お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気さんも飛び入り参加!

 2016年9月15日(木)から9月18日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催されていた東京ゲームショウ 2016(15日・16日はビジネスデイ)。一般公開日1日目である9月17日(土)のコーエーテクモゲームスブースにて、“『ウイニングポスト』シリーズスペシャルステージ”が行われた。

 このステージでは、今年5周年を迎える『100万人のウイニングポスト』の山口英久プロデューサーと、シリーズ最新作の『ウイニングポスト スタリオン』の松枝正樹プロデューサーが登壇。さらに、競馬芸人として知られるお笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇さんと徳井健太さんも登場し、ゲームの最新情報をお伝えしたり、競馬にまつわるトークを展開した。今回はその模様をリポートしていこう。

『ウイニングポスト』シリーズスペシャルステージで、平成ノブシコブシのふたりが“推し馬”をプレゼンバトル!【TGS 2016】_01
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▲平成ノブシコブシの、吉村崇さん(左)、徳井健太さん(右)
▲山口英久プロデューサー
▲松枝正樹プロデューサー

 まずは山口氏により、『100万人のウイニングポスト』の紹介と、最新情報が公開。山口氏が今年30周年を迎えたジョッキー・武豊さんが大好きということで、今年5周年を迎えた『100万人のウイニングポスト』とのコラボ記念イベントが9月29日より開催される。伝説的なジョッキーである武豊さんの歩んだ30年の歴史を追体験できるようなイベントが楽しめるほか、さまざまな企画が用意されている。さらに、2013年8月に実施し人気を博した“すごろくイベント”が復活することや、。競走馬の能力のみで勝敗を決するグランプリバトルの新部門“絶対能力部門”の導入や、勝てば勝つほど強敵が出現する新イベントも実施される。このイベントは「いわゆるRPGの無限ダンジョンのようなものです」と山口氏は解説。さらに、プレイヤーの能力に応じて強さが変わる“新スキル”などの新機能 も予定されているそうだ。

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 そして話題は、武豊さんの伝説について。吉村さんは「まだ調教しきれてない競走馬に乗って、レース中にムチを両手に持って調整を整えたというお話を聞いて、本当にレジェンドだなと思いますよ」と、武豊さんのエピソードを語る。さらに徳井さんは、現在の競馬人気は名馬・オグリキャップが生んだと語り、「やはり地方から出てきた馬が、G1取るのがみんな見たいわけですよね。武豊さんが乗らないと、やっぱり勝てなかったですよ」と、その逸材ぶりを強くアピール。さらに山口氏は、2001年のエリザベス女王杯を制したトゥザヴィクトリーについての逸話を話し、武豊さんについてのトークが全開。思わず吉村さんは「酒用意してもらっていいですか?(笑)」と発言すると、山口氏も「飲みたい気分です(笑)」と、まだまだ話し足りない様子だった。

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 続いては『ウイニングポスト スタリオン』について松枝氏からご紹介。スマートフォン上で18頭による本格的なレースシーンや、実況音声、さまざまな競馬場まで再現されているほか、育成面も充実。例えば、現在も活躍中の競走馬・マカヒキは、名馬・ディープインパクトとウィキウィキの産駒。ゲーム中でディープインパクトとウィキウィキを手に入れると、しっかりとマカヒキが産まれるようになっているとのこと。すでにプレイヤーの中にはマカヒキを生産している人も居るそうで、なんと凱旋門賞も制覇しているそうだ。

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▲と、ここでプライベートで会場に来ていたというお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気さんを、吉村さんがステージに呼び込みゲスト出演(笑)。

 また、徳井さんが『ウイニングポスト スタリオン』を試遊した様子がステージ上で披露される。徳井さんは競走馬・ダイワメジャーと武豊騎手を使用し、「最初はとにかくオススメを連打していけば、どんどん勝てるのがいいですね。でも、馬のバイオリズムを合わせなきゃいけなくて、調教の難しさを知りました」と、競走馬を育成を楽しんでいた。さらにレースでは、先行でいい位置付けからの、しっかりとした差しで勝利! 吉村さんは「本物さながらの臨場感・興奮度がすごいですね!」と太鼓判を押していた。

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 ここからはお気に入りの馬を、平成ノブシコブシのおふたりが3分間プレゼンし、観客たちにそのプレゼンを評価してもらうというコーナーへ。みごと勝利すると、9月21日より、実際にゲームへの登場が決まるというものだ。

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 吉村さんはサイレンスズズカをプレゼン。大逃げという大胆な走りかたと、その破天荒な性格が大好きということで、記憶に残る勝ちかたこそが競馬人気に繋がっていると語った。しかしプレゼンしきったところで、持ち時間はあと2分! そのあとはなぜか、ステージを降りて観客と握手をしたりと、グダグダのまま終了となった(笑)。

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 続いて徳井さんはディープインパクトをプレゼン。「ディープインパクトは誰にも抜けないと思います。アイドルで言うならば、モーニング娘です」と、なぜかアイドルに例えてディープインパクトのスゴさを解説。「モーニング娘を倒すために生まれたAKB48、それを倒すために生まれたももいろクローバーZ! そして……」と続け、最終的には例え話から脱線し、完全にアイドルグループのお話に(笑)。吉村さんも思わず「調教がうまくいきませんでした!」とツッコミを入れるのだが、なんとプレゼン勝者は吉村さんに軍配!

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 これでディープインパクトの登場が決まったのだが、吉村さんは納得がいかず、松枝氏を半ば強引に説得! そしてディープインパクト、サイレンススズカのどちらも登場することが決定し、プレイヤーにはいちばん嬉しい結果となった。9月21日にプレイヤーへ配布されるということで、登場時には“吉村崇さんディープインパクト”というような名前にしてほしいことをお願いする吉村さん。岩井さんそれに便乗し、「じゃあついでに“岩井勇気のバブルガムフェロー”出してくださいよ!」という、無茶なお願いも飛び出していた。

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▲超喜ぶ徳井さんの尻目に、吉村さんは「おかしいよ! ってことはここに居る人たちアイドルファンじゃねーか!」と言うと、岩井さんから「でも吉村さんみたく時間余らせなかったですよ」というツッコミも(笑)。

 いよいよ終わりも近づくと、吉村さんから「伝統と最新技術を組み合わせた最高傑作のゲームです」と、お別れのご挨拶。キッチリとしたシメでイベントは終了……と思いきや、徳井さんは「BABYMETALのアルバムが……」と関係のない告知を入れ、岩井さんが「で、これ何のゲームですか?(笑) あっ、競馬のゲーム!? アイドルゲームじゃないのか!」と続け、お笑い芸人らしいオチ! 『ウイニングポスト』シリーズは競馬のゲームです! と、両プロデューサーが再度アピールをし、ステージは終了となった。

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