ソニー・インタラクティブエンタテインメントアメリカが2016年12月3日、4日(現地時間)の2日間、アメリカ・アナハイムにて開催するコミュニティ・イベント“PlayStation Experience 2016”。開催初日に行われた、『UNCHARTED THE LOST LEGACY』のパネルディスカッションをリポート。

●クロエとナディーンの関係性を深掘りしていく

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントアメリカが2016年12月3日、4日(現地時間)の2日間、アメリカ・アナハイムにて開催するコミュニティ・イベント“PlayStation Experience 2016”。開催初日に行われた、『UNCHARTED THE LOST LEGACY』のパネルディスカッションをリポート。

 ディスカッションに参加したのは、ノーティードッグのクリエティブディレクターであるShaun Escayg氏(以下、Shaun)、ゲームディレクターのKurt Margeneau氏(以下、Kurt)、ライターのJosh Scherr氏(以下、Josh)、クロエを演じたClaudia Blackさん(以下、Claudia)、ナディーンを演じたLaura Baileyさん(以下、Laura)。

▲右からナディーン役のLaura、クロエ役のClaudia、ライターのJosh、ゲームディレクターのKurt、クリエティブディレクターのShaun。

 Opening Showcaseのトップをサプライズ的に飾った『UNCHARTED THE LOST LEGACY』だが、トレーラーやゲームの中身に関する内容を中心にリポートをお届けする。

 今回のトレーラーにはクロエとナディーンが登場するが、このふたりの組み合わせはおもしろいとJoshは思ったそうだ。『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』を作り終えた後、サイドストーリーなどを見つつさまざまなキャラクターの可能性を探り、誰を掘り下げるか検討してきたという。その結果が、今回のふたりということになる。

 Shaun曰く、今回の『UNCHARTED THE LOST LEGACY』について、当初はDLCストーリーとして考えていたが、DLCには収まらなくなり、独立のストーリーとしたとのこと。トレーラーの映像では従来の『アンチャーテッド』とだいぶ印象が変わっているが、ファンが期待する『アンチャーテッド』らしい部分はすべて入れたうえで、ふたりの関係を掘り下げていると語った。

 またKurtは、クロエが主人公としてうまく立ち回れるように、カバーもメレーの動きも以前とは違うと解説。バトルでは体重をうまく使うなど彼女のパーソナリティが出ている。

 クロエはファンからの人気が高いが、それについてClaudiaに尋ねると「この役を演じることができて光栄に思う。クロエの置かれる環境が変わり、これまでひとりで動くのが好きだった彼女が、他人との協力を学ぶことになる」とコメント。ナディーン役のLauraは、「彼女はいったいどこから来たのかなど、キャラクターに深みがあってとてもワクワクした。ナディーンはクロエと違ってビジネスライクなところがある」と語った。

 トレーラーについてもう少しヒントを求めると、ゲームの舞台はインドであることをJoshが言及。「クロエは半分インド人なのでパーフェクトな設定だ」とShaunが続けた。Kurtによれば、寺院など『アンチャーテッド』らしいクラシックな場面もあるそうだ。

 トレーラーの後半では圧巻のバトルシーンを見ることができるが、パフォーマンスキャプチャーを使用しているとのこと。しかし、超人的な立ち回りはあえてさせていないという。その理由は、キャラクターをあまりにスーパーヒーローにしてしまうと、リアリティが損なわれるため。Claudiaは、殴られて痛いという感覚がキャラクターにリアリティを与え、そうしたことが“人間らしさ”を保つために必要ということに驚いたそうだ。

 ネイサンのストーリーとは異なる『アンチャーテッド』。しかし、『アンチャーテッド』の物語であることに変わりはないようだ。クロエとナディーンによる新しい『アンチャーテッド』に期待しよう。