ついに家康、三成が再び登場!

 2017年2月、東京・大阪で上演予定の舞台“斬劇『戦国BASARA』関ヶ原の戦い”は、舞台版『戦国BASARA』シリーズ最新作にして、激しいアクションを前面に押し出す“斬劇”としては、2016年7月に上演された“本能寺の変”に続く2作目。本作では、徳川家康、石田三成、伊達政宗、真田幸村がメイン武将として“関ヶ原の戦い”に挑む。
 そして今回ファミ通.comでは、上演に先駆けて物語の主軸となるメイン武将を演じるキャスト4名にインタビュー取材を敢行! 新キャストを迎えて生まれ変わった舞台版『戦国BASARA』への意気込みを直撃した。

▲左から、松村龍之介さん(真田幸村役)、眞嶋秀斗さん(伊達政宗役)、沖野晃司さん(石田三成役)、中尾拳也さん(徳川家康役)

――中尾さん、沖野さん、眞嶋さんは初参戦となりますが、まずは新キャストの皆さんに舞台版『戦国BASARA』に対するイメージをうかがいたいと思います。
中尾 つねに戦っているイメージがいちばん強いですね。技の迫力がスゴいじゃないですか! ザザザザザ! ダダダダダ! って。僕も舞台を観させていただいたのですが、演出もスゴいんですよ! 何度観ても楽しめるのが斬劇『戦国BASARA』のよさだと思います。

――そんな作品に出演が決まったときは、どんなお気持ちでしたか?
中尾 ……不安(苦笑)。うれしい気持ちもありますが、プレッシャーがハンパないです。『戦国BASARA』は人気作品だし、僕はアクション経験もなく、「大丈夫かな~」と……。いまもまだ不安はありますが、先輩方に教えていただきつつ、がんばります!

――沖野さんは舞台版『戦国BASARA』にどのようなイメージをお持ちでしたか。
沖野 ド派手だなと思いましたね。衣装もそうですし、細部にこだわりのある舞台だなというのを感じて、「ほえー」って観てました(笑)。観ていて熱が伝わってきますよね。武器や髪型、衣装もあいまって、皆様がブワーッと動かれているのを見て「これは……やるほうは大変だ……!」と思っていました(笑)。そう思っていたのですが、“やるほう”になると決まりまして……。僕はふだん、舞台ではコメディ作品もやるんですよ。“キングオブコント”とか出ちゃったりして。
中尾・眞嶋・松村 えー!!
沖野 完全に2回戦で敗退しましたけど(笑)。僕はツッコミです。
中尾 じゃあ、どんどんツッコんでいただいて……(笑)。
沖野 稽古場ではやりますよ! でも、三成公としては絶対にできない(笑)。熱を感じた舞台ですから、自分も出演者として熱をガンガンに出して、負けないように、そして皆さんについていく。これをモットーにがんばろうと思っています(笑)。

――楽しみにしています! では、眞嶋さんはいかがですか。
眞嶋 僕もイメージは“激しい!”ですね。ホントにオープニングから最後まで、止まることがなくて、観ている側も、休憩に入ったときに「ふー!」と息をついちゃいました(笑)。僕が観たときは後ろのほうの席に座ってたんですけど、そこまで汗や階段をのぼるひと踏みひと踏みに力が入っていることが伝わりましたし、いろんなドラマもあって……キャラクターはたくさんいますが、どのキャラも好きになりましたね。「このキャラいいな」とか、「このセリフよかったな」とか、目が足りないくらい見どころのある作品で、派手でエンターテインメントだなと思いました。

――そんな作品に伊達政宗役として出演されることになりました。
眞嶋 決まったときは「ああ~」って(苦笑)。
中尾 絶対政宗はヤバいよ!
松村 今日、ずっと(中尾さんの)プレッシャーのかけかたが尋常じゃないんですよ(笑)。
眞嶋 しかも殺陣も初なんです。
沖野 政宗の殺陣はすごいですよね。
眞嶋 「どうなってるんだ!?」と思って(苦笑)。刀が光で反射してキラキラ眩しくて……まさかあれを舞台上でやることになるとは。日々不安が募るばかりです。身体を鍛えます!

――さて、そんなお三方を舞台版常連として迎える立場の松村さんですが……本作の上演が決まったときの気持ちはいかがでしたか?
松村 サブタイトルが“関ヶ原の戦い”だと聞いて、正直なところ「やっとか」という感じでしたね。“舞台『戦国BASARA4』”で前任のおふたりが卒業してからかれこれ2年くらい経ちますが、そのあいだに何作か幸村として出演して思ったのは、やっぱり家康と三成の存在の大きさ。三成と家康は、作品にとっても幸村にとっても大きな存在だと思います。そのふたりがやっと帰ってくるのが本当にうれしくて……うれしさと楽しみな気持ちがありますね。このふたりを迎えて幸村も絶対変わってくると思うので、そして何といっても政宗が、ね。眞嶋くんになりますから。
眞嶋 はい!
松村 もうこれほどまでに好青年がいただろうかと(笑)。

――クールな政宗のビジュアルと、実際の眞嶋さんのギャップに驚かされました(笑)。さて、“斬劇”はとくに殺陣に比重を置いた作品ですが、殺陣への意気込みはいかがですか? 沖野さんは殺陣師としてもご活躍中だとうかがいましたが……。
沖野 立ち回りは17歳くらいからやっています。今回のこの作品に出演が決まったとき、まず「三成公の戦いかたを見なければ!」と思ってゲームプレイ画面を見たのですが、「わぁ……」と(笑)。居合術をずっとやり続けるタイプの人ですから、「これはマズいぞ」と思い、家にある日本刀で日夜抜刀術を練習しております。これだけは職業に助けられました……。

――沖野さんからご覧になった舞台版『戦国BASARA』の殺陣というのは、どのような殺陣なのでしょうか?
沖野 「とにかく激しいな」というのがいちばんですね。エンターテインメントとして成立している。時代劇などとは180度違う立ち回りなので、これは僕もやってみたいなと昔から思っていました。

――“殺陣師”としての沖野さんから、ほかのキャストの皆さんにアドバイスはありますか?
沖野 自分の気持ちと刀の動きがリンクしてくると、何も怖いものはないと思います。動きにとらわれて「こうしなきゃ、ああしなきゃ」と考えてしまうとどうしてもワケがわからなくなっちゃいますから。「こいつはムカつくから右で斬って、こいつも来たから左で斬って」と、心を動かすとやりやすくなると思いますよ。

――中尾さんと眞嶋さんは、殺陣の経験はいかがですか?
眞嶋 ないですね……。
中尾 マイナスに等しいです(苦笑)。
眞嶋 この前、初めて殺陣のワークショップに参加しました。まずは基本をやったのですが、そのあと3人組くらいで「いまからこの流れを覚えて」と応用が始まって、「え、え、ちょっと待ってください!」って(笑)。ほかの方も経験のある方で、「じゃあここをこうしましょう」と提案しているんですよ。それを見て、当たり前のことですが「自分でそうやって動くんだ」と思いました。危機感を感じましたね……(苦笑)。基礎をしっかりやらないと、自分で動くことも対応することでもきないんだなと知ることができただけでも、参加してよかったなと思います。
中尾 僕も本当に……ヤバいです。殺陣は初めてですし、稽古をしてみたら蹴りがメチャクチャ難しいんですよ! 膝裏が柔らかくないと、蹴ったときにふらついたり、キレイな蹴りにならなくて。自分で動画を撮って見てもダメダメなので……。しかも沖野さんが殺陣を始めたのが17歳のときと聞いて……僕、そのとき10歳なんですけど……。
沖野 ハハハ(笑)。
中尾 そんな方と戦いますからね。たくさん教えていただきます!

――では、松村さんから新キャストの皆さんに、“斬劇『戦国BASARA』”のアドバイスがあればお願いします!
松村 もちろんツラさはありますが、僕はそのツラさが楽しいんです。観ている人に与える印象や自分の芝居も、しんどいときのほうがよかったりしますし。自分をいじめていじめて、しんどいけどやっぱり素敵だな、この作品に携われて幸せだなと思える瞬間がある作品だと思います!

――では最後に、改めて“斬劇『戦国BASARA』関ヶ原の戦い”への意気込みをお願いします!
松村 待ちに待った“関ヶ原の戦い”が僕の目の前に現れてくれました。この4人が物語の軸となりますし、シリーズの歴史を尊重しつつ、そのうえでいままでの作品を昇華できるように、この4人やほかのキャストといっしょに新しい作品を作り上げていきたいなと思います。
眞嶋 歴史ある『戦国BASARA』という作品に初参加します。殺陣も初挑戦でまだまだですが、しっかり政宗としての魂を持って堂々と舞台に立って戦えるように、まずは稽古に本気で挑んで、全力投球できるようにがんばります!
沖野 僕も今回初めて出演させていただきますので、先輩たちの想いを大切にしていきたいです。石田三成という役は、事務所の先輩である関智一さんが原作のゲームで声を演じていらっしゃいますから。この前もお食事に行ったとき、関さんに「楽しみにしてる」と言われました……(笑)。以前舞台版で三成役を演じられていた中村誠治郎さんの背中をしっかり見据えて、アツい思いをもって取り組もうと思います。
中尾 初めてのことだらけなので、自分でもすごく成長できるだろうなと思っています。僕も自分をいじめていじめて、苦しくてもがんばっていきたいです。今日初めて4人で集まりましたが、ひとりひとりの想いがわかり、それが刺激になって気持ちがひとつ上に上がった気がします。本番までにたくさん教えていただいて、家康として太陽のような存在でいられるようにがんばっていきたいです。

公演概要

◆公演タイトル:斬劇『戦国BASARA』関ヶ原の戦い
◆公演日程
・東京(天王洲銀河劇場):2017年2月3日(金)~2月12日(日)
・大阪(梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ):2017年2月17日(金)~2月19日(日)
◆入場料金(全席指定、税込):前売 7900円
※開場時間:開演の30分前
※3歳以上有料(3歳未満のお子様は膝上鑑賞のみ無料/ただしお席が必要な場合有料)
※当日券販売:開演1時間前より販売
◆キャスト:中尾拳也(徳川家康役)、沖野晃司(石田三成役)、眞嶋秀斗(伊達政宗役)、松村龍之介(真田幸村役)/椎名鯛造(猿飛佐助役)、白又敦(長曾我部元親役)、末野卓磨(風魔小太郎役)、大山将司(大谷吉継役)/河村唯(井伊直虎役)、護あさな(雑賀孫市役)/汐崎アイル(後藤又兵衛役)、伊藤裕一(黒田官兵衛役)/松田賢二(松永久秀役)/井上正大(片倉小十郎役)※映像出演
◆スタッフ
・原作:カプコン(『戦国BASARA』シリーズ)
・構成・演出・映像:ヨリコジュン
・企画・原作監修:小林裕幸(カプコン)、山本真(カプコン)
・シナリオ協力:松野出
・プロデューサー:都田和志(エースクルー・エンタテインメント)、山浦哲也(エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ)
・制作:都丸聡子(エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ)
・東京主催:エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ、エイベックス・ヴァンガード、エースクルー・エンタテインメント、サンライズプロモーション東京
・大阪主催:斬劇『戦国BASARA』関ヶ原の戦い 大阪公演製作委員会