『Pokemon GO』を巡って、さまざまな事件が!

 アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、イギリスにて配信されており、他地域では配信が待たれている『Pokemon GO』。配信が始まった地域では、『Pokemon GO』は一躍ブームを巻き起こしており、本作を巡る思いもよらないような出来事が報告されている。その一部を紹介しよう。


■『Pokemon GO』で浮気がバレちゃった
引用元:NEW YORK POST

 『Pokemon GO』が恋人との生活を奪った! と叫んでいる男性がいる。『Pokemon GO』が位置情報を利用していることにより、昔つきあっていた彼女の家でポケモンを捕まえたことがいまの彼女にバレてしまい、以降彼女が連絡をくれないという。いや、それ、『Pokemon GO』のせいじゃなくて、自分のせいですよね。


■『Pokemon GO』でコーヒーショップやピザ屋が集客
引用元:CNBC

 『Pokemon GO』のおかげで、お客が増えたという飲食店の報告が上がっている。ふたつのポケストップに囲まれたコーヒーショップが、ポケモンが出現しやすくなる“ルアーモジュール”を使って集客。『Pokemon GO』ユーザーがコーヒーや食事を購入するように、充電器を設置したり、ポケモンを捕まえた画面を見せた人にパンをサービスしたりするなどの施策も行った。ほかにも、ニューヨークのピザ屋がルアーモジュールを使ったことで、週末に売り上げが75%アップしたというニュースも。『Pokemon GO』がビジネスチャンスを生む!?


■プレイヤーが指名手配犯を発見、逮捕へ
引用元:Los Angeles Times

 アメリカ・カリフォルニア州のフラートンのダウンタウンで『Pokemon GO』をプレイしていた男性2人が、公園で子どもたちを困らせている男を発見。じつはこの男、指名手配されている男だった! プレイヤーは、『Pokemon GO』をプレイしているときは“周囲に注意せよ”とゲームが喚起するので、そのアドバイスにしたがった”と語っている。周りをよく見ていたことで、犯人発見につながったというわけだ。


■リオ市長、「五輪の前に配信して!」とお願い
引用元:Eduardo Paes氏のFacebook

 ブラジル・リオデジャネイロのパエス市長が、オリンピックが始まる前に、『Pokemon GO』をブラジルで配信してほしい、とFacebookで任天堂に呼びかけている。さらなる集客をねらってのこと?

『Pokemon GO』で飲食店の売上がアップ? 指名手配犯が見つかった? 海外での出来事まとめ_01

■オーストラリアの警察が、ポケモンをターゲットに?
引用元:Western Australia PoliceのFacebook

 西オーストラリア州の警察が、“ポケモンの多数の目撃情報を受けている。すべて捕まえましたので、ご安心を!”と、ジョークを投稿している。

 と、ジョークを言う一方で、“ポケモンを集めていた”ということは、不法侵入の言い訳にはならないため、ポケモンがいるからといって許可されていないエリアに立ち入ったりすることのないように、また公共の場で遊ぶ際は周囲に注意するように、という真摯な呼びかけも行っている。日本のプレイヤーも、配信された暁には、マナーを守りながらプレイしよう。

『Pokemon GO』で飲食店の売上がアップ? 指名手配犯が見つかった? 海外での出来事まとめ_02