『バトルガレッガ Rev.2016』の徹底したこだわりがこれでもか! とばかりに紹介された“ガレッガナイト”の模様をリポート

東京・新宿ネイキットロフトにて開催された“ガレッガナイト”。ここでは、その模様をお届けする。

●エムツー開発者によるこだわりの解説や実演プレイを披露

 2016年9月10日に東京・新宿ネイキットロフトにて開催された“ガレッガナイト”。今年20週年を迎えた『バトルガレッガ』を記念して開催されたこのイベントでは、エムツーが立ち上げた新ブランド“エムツー ショット トリガーズ”の第一弾として発売される『バトルガレッガ Rev.2016』の最新情報が、たっぷりこってりと披露された。あまりの濃密さゆえ、ここでは要点だけをまとめていく(それでも十二分に濃いのだが)。『バトルガレッガ Rev.2016』に興味のあるシューティング好きの皆さんは、ぜひとも生配信された映像を舐めるようにチェックして、そのこだわりぶりを確認してほしい。

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▲会場のキャパ目いっぱいの来場者が訪れた本イベント。それだけ『バトルガレッガ Rev.2016』への期待度が高いことの証明だろう。

 イベントではまず、『バトルガレッガ Rev.2016』がどれだけどれだけこだわりを持って移植しているかの解説が行われた。有名プレイヤーを起用しての徹底的なチェックや、独自技術でコントローラーからの入力遅延の軽減といったことがなされているが、中でもトビキリなのが、徹底したフレームレートの再現。というのも、アーケード版(59.6374Hz)と素の状態でのPS4(59.94Hz)ではフレームレートが異なり、そのままではPS4版のほうが極々微妙にゲームスピードが早くなってしまう。そこでアドバタイズデモやプレイを録画して比較をするといった、地道にして数ヵ月に渡る作業によって、その差を徹底的に調整。ついにはアーケード版とほぼ変わりないフレームレートを実現したのだという。

▲エムツースタッフにより移植のこだわりぶりが説明されると、会場からは興奮と感心が入り混じった「おおー!」という声が。司会進行をつとめたのは、高田馬場ゲーセン・ミカドの店長・池田ミノロック氏(右から2番目)と編集プロダクション・アンダーセル代表の大塚ギチ氏(1番右)。

▲約30Hz(200分の1秒)という極微細な違いをも見逃さず、オリジナルと同じゲームスピードを再現。これだけでも常識はずれのこだわりだ。

 ゲーム中のさまざまな情報をゲーム画面の左右に表示する“M2ガジェット(仮)”の詳細についても解説された。スコアやコントローラーのボタン配置といった基本的な表示に加え、BGMのリアルタイム曲名表示、隠しフォーメーションの仕込み状況、ボーナス勲章の出現順、連射速度、ボスの体力や自爆するまでの時間、ゲーム中のランクグラフといった情報がズラリ。いずれも本来のプレイではプレイヤーが目にできないデータだが、プレイヤー目線で“これがほしい”という情報を詰め込んだ結果こうなったとのこと。堀井氏によると「ガレッガ養成ギプスを目指した」というから、本気度がうかがえるというものだ。

▲開発バージョンでの実演プレイも披露。ゲーム画面の左右に並んだM2ガジェットは、リアルタイムに変化する内部パラメーターを全バラシ。プレイヤーがゲームの仕組みをより深く理解でき、難易度すらをも変化させるという。

▲限定版『Premium Edition』についての詳しい説明もなされた。秘蔵資料が満載なブックレットはかなり大判で、それに伴いパッケージのサイズはかなり巨大に(左)。1万点勲章のピンバッジ(右)のサンプルも披露された(いずれもデザインは仮のもの)。

●グレードアップ版新音源に加え細江慎治氏らによるアレンジ版も収録!

 出演者を変えてスタートした第二部では、『バトルガレッガ』の魅力のひとつでもあるサウンドについてのトークがくり広げられた。最初に登場したスーパースィープの細江慎治氏とアツシオハラ氏からは、アーケード版、セガサターン版(アレンジ)、そして新規制作のリミックス版を収録したサウンドトラックCDを12月に発売することを発表した。
 続いては、オリジナルBGMの作曲者である並木学氏が『バトルガレッガ Rev.2016』用に、新たにリニューアルしたBGMについて説明。当時はモノラルで制作された楽曲を、“もし当時リッチな音源で作れていたら”というコンセプトの元に完全リニューアル。作曲家自身の手によって新たに生み出されるサウンドは“2016 Perfect Edition”としてゲーム中で聞くことができ、限定版同梱のサントラCDに収録される。

▲並木氏は「堀井社長の“ゲームグルメ”に対抗するにはこれしかない!」と、リニューアルしたBGMを来場者に披露。当時のテクノロジーを使いつつもリッチになったBGMを耳にした来場者は、興奮を隠せなかった。

 サウンドトークが大いに盛り上がっている中、突如乱入した堀井氏が「スケジュール的に間に合うのなら、スーパースィープさんが作っているリミックスBGMをゲームに収録したいのですが!」と豪快な無茶振り。しかし意外にもオハラ氏は「(ゲームに)本当にのるならいいですよ」と前向き返答。その場でのトップ会談(?)の結果、なし崩し的に収録が決定! これにより、オリジナル、2016 Perfect Edition、サターン版アレンジ、スーパースィープリミックスの4バージョンのBGMを切り替えられる、超豪華な仕様となることとなった。

 この後も第3部として、オリジナルの開発スタッフによるトークコーナーなどで大いに盛り上がったガレッガナイト。情熱を持った大人たちが情熱を注いて制作している“エムツー ショット トリガーズ”の今後から、さらに目が離せなくなりそうだ。

▲この日の出演者全員による記念撮影。みんなの笑顔がイベントの充実度とゲームの完成度を物語っている。