最終決戦へ向けて8プレイヤーが集結
エヌ・シー・ジャパンでは、PC用MMORPG『ブレイドアンドソウル』の最強バトルプレイヤーを決める大会“ジャパンチャンピオンシップ”を展開中。その“シーズン1決勝大会”が、2016年7月31日に都内で開催された。白熱のバトルに加え、アップデート情報なども飛び出した、注目のイベントの模様をリポートしよう。
ジャパンチャンピオンシップは、『ブレイドアンドソウル』のPvPコンテンツ“比武”による、日本最強プレイヤー決定戦だ。2016年6~7月にかけて、オンライン予選やネットカフェ予選が行われ、選ばれた8名が今回の“シーズン1決勝大会”で激突。上位3名が“ジャパンチャンピオンシップ”本選の決勝大会へと進出する。
また8月には同様の流れで“シーズン2決勝大会”が行われ、さらに3名の出場者が決定。その後、特別予選などで2名が追加され、最終的には8名のプレイヤーが、最終決戦のトーナメントで『ブレイドアンドソウル』の頂点を目指すこととなる。
今回リポートする“シーズン1決勝大会”の出場者は、オンライン予選の上位から選抜された6名に、大阪・福岡のネットカフェ予選を勝ち抜いた2名を加えた、計8名。出場者の詳細、またトーナメントの組み合わせについては、以下のとおりだ。
【出場選手】
・ガチムチお兄さん(滅砕士/ネットカフェ大阪大会優勝)
・NicoJean(召還士/ネットカフェ福岡大会優勝)
・noonsang(剣術士/オンライン予選1位)
・inoly(剣術士/オンライン予選4位)
・ヴィジュアル系(滅砕士/オンライン予選5位)
・There(魔道士/オンライン予選6位)
・Ayn(リン剣術士/オンライン予選7位)
・ぉ式(リン剣術士/オンライン予選9位)
強力な布陣で大会進行をフォロー、バトルでは白熱プレイが続出!
ここからはいよいよ、イベント当日の様子をお届けだ。大会の進行役は、メインMCをStanSmith氏が担当し、コスプレイヤーとしても人気の高いみゃこさんがサポート。アシスタントには九条美紗麗(くじょうみさりぃ)さん、バトル解説には昨年のジャパンチャンピオンシップ優勝者・QliphothX(くりふぉと)さんという強力な実況布陣で、バトルが幕を開けた。
注目のトーナメント初戦は、それぞれの試合で、ヴィジュアル系、inoly、ガチムチお兄さん、ぉ式の4人が勝利。続く準決勝は、ヴィジュアル系 VS inolyと、ガチムチお兄さん VS ぉ式という顔合わせ。両バトルともに、剣士系とパワー系が戦う図式となったが、いずれもパワー系が力で相手をねじ伏せて、決勝戦はヴィジュアル系 VS ガチムチお兄さんという、くしくも滅砕士どうしの頂上決戦となった。
決勝戦に先駆けて行われた3位決定戦は、つぎのステージに上位3名までが進めることを考えると、ある意味もっとも重要なバトル。ちなみにここまでは2本制ルール(2本先取で勝利)だったが、この3位決定戦と決勝戦は3本制に。真の実力を問われることとなった。
ここは両者譲らず、ぉ式が先に2-1としてリーチを掛けるも、inolyが粘って2-2のタイに持ち込むと、その勢いのまま5戦目も押切り、見事に3-2で逆転勝利を飾った。
そしてクライマックスとなる、ヴィジュアル系 VS ガチムチお兄さんという決勝戦がスタート。このバトルでは両社とも滅砕士なだけに、殴り合いつつ、やられたらやり返すという超ガチンコなタイマンが展開された。なお試合前のやり取りでは、「本気できてください」というヴィジュアル系の呼びかけに、「じゃあ本気でいきます」とガチムチお兄さんが返す、緊迫したやり取りも見られた。
同キャラ対戦となったこの決勝戦では終始、ガチムチお兄さんがアグレッシブに前に出て攻撃。結果、先にダメージを受けたシーンが多かったヴィジュアル系が、スキルの仕様でも後手を踏む展開となり、すべて接戦ながらもポイントでは3-0で敗退。ガチムチお兄さんが強さを見せつけ、見事に優勝を飾り大会は終了となった。
8月の大型アップデートが決定! 新たなIDやエリアがガンガン実装される!?
“シーズン1決勝大会”はここで無事終了となったが、最後にプロデューサーの三浦周氏によるカンファレンスコーナーがあり、『ブレイドアンドソウル』に関する今後の展開などが語られた。
ユーザー最注目のアップデートに関しては、8月中の実施を予定。今回は新24人用インスタンスダンジョン“漆黒の楼閣”と新エリア“天上盆地”が実装されるが、「これ以外にもいろいろと企画中ですので、ご期待ください」(三浦氏)とのこと。続報を待とう。
そして今回リポートした『ブレイドアンドソウル』の大会“ジャパンチャンピオンシップ”は、秋の最終決戦に向けてまだまだ進行中。今後の新情報にも大いに注目していきたい。