新生『三国志大戦』の手触りとさまざまな新機能を紹介! 『三国志大戦』ロケテストプレイリポート

アーケードゲーム『三国志大戦』が、2016年冬の稼動に向けて10月25日よりセガ秋葉原1号館、クラブセガ新宿西口、セガ神楽坂にて最終ロケテストを実施。新しい『三国志大戦』のプレイ感覚のインプレッション、ターミナルを使った新機能、オンデマンド両面印刷という新しい技術で排出される武将カードなどの情報をお届け。

●ひと足先に新『三国志大戦』をプレイ

 筐体の盤面(フラットリーダー)に配したカードを動かし、リアルタイムでのネットワーク対戦を楽しむ、セガのアーケードカードゲーム『大戦』シリーズ。その最新作、『三国志大戦』が、2016年冬の稼動に向けて、現在(10月25日~。終了期間は未定)、セガ秋葉原1号館、クラブセガ新宿西口、セガ神楽坂にて最終ロケテストを実施している。
 本記事では、新しい『三国志大戦』のプレイ感覚のインプレッション、ターミナルを使った新機能、オンデマンド両面印刷という新しい技術で排出される武将カードなどの情報をお届けする。

●シリーズの原点に立ち返った操作性に新要素をプラスした対戦パート

 武将カードを操作して敵部隊と交戦し、画面奥にある相手の敵城を攻城、城ゲージに与えたダメージによって勝敗が決するという基本ルールは、新『三国志大戦』でもまったく同じ。現実のカードを動かすとゲーム画面の中の部隊も同じように動くという、これ以上ない直感的な操作方法となっている。

▲新『三国志大戦』の筐体。旧『三国志大戦』シリーズより盤面は広くなっている。

▲武将カードは『戦国大戦』(写真左。一般的なアーケードカードゲームのサイズ)などのカードと比べると、やや縦に長く、横幅はわずかだが狭まっている。このサイズは事実上、新『三国志大戦』独自の規格。プレイする際は店舗で販売されているカードスリーブを購入してから対戦に臨むことをオススメする。

▲筐体内でリアルタイムに印刷される“オンデマンド印刷”ながら、カード裏面のテキストや計略効果の説明なども、過去の『大戦』シリーズと同様、詳細に記載されている。写真は蜀の武将、馬超と張松のカード裏面。かつての『三国志大戦』のプレイヤーにとっては見覚えのある計略効果が……。

 今回のロケテストでは三国志の三大勢力、魏、呉、蜀の武将カードが排出され、各種カードに設定されている兵種は『三国志大戦』の戦闘の基本になる“3すくみ”に対応した騎兵、槍兵、弓兵で構成されていた。騎兵は弓兵に強いが槍兵には弱い(槍兵の穂先に突っ込むと“迎撃”されて大ダメージを受ける)、弓兵は騎兵に弱いかわりに槍兵に強い(相手の移動中に一方的にダメージを与えられる)、槍兵は動きが遅く弓兵と相性が悪い反面、騎兵には強い……といった『大戦』シリーズ経験者にはおなじみのルールもこれまでのシリーズと同様だ。

▲兵種の特性はほぼ初期『三国志大戦』と同じだが、弓兵にはシリーズ後半に追加された“走射”が追加されていたりもする。また、最近の『戦国大戦』から入ったプレイヤーは、槍兵の槍撃の出しやすさに驚くかもしれない。

 シリーズ初期のプレイ感覚を再現している新『三国志大戦』だが、対戦の勝敗に大きな影響を与えるであろう新要素も盛り込まれている。その中でも重要になりそうなのが、戦場の“征圧”。これは部隊を動かして征圧した陣地(赤色のエリア)を増やすことによって、相手の城ゲージにダメージを与える“内乱”を発生させられるというものだ。このシステムの導入によって旧『三国志大戦』シリーズよりも試合展開が動きやすくなることが予想される(シリーズ後半の上級者どうしの戦いは、1回の攻城で決着がつくことも少なくなかった)。また、攻城を狙う立ち回りだけでなく、“戦線を維持する”という状況判断も必要になりそうだ。

▲征圧で陣地を広げるという要素が加わったため、計略を使って攻めに行く、相手の攻城をしのぐといった時間以外のいわゆる膠着状態の立ち回りも、今作ではプレイヤーの腕の見せどころになりそう。

▲プレイを重ねると手に入る法玉。装着すると1試合に1回使える法具にさらなる付加価値がつく。

▲CPUがあやつる敵部隊と対戦するストーリーモード“義勇ロード”では、複数の戦場で連戦をこなす“連続戦”といったような、対人戦にはない形式の戦闘も確認できた。

▲義勇ロードではシナリオ中に起こるイベントに対応した武将カードを使って特定の条件を満たすとイベントが発生する。このあたりは『戦国大戦』シリーズの群雄伝を踏襲しているようだ。

●トレード、カード収集に役立つ機能が満載のターミナル

 ゲームプレイに関わる部分以上に数多くの新要素が導入されているのが、筐体とセットでゲームセンターに配置される、ターミナル。『三国志大戦』のターミナルは、『ワンダーランドウォーズ』や『コードオブジョーカー』といった、ほかのセガ開発のアーケードゲームのターミナルで導入されている対戦動画の再生やランキングの閲覧に加えて、武将カードのトレード、入手をサポートするシステムが非常に充実している。ここからは、10月26日の取材で確認できたカード入手のために使える手段を紹介しよう。

・直接交換、交換掲示板
 『三国志大戦』の武将カードはプレイヤーが登録したAimeとデータが紐づいているため、武将カードを引いた際に使った際のAimeとその武将カードそのものがセットでなければゲーム内で使用することができない。別のプレイヤー(Aime)が武将カードを使えるようにするために必要になってくるのが、ターミナルを介した交換、つまりトレードだ。
 交換には2種類の方法が存在し、“直接交換”はその場にいるふたりのプレイヤーが、順番にトレードしたい武将カードの裏面下部に記載されているコードをターミナルに入力。これによりAimeの紐づけを解除され、武将カードの所有権が移行する。このターミナルでのやり取りが終了したのち、お互いが持っているカードを直接交換すれば、次回以降のプレイでトレードした武将カードが使えるようになる。

▲まずはターミナルにAimeを使ってログインした側のプレイヤーが、トレードで出す武将カードのコードを入力。ちなみに20ケタ記載されているコードだが、頭の数ケタを入力すると武将カードを検索してくれるため、コード入力にはそれほど時間はかからない。

▲次にトレード相手のプレイヤーがAimeを読み込ませたのち、ひとりめと同じように武将カードのコードを入力する。交換する武将カードだが、ひとりめがトレードに出したカードと同レアリティのものしか登録できない点に注意。

▲お互いのコード入力が終了して決定ボタンを押せば、トレード成立。次回プレイ時に盤面に置けば、自分の部隊として動かせる。

・交換掲示板
 交換掲示板は同じ時間、同じ店舗に集まれないプレイヤーどうしであっても、トレードができるという画期的なシステム。まずは掲示板に希望する武将カード、代わりに放出する武将カードを登録。その後希望する武将カードを持ったプレイヤーがカードのコードを入力するとトレードが成立。希望していたカードは印刷予約され、トレード成立後に『三国志大戦』をプレイした際に、必ず希望したカードが排出されるという“実カードを受け渡しせずともトレードが成立する”交換方法だ。

・武将登用、武将探索
 『三国志大戦』にはいわゆるカードの“引き運”に頼らずに、ほしい武将カードをゲットできるシステムも用意されている。それがゲームをプレイすると溜まる“縁”を消費して行なう、“武将登用”や“武将探索”だ。
 武将登用はピンポイントでほしい武将カードをゲットできる手段。ターミナルで登用したい武将を選択したのちにゲームをプレイすると、必ずターミナルで選んだ武将カードが排出される。

▲武将登用の画面。ほしいカードが必ず手に入るぶん、必要な縁は多め。

 武将探索はほしい武将を何人か選んで、その中から1枚が次のゲームプレイで排出されるという形式。ランダム性があるため武将登用よりも少ない縁の消費で実行できるのがメリットだ。稼働初期の手持ちの縁が心もとない状況でも、戦力を充実させたいときや、特定の勢力、特定の兵種、特定のコストの武将カードがほしいといった際に役立つはずだ。

▲一度の武将探索で指定できるのは4人。また、探索するすべての武将のレアリティをそろえる必要もある。

▲一度入手したカードを再度筐体から排出させる“再印刷”というシステムも用意されている。カードを激しく動かす『三国志大戦』の仕様上、のちのちお世話になるプレイヤーは多いはず。

▲大画面で自分の対戦動画を任意で見られるのも『大戦』シリーズでは初。好きなタイミングでランキング上位のプレイヤーが戦う“頂上決戦”を再生できるのもうれしいポイント。

 今回の取材時に立ち会ってもらった『三国志大戦』の開発スタッフさんいわく、本記事が掲載された10月27日以降も、ロケテストはしばらくのあいだ実施されるとのこと。ロケテストはAimeカードがあれば初回プレイは無料で、ゲーム終了後には必ず武将カードが3枚もらえるという太っ腹仕様だ。
 本記事に目を通して『三国志大戦』に興味を持った人、かつての『大戦』シリーズをプレイしていた君主の人は、ぜひロケテスト店舗まで足を運んでプレイしてみてはいかがだろうか。

▲チュートリアルで呉を選んだ際にもらえた武将カード3枚。どの勢力を選んでも騎兵、弓兵、槍兵が1枚づつ排出されるようなので、初プレイでも『三国志大戦』のおもな兵種の操作は必ず体験できる。



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