視聴者とアイデアを出し合いながら橋を作れるTwitch連動機能も搭載

 道や木材、鉄骨などのパーツを繋いで橋を作ってお題に挑む、Dry Cactusの橋作りシミュレーションゲーム『Poly Bridge』。
 Steamでのアーリーアクセス時からTwitterなどで話題を呼んでいた本作が、本日いよいよ正式リリースされた。プラットフォームはPC/Mac/Linuxで、価格は1180円。現在は7月19日までのセール中で、25%オフの885円となっている。

 ゲームは、さまざまなお題を解いていくキャンペーンモードと、無茶なステージを作ってみることができる“実験モード”がメイン。また、プレイヤーが作ったステージを公開して世界中の人が遊べるようにするシェア機能も存在する。

 基本的には、中央に川が、岸辺にクルマがいるというシチュエーションで、予算内でパーツを組み合わせて橋を作って、クルマが対岸に渡ればクリアー。ただし安全性はあまり問われず、クルマを大ジャンプさせるような危険な“橋”でも、対岸に渡れてしまえば問題なし(一般的にはそれはもう橋じゃないと思うが)。

安全性不問! 対岸にクルマが渡れりゃオーケーな橋作りゲー『Poly Bridge』が正式リリース。日本語ローカライズも実装_01
▲気球でボヨンと跳ねるのを織り込んだ“橋”。

 橋の各パーツの耐久度やクルマの挙動などを管理する物理演算がキモで、完璧に見えた橋がゴール寸前で崩壊したり、逆に無茶な構成なのにギリギリクリアーできてしまったり、いろいろとミラクルが起きるのも楽しいところ。リプレイをアニメーションGIFとして書き出すこともできるので、爆笑の奇跡が起きた時はその様子をシェアしてみるといいだろう。

安全性不問! 対岸にクルマが渡れりゃオーケーな橋作りゲー『Poly Bridge』が正式リリース。日本語ローカライズも実装_03
▲それっぽく作ったのに、開始した瞬間に大崩壊。ちなみに負荷が掛かっている部分を色で表示できるので、参考にしよう。

 正式バージョンとなるバージョン1.0では、新たに最終エリアとして南国のパラダイス(15面)がステージとして追加されたほか、海外インディーゲームのローカライズとパブリッシング支援を行う架け橋ゲームズの協力により、日本語ローカライズも追加。設定の“Other”にある“Language”の項目で日本語が選択可能になっている。

安全性不問! 対岸にクルマが渡れりゃオーケーな橋作りゲー『Poly Bridge』が正式リリース。日本語ローカライズも実装_02
▲チュートリアルメッセージなども日本語化されている。

 そのほかバージョン1.0では、ゲーム動画の生配信サイトTwitchとの連携機能も搭載。これを配信者が有効にしておくと、配信を観ている視聴者がWeb版のエディターから「こういう設計にすりゃクリアーできんじゃないの?」と提案できる。Twitchで配信をやっている人は、本作をトライして視聴者と橋作りコミュニケーションしてみてはいかがだろうか。