』に『ぷよぷよ!!クエスト』のキャラクターが登場する可能性はありますか?

細山田 『ぷよぷよクロニクル』は、当初の予定のキャラクターよりも増やしていって、デザイナーがたいへんでした(苦笑)。『ぷよぷよ!!クエスト』のキャラクターは立ち絵なので、『ぷよぷよクロニクル』のキャラクターをポージングして、2Dの絵に落とし込めばいいんですけど、逆になると『ぷよぷよ!!クエスト』のキャラクターを3D化しなくてはいけないので作業量が多いという問題があります。ただ、「出してほしい」という声を多くいただいていますし、『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』にアリィを出したら、初めて遊ぶ人が一気に増えたというデータが数字で出ているので、『ぷよぷよ』内でコラボレーションを進めていければと思います。来週から始まるコラボはけっこう力を入れているのでご期待ください。あと『ぷよぷよクロニクル』の限定版に同梱されているドラマCDが好評であれば、『ぷよぷよ!!クエスト』のキャラクターたちでドラマCDを作ることもできるかもしれないので、どんどん意見をいただければと思います。

――『ぷよぷよクロニクル』で大会を開催する予定はありますか?

細山田 ぜひ、ご要望があれば開催したいです。いまのところ開催の予定は……。

片野 あるような、ないような。

細山田 じつは“ぷよぷよカフェ”を交えて開催しようかという企画もあるので、どんどん意見をください! “Red Bull 5G”というゲーム大会でも『ぷよぷよテトリス』が採用されていて盛り上がっていますし、僕個人としてはやりたいです!!

――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

細山田 『ぷよぷよクロニクル』を発売しましたが、『ぷよぷよテトリス』、『ぷよぷよ!!クエスト』、『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』も同時に展開しています。『ぷよぷよ』は、いろいろとほかにも……。

片野 いろいろありますね。

細山田 僕が『ぷよぷよ』作品を担当し過ぎて、「助けて」と言ったら、片野さんが現れたので(笑)。助けてもらって、また新しいこともやろうとしていたりするので、ご期待いただければと思います。

片野 いま、細山田が少し言いましたけれども、細山田はかなりいろいろなプロジェクトに関わっていまして、手が回らないという状態だったので、私がある程度のところは見ますよという感じでした。ユーザーの皆さんに『ぷよぷよ』を遊んでいただける機会をどんどん増やしていければいいなと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。