真夏の暑さを吹き飛ばすほどの大盛り上がり! “DQ夏祭り2016”!
2016年8月6日、去年に引き続き千葉県・舞浜の舞浜アンフィシアターにて、“ドラゴンクエスト夏祭り2016”が開催された。今回は、観覧の当日席も400席用意されているとあって、事前抽選に当たった人のみならず、当日席の抽選を希望する人たち、そしてグッズ目当てで並ぶ人たちで朝早くから大行列ができていたぞ。
会場の隣接エリアには、無数のスライムのぬいぐるみで作られた記念写真用パネルや、『DQX』の好きなシーンを絵葉書や名刺にできる“ローソンプリント”、そしてスライムペイントコーナーなども設置されており、多くの人が集まっていた。
新商品も用意された物販コーナーや“Luida’S Cafe”も、会場と同時に人がなだれ込み大盛況! イベント開始前に腹ごしらえをしている人も多く見られた。
いよいよイベント開始! オープニングでは、まさかのコスプレ!?
会場の照明が消え、『DQ』シリーズの顔ともいえる楽曲『序曲X』が響くなか、ステージにはMCを務める椿姫彩菜さん、『DQ』シリーズの生みの親・堀井雄二氏、“よーすぴ”こと『DQX』プロデューサー・齊藤陽介氏が登場!
今回の夏祭りは、去年スケジュールの都合で来られなかった第三期初心者大使の“あ~みぃ”こと阿見201さんの姿もあり、第一期~第五期初心者大使が全員集合という形となった。それではここからは、披露されたコーナーごとに見どころを紹介していこう。
聞かせてあなたのアストルティア
ゲスト陣が『DQX』で楽しんでいる様子を納めた写真を見ながら、いろいろトークをするというコーナー。ゲストには、マンガ『ゆうべはおたのしみでしたね』でおなじみのマンガ家・金田一蓮十郎さん、俳優の倉貫匡弘さん、そして声優の近藤隆さん、斎賀みつきさん、福沙奈恵さんが登場した。
占い師リューザのパルプンテの館
各コーナーの転換の合間に行われた、第二期初心者大使のリューザこと石川竜太郎さんが占い師となって、館に訪れる初心者大使たちの悩みを聞くというコーナー。といっても、去年の夏祭りに行われた“リューザの部屋”と同様、登壇者たちが言いたいことを言い合うというユルめの内容で、このコーナーを楽しみにしていた観覧者たちも大勢いた模様。
あかほり先生と行くポーリーランド3
作家のあかほりさとるさんが、住宅村の1地区をすべて購入し、いくつもの家屋を使ってハウジングで壮大な物語を描く、大人気企画の第3弾が公開された。今回はストーリー性重視ではなく“映画村”をコンセプトに作成したとのこと。そして、映画村で撮影した写真をもとに作成したPVも公開されたのだが、その完成度の高さに会場からも喝采が起きた。
PVを鑑賞したあとは、齊藤氏が実際に住宅村を訪れた様子を収めた動画が公開された。PVのワンシーンに使われたセットがそのまま置かれているので、訪れたた人たちが記念撮影を行えるような作りになっていたぞ。
そして最後に、“ポーリーランド3”の住所が“ガタラ住宅村 水没遺跡地区 13579丁目”と公開された。気になる人は実際に訪れてみるといいだろう。
ダークキング討伐タイムアタック対決!
『DQX』に実装されたばかりの“常闇の聖戦”第2弾となる強敵コンテンツ“ダークキング”の討伐タイムを、3チームが競うという内容。しかし、夏祭り当日のダークキングの強さは“4”(最強の状態)。実際問題として討伐するのはかなりきびしいとのことで、ポイント制のルールが適用されての対決となった。
ダークキング討伐に挑んだのは、以下の3チーム。
■ゆうべはてつやでしたね
金田一蓮十郎さん(バトルマスター)
齊藤氏(どうぐ使い)
りっきー氏(戦士)
安西氏(僧侶)
■いきのこり隊
倉貫匡弘さん(戦士)
近藤隆さん(旅芸人)
斎賀みつきさん(魔法使い)
福沙奈恵さん(僧侶)
■初心者?大使選抜
太田裕二さん(戦士)
大山雄史さん(どうぐ使い)
河嶋まいこさん(バトルマスター)
坂口和也さん(僧侶)
“ゆうべはてつやでしたね”チームは、バトル序盤こそ安定していたものの、ダーククリスタルの出現と同時に、チカラ尽きては蘇生、という状態が長く続いてしまい、なかなかダメージを与えられない。その後もなんとか粘るが、ジリ貧となり9分が経過したところで全滅。9ポイントの獲得となった。
“いきのこり隊”チームは、討伐を半ばあきらめ、とにかく生存時間を長くしようという作戦。魔法使いをおとりにしながらバトル時間を稼いでいった。途中、あわや全滅という状況では、盾ガードが発動し奇跡的に立て直すシーンも。そして8分が経過したところで、やむなく全滅。8ポイントの獲得となった。
“初心者?大使選抜”チームは、かなり戦い慣れた様子で序盤から安定した戦闘を展開。ダークキングを押さえ込んで反撃がくるタイミングで“やいばのぼうぎょ”を使うなど、ダークキング戦の模範ともいえるプレイで会場を盛り上げる。しかし、災禍の陣(チャンス特技)や強化ガジェット零式(必殺技)など、キモとなる特技がチャージされず、なかなか思うようにダメージを与えられない。制限時間残り3分ほどで、ついにダークキングの名前が黄色に! しかしタイムオーバーとなり強制退出となった。
いまだから話せる! ボツネタ祭り!
『DQX』の開発段階で、世に出ることなくボツになってしまった数々のネタを思い切って見せちゃおう! というコーナー。「これはダメでしょ!(笑)」というものから「これは実装して欲しい!」というものまで、多数のボツネタが紹介された。
<公開されたボツネタの数々>
・やる気のなさそうなラズバーンの攻撃モーション
・どう見ても『○ョ○ョ』ポーズなネルゲル
・ズッキーニャの立ちポーズ
・きめんどうしの怖すぎる鬼面
・2等身ドワーフ
・採掘ギルドや花摘み、陶芸ギルドなど
・しぐさ“巨大化”
・ヒストリカの友情ダンスが「アレ」すぎた
・夢の8人乗りドルボード
・夢の人型ドルボード
・8頭身プクリポ
・モンスター装備? プリズニャンを頭に
・自分の周りをついてくるスライム