“パート1”は1月中旬公開! “パート2”は3月リリース予定!
『FFXIV』の新情報が明かされるインターネット生放送、“プロデューサーレターLIVE”の第33回目が2016年11月25日にオンエア。次期大型アップデートのパッチ3.5で追加される新規コンテンツの概要が、世界中のプレイヤーに向けてお披露目された。
“プロデューサーレターLIVE”は、FINAL FANTASY XIV: Full Active Time Eventや東京ゲームショウなどのイベント会場で催されることが多いが、この日はスクウェア・エニックスの本社ビルからの放送。これは、サービス開始3周年記念行事の一環として同社のラウンジ(社員食堂)で2016年8月に行われた第31回プロデューサーレターLIVEから数えると、約3ヵ月ぶりのこと。通称“吉田部屋”と呼ばれる開発ルームからのオンエアとしては、2015年7月10に催された第23回プロデューサーレターLIVE以来、じつに約1年4ヵ月ぶりの開催となった。
周知の通り同作は、拡張パッケージの第2弾『紅蓮のリベレーター』の2017年初夏の発売を発表したばかり。その一方で、この日の“プロデューサーレターLIVE”で公開されたパッチ3.5は、『紅蓮のリベレーター』よりも前に公開されるアップデートという位置づけだ。双方のリリース時期を念頭に置いたうえで読み進めれば、『FFXIV』の今後の更新スケジュールが把握しやすくなるだろう。
※参考記事
※『FFXIV』拡張パッケージ第2弾『紅蓮のリベレーター』情報まとめ in Vegas
※『紅蓮のリベレーター』の展望、ジョブ調整の方針、ジャンピングポーション……いま話せることのすべて! 『FFXIV』吉田氏ロングインタビュー
バディ呼び出し中のCF申請がついに可能に!
この日の放送は、パッチ3.5で実装される新規コンテンツの説明からスタート。シャドウ・オブ・マハの最終章となるレイドダンジョンや新たなインスタンスダンジョンの名称を明かしたうえで、アップデートの公開スケジュールの発表が行われた。
それでは、この日の発表内容をダイジェストで振り返っていこう。とくに注釈のない限り、箇条書きで示したコメントの発言者はすべて吉田氏によるものだ。
◆パッチ2.5ではBEFORE THE FALLの“FALL”という言葉にこだわったが、今回は“EDGE”という単語がキーワードになる。
【インスタンスダンジョン】
◆巨大防壁 バエサルの長城は、黒衣森のシルフの仮宿へ向かう途中にある壁(長城)の呼び名。今回ついに、その場所へ突撃することになる。
◆バエサルの長城はガレマール帝国とエオルゼアを隔てる壁で、蛮族や蛮紙などの脅威から守るために帝国が建造した。
◆前回は山を登ったが、今度はとある出来事がきっかけで(頂上からふもとへ)下ることになる。
【アライアンスレイドダンジョン】
◆一連のシリーズの完結編ではあるが、まだ続きが……?
◆今回も、前回までと違う場所でバトルがくり広げられる。
◆第1ボスから凝ったことをしていて、飛空艇の上で戦うことになる。
【蛮神討滅戦】
◆三闘神シリーズのシナリオは、パッチ3.5で完結。いろいろな謎がきれいに片付くはず。
◆もちろん(報酬として)武器が用意されている。
【お得意様開拓コンテンツ】
◆クラフター/ギャザラー向けの新しい遊び。
◆シロ・アリアポー編は、パッチ3.5Xシリーズのどこかで入る。
◆パッチが進むと、シロ・アリアポー以外のお得意様が登場予定。
◆自身のおしゃれ度を測ってもらったりなど、最終的にはおしゃれをテーマにしたコンテンツにしていきたい。
【雲海探索 ディアデム諸島】
◆既存のディアデム諸島は大異変で消滅し、まったく別の探索が楽しめるようになる。
◆マップ自体はこれまでと大きく変わらないが、場所によって行ける/行けないなどの変化が見られる。
◆雲海探索 ディアデム諸島(狩猟)および雲海探索 ディアデム諸島(採集)みたいな形で、バトル系とギャザラー系で入り口を分ける。双方が混在したパーティが編成されることはない。
◆探索に関してはきっちりと任務が提示されるので、それを進めていけば確実にリワードがもらえる。
◆ハプニング要素が存在し、運がよければ、F.A.T.E.とはまた異なる全域を巻き込んだボスバトルに参加できたりする。
◆パッチ3.5Xシリーズのどこかで公開予定。それまでのあいだディアデム諸島に大異変が起きて、いわゆる工事中(入場不能)の扱いになる。
◆既存のディアデム諸島で取得できる9つのアチーブメントは、リニューアル後も手に入れられるようにする。
【パーティ募集機能アップデート】
◆この機能はパッチ3.5リリースと同時に実装される。
◆ウィンドーのいちばん上にある3つのタブで、画面に表示させる募集を切り替えられる。
◆いずれは、それ(データセンターの垣根)も超えられるようにしたい。
◆宝物庫アクアポリスは、(前段階として)ワールドごとのフィールド上でバトルが展開されるため、ほかのデータセンターの冒険者を交えて参加できない。その場合であっても、パーティ自体は組めてしまうので注意が必要。
◆パーティに加入した時点で、所属ワールドが異なるメンバー間でチャットができる。
◆ブラックリストは最優先で対応するので間に合うと思う。
◆フレンドリストも対応を進めているが、ブラックリストよりも後の公開になる。
◆チャット欄(の先頭)に所属するワールド名が表示されるため、同姓同名の冒険者と組んでも問題ない。
◆雲海探索 ディアデム諸島やディープダンジョン 死者の宮殿など、NPCを介して入場するコンテンツはまだ未対応。ゴールドソーサータブから選べるコンテンツについては、対応しているとのこと。
◆パスワード機能を活用すれば、所属ワールド以外のプレイヤーとも任意にパーティが組める。