相手の場所を特定してウワッと驚かせろ!

 海外オンラインパブリッシャーのFuncomが、ハロウィン記念の新作PCゲームとして『Hide and Shriek』をSteamで配信中。定価は598円で、11月1日まで20%オフの478円となっている。

 本作は一人称視点の対戦型ホラーアクションゲーム。プレイヤーは魔法学校のいたずらっ子として、夜の校舎を舞台に1対1で脅かしあうという内容。なおプログラムは日本語にも対応している。

 プレイヤーの姿がお互い透明というのがポイントで、そのままでは脅かそうにも相手がどこにいるのかわからない。しかし校舎内を歩きながら周囲を観察したり、ルーン文字を拾い集めてゲットした魔法のトラップを仕掛けておくことで、ドアなどの物が動くのを見たとか、仕掛けたトラップが作動したといったことをヒントに相手の場所を推測することができる。

 勝利条件には大きく分けて2種類あって、まずは相手を規定回数驚かせるというもの。トラップとは異なり、相手の場所を特定してスペースキーを押すことで、怪奇マスクをドーンと相手の眼前に出現させて驚かせることができるのだ(若干グロいのもあるが、ホラーというよりビックリドッキリ的要素が強い)。
 もうひとつはポイント勝利。教室内の各所に落ちている自分のカラーのオーブを拾って祭壇に捧げるといった行動でポイントが入っていくので、相手の目をうまくかいくぐってポイントを稼ぎ続けていけば、そのまま押し切ることができる。ただし最大のポイント獲得手段であるオーブを運んでいる最中は、オーブが動いているのが見えるので、場所を特定される危険性も高いというのがミソ。

 トレイラーを見てもわかる通り、ビクッとさせられるリアクション重視のゲームなので、配信向きと言えるかも。10月31日のハロウィンにはカボチャ頭でも被ってプレイしてみてはいかがだろうか。

悪魔的トラップでビビるか、ビビらせるか? 1対1で脅かし合う対戦ホラーアクション『Hide and Shriek』は日本語も対応_02
▲プレイヤーはお互い透明。双方が仕掛けた罠に引っかかり合いながら、自分のカラーのオーブを見つけて祭壇に捧げてポイントを稼いでいけば、勝利条件のひとつをクリアーできる。
悪魔的トラップでビビるか、ビビらせるか? 1対1で脅かし合う対戦ホラーアクション『Hide and Shriek』は日本語も対応_01
▲運ばれているオーブが見えたり、ドアが勝手に開いたりしたら、相手の場所をつかむチャンス。位置を把握したら必殺のショッキングシーンを叩き込め! これで規定回数ビビらせても勝ち。
悪魔的トラップでビビるか、ビビらせるか? 1対1で脅かし合う対戦ホラーアクション『Hide and Shriek』は日本語も対応_03
▲ルーン文字を拾って組み合わせて魔法の罠をゲットし、相手が通りそうな所、調べそうなところに仕掛けよう。
悪魔的トラップでビビるか、ビビらせるか? 1対1で脅かし合う対戦ホラーアクション『Hide and Shriek』は日本語も対応_04
▲海外スタジオ特有の、容赦なく時事ネタをぶっ込んでいくスタイル。ちなみに公式サイトとかの解説だと「ドナルド・トランプやヒラリー・クリントンなど有名キャラクター」云々と書いてあって、扱いに苦笑。