プレα版のゲームプレイ映像も到着
Piranha Gamesが、ロボットアクション『メックウォリア』シリーズ最新作として、『MechWarrior 5: Mercenaries』をPC向けに2018年に発売することを発表した。
これは『メックウォリア』シリーズおよび、その土台となった『バトルテック』シリーズなどのファンイベント“Mech_Con 2016”の基調講演で発表されたもので、ハンガーからメック（ロボット兵器）に搭乗し、出撃して交戦する様子が7分近くにわたって収録されたプレα版のプレイの様子も公開されている。
『MechWarrior 5: Mercenaries』は、同シリーズの世界で第三次継承権戦争（Third Succession War）と呼ばれる戦いの最中にあたる3015年の未来が舞台。またシリーズ的には、待望のシングルプレイキャンペーンを搭載したPC向けのロボットFPSタイトルというのが特筆すべき点となる。
ここでフランチャイズの近作についておさらいしておくと、直近ではPiranha GamesによるPCオンラインゲーム『MechWarrior Online』があるものの、オンラインF2Pタイトルでシングルプレイキャンペーンがない。そしてボードゲーム版でフランチャイズの基礎を築いたゲームデザイナーJordan Weisman氏のHarebrained Schemesが2017年リリースを目指して新生『BattleTech』を開発しているが、こちらはあくまでバトルテックの延長のターンベースストラテジーゲームだ。というわけで、“PC用のシングルプレイキャンペーンがあるロボットFPSスタイルのメックウォリア”としては2002年の『MechWarrior 4: Mercenaries』以来およそ15年ぶりのことになるという。
なお、ゲームエンジンには『MechWarrior Online』のCryEngineから変わり、本作ではアンリアルエンジン4を採用。一方でPiranha Gamesは『MechWarrior Online』の開発・運営も続けていくとしている。
