パッチ3.4で実装されるコンテンツが一挙公開に
プロデューサーレターLIVEは、『ファイナルファンタジー』(以下、『FFXIV』)の吉田直樹プロデューサー兼ディレクターが同作のこれからの展開を語るインターネット生放送。今回は、同日に開催された“『FFXIV』3周年記念14時間生放送”の一環として行われ、世界中のプレイヤーがリリースを心待ちにしている次期大型アップデートの概要が明かされた。
通算31回目となる今回のプロデューサーレターLIVEのテーマは、“パッチ3.4実装コンテンツ特集 Part1”。高難度レイドダンジョン“機工城アレキサンダー”シリーズ最終章の中身だけでなく、つぎなる“闘神”討滅戦の詳細までもがまとめてお披露目となったのだ。
闇の戦士がついに本格的に動き出す
放送が始まるとすぐ、パッチ3.4に実装されるコンテンツの説明へと突入。ここでは、当日の放送で発表された順に新要素の中身をテーマごとに振り返っていく。とくに注釈のない限り、発言はすべて吉田氏によるものだ。
【パッチ3.4全体】
・直接的に”魂を継ぐ”出来事に絡んでくる。肉体に宿る魂という意味合いもあれば、たとえば“○○魂”みたいなニュアンスもある。
・闇の戦士が主役とも言えるほど(物語に)絡んでくる。
・世界観の根幹に関わるお話も登場する。
・パッチ3.4のリリース日は、2016年9月27日。
【メインクエスト】
・とある兄妹の片割れが本格的に絡んでくる。
・パッチ3.4公開までに大迷宮バハムートをクリアしておくと、物語をより深く楽しめる。
・大迷宮バハムート踏破の有無によって、セリフの分岐も発生する。
【サブストーリークエスト】
【バトルシステム】
・レイドダンジョンと蛮神戦のみ、再スタート時にアクションリキャストタイムがリセットされるようになる。
・もし(リキャストタイムのリセットを利用しての)悪用が判明したら、一瞬だけもとに戻す可能性もある。
・距離さえ保っていれば、360度どの方向を向いていてもオートアタックが発動するようになる。
・”静止系”のギミックは背後を向いて対処できなくなるので、ターゲットを解除するか、納刀する必要が出てくる。
・移動中にフェイスターゲット機能が作動しなくなる。そうすることにした理由は、PvP時の見た目が美しくないためと、使っているデバイスに応じて、フェイスターゲット機能で生じる戦闘能力の差が開きすぎるため。
・キャスターは、魔法詠唱中の向きが対象に自動追尾するようになる。
・『FFXIV』はサーバークライアント型のゲームなので、(向きが自動補正されたとしても詠唱が)100%の確率で成立するというわけではない。
・レイドファインダーは、蒼天幻想 ナイツ・オブ・ラウンド討滅戦以降の極蛮神討滅戦に対応。
・カウントダウンマクロの機能をUIとして追加。パーティメニューの中にカウントダウンというタブが設置され、そこから最大30秒の中から選択できる。
・カウントダウンの時間が迫ってくると、ログウィンドーだけでなく、画面に残り秒数が表示される。
【レイドダンジョン】
・機工城アレキサンダーは時間をテーマにしてきたシリーズなので、今回もそのへんに注目してほしい。
【討伐・討滅戦】
・東京ゲームショウ 2016で追加情報が出せるかもしれない。
【インスタンスダンジョン】
・ひさびさにイクサル族が関係してくる理由も、見どころのひとつとなる。
【PvPコンテンツ】
・デュエルモードは、PvPに慣れるための練習およびコミュニティ内でのイベントなどで利用できる。
・相手をターゲットした状態でサブコマンドから“デュエル(対戦)を申し込む”を選ぶと、対戦を依頼することができる。
・対戦に応じるとカウントダウンが始まり、その後PvPへと突入する。
・倒された場合でも自動で生き返るので、気楽に利用してほしい。
・視線を切るための遮蔽物も置かれている。
・PvPのマッチング待機中に練習を行う場所としても活用できる。
・カスタムマッチは、チームどうしで対戦できるデュエルモードという位置づけ。
・パーティを組んだリーダーどうしが申し込みを行うとインスタンスゾーンへ飛び、両チームによる対戦が開始される。
・1戦ごとにインスタンスゾーンから脱出できるほか、決着が付いた後もその場にとどまって2戦目以降を行うことも可能。
・観戦モードは、PvPを見学するためだけの機能。
・観戦中は、すべてのプレイヤーのHPやアドレナリンラッシュゲージなどが画面に表示される。
・ステージ内に8つの定点カメラを設置。これらを切り替えながら観戦してもいいし、任意の選手をターゲットして“追従カメラ”に変更すれば、その人の動きを集中的にチェックすることもできる。
・もともとオフィシャルの放送向けに開発したものなので、最大8人までしか観戦できないなど、まだまだ不備な点が残っている。
・“どの試合を観戦する”という部分は、現在作っているところ。