レベルファイブもメーカー別ランキングで3ヵ月ぶりの首位

ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2016年7月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを公開した。(集計期間は2016年6月27日~2016年7月31日の5週分)。


 ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2016年7月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを まとめました。集計期間は2016年6月27日~2016年7月31日(5週分)です。

【家庭用ゲームソフト 月間売上本数】
1位:妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ(3DS) レベルファイブ 818,964本
2位:パズドラクロス 神の章/龍の章(3DS) ガンホー・オンライン・エンターテイメント 100,943本
3位:スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ(PS4) バンダイナムコエンターテインメント 78,485本
4位:アイドルマスター プラチナスターズ(PS4)バンダイナムコエンターテインメント 74,490本
5位:  討鬼伝2(Vita) コーエーテクモゲームス 64,169本

【家庭用ゲームハード 月間売上台数】
1位:ニンテンドー3DS(合計) 110,106台(先月1位:プレイステーション4 81,376台)
2位:プレイステーション4 106,135台(先月2位:ニンテンドー3DS(合計) 73,141台)
(ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LLを含んだ合計値になります)

【家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数】
1位:レベルファイブ 83.6万本
2位:任天堂 36.7万本
3位:バンダイナムコエンターテインメント 30.5万本

【2016年7月期の家庭用ゲーム市場について】
 月間ソフトランキングトップの「妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ」(レベルファイブ/2016年7月16日発売/3DS)は、3週目までの累計で81.9万本を販売。ほぼ1年前にリリースされた「妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊」(レベルファイブ/2015年7月11日発売/3DS)が同期間で売り上げた103.1万本には届きませんでしたが、それでも2位以下を大きく引き離しての首位であり、夏休みシーズンでの伸びも期待されます。

 月間2位の「パズドラクロス 神の章/龍の章」(ガンホー・オンライン・エンターテイメント/2016年7月28日発売/3DS)は、4日間(初週)の集計で10.1万本を販売しました。2016年7月からアニメの放送が始まるなどクロスメディアも進んでいるだけに、今後どのような動きを見せるのか注目されます。

 そのほかのソフトでは、「スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ」(バンダイナムコエンターテインメント/2016年6月30日発売/PS4・PS3)は、PS4版が3位、PS3版が9位にランクインしました。2機種合計の月間販売本数は13.3万本で、タイトル別では第2位の実績となります。

 ほか、7月22日からiOS/Android向けに「Pokemon GO」のサービスが国内でも開始し、家庭用ゲームの「ポケモン」シリーズにも影響を与えています。前月期に1.0万本を販売した27位の「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」(ポケモン/2014年11月21日発売/3DS)は、7月期には3.3万本を販売し、月間15位まで順位を上げました。また、「ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ(ダウンロードカード版)」(ポケモン/2016年2月27日発売/3DS)も、前月期2.3万本のところ、7月期は4.1万本を売り上げています。

 月間ハード販売台数ランキングでは、4機種合計で月間11.0万台を販売した3DSが半年ぶりに首位となりました。PS4は10.6万台を売り上げ、僅差で2位に入っています。

 2016年8月期は、「世界樹の迷宮V 長き神話の果て」(アトラス/2016年8月4日発売/3DS)や、「テイルズ オブ ベルセリア」(バンダイナムコエンターテインメント/2016年8月18日発売予定/PS4・PS3)といった人気シリーズの新作が登場します。9月以降にも多くの大作が発売される予定で、2016年後半に向け、盛り上がりが期待できそうです。

<ファミ通調べ>

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)