『人狼』を題材とした人気ゲームイベント“アルティメット人狼”の第6弾となる“アルティメット人狼6”が2016年6月5日に開催された。

●第1部は驚愕の展開に、第2部は緊張感溢れる戦いに!

 2016年6月5日(日)、渋谷・Red Bull Studios Tokyo Hallにて、『人狼』を題材とするイベント“アルティメット人狼”の第6弾となる“アルティメット人狼6”が開催された。

 “アルティメット人狼”では、『人狼』にハマっている各分野のスペシャリストたちが集まり、舞台上で『人狼』のプレイを生披露する。ニコニコ生放送で毎回10万人以上の視聴者を集める人気ゲームイベントだ。

※“アルティメット人狼6”ニコニコ生放送のタイムシフト視聴ページは→こちら

 まずは主催を代表し、“人狼伝道師”こと眞形隆之氏が挨拶。続いて、今回の司会進行を務める“人狼TLPT”の渡邊隆義氏(仕立屋テイラー役)と、天の声としてゲームをサポートする七城ナナ氏が紹介された。なお、“人狼TLPT”とは、人狼を題材に即興劇を行う人狼のスペシャリストたちのことで、その出演者たちが“アルティメット人狼”にも出演するのが恒例となっている。

▲司会進行のテイラー(左)と、主催の眞形氏(右)。

 続いて、『人狼』のゲームスペースを渋谷と秋葉原にて運営している“人狼ルーム”の阿部洸希氏、渡部慎也氏が登場し、今回のゲームにおけるルールが説明された。両名は、今回のイベントの裏側でゲームマスターとして、ゲームの進行も務めている。

 ルール解説の後は、いよいよ「アルティメット人狼」、「開戦です!」というステージと観客とのコール&レスポンスでイベントがスタート。本イベントは、第1部2戦&第2部2戦の、2部構成となっている。本リポート記事では、今回行われた戦いの見どころをピックアップしてお届けしていこう。

▲豪華なゲストプレイヤーたちを裏でサポートする阿部氏(左)、渡部氏(右)。
▲みんなで手を挙げ勢いよくスタート! ちなみに“アルティメット人狼”では開戦のことを、“海鮮”と称するのがなぜかお決まり。

●第1部は、人狼TLPT軍VS『ドラゴンクエスト』軍のバトル!

 第1部の参戦者は、以下の通り。第1部は人狼TLPT軍と、“『ドラゴンクエストX』TV”軍に、イシイジロウ氏と坂本英城氏が混じるという形に。“『ドラゴンクエストX』TV”の出演者たちは、それぞれ『ドラゴンクエスト』のキャラクターの衣装を着て登場。ちなみにこれらの衣装は、それぞれ出演者の手作りとのこと。また、効果音や小道具もすべて作品にまつわるものに。『ドラゴンクエスト』の生みの親である堀井雄二氏も迎え、『ドラゴンクエスト』生誕30周年に相応しい対決となった。

▲堀井雄二(ゲームデザイナー) 代表作:『ドラゴンクエスト』シリーズ
▲齊藤陽介(スクウェア・エニックス) 代表作:『ドラゴンクエスト』シリーズ
▲椿姫彩菜(タレント)
▲初美メアリ(『ドラゴンクエストX』初心者大使)
▲たぬきごはん ほり(『ドラゴンクエストX』初心者大使)
▲大山雄史(『ドラゴンクエストX』初心者大使)
▲イシイジロウ(ゲームクリエイター) 代表作:『428 ~封鎖された渋谷で~』
▲坂本英城(サウンドクリエイター) 代表作:『討鬼伝』シリーズ
▲児玉健(人狼ルーム代表)
▲横山可奈子(人狼TLPT:修道女エスター役)
▲林修司(人狼TLPT:神父クリス役)
▲森本未来(人狼TLPT:踊り娘ドリス役)
▲永石匠(人狼TLPT:奏者ノエル役)

 “アルティメット人狼”では、処刑者が決まったつぎの日までのインターバルを“幽霊タイム”とし、処刑者たちとのゆる~いトークや告知、自己紹介などが展開される。それに加えて、第1部では幽霊タイムの前に、処刑者がピコピコハンマーで叩かれるという、処刑シーンの演出が登場! あんな人が、こんな人を叩いたり……!?

▲堀井さんの前で構える、椿姫さん。ま、まさか……!?
▲投票には、『ドラゴンクエスト』の“スライム”棒が使われた。“スライムベス”棒は、後半に投票した人が使用するので、いつ投票されたかがひと目でわかるようになっている。

●初戦は『ドラゴンクエスト』の職業がバトルの鍵

 まずはそれぞれ、参戦者が自己紹介しつつ、全員が『ドラゴンクエスト』30周年へのお祝いコメントを堀井氏に贈る。堀井氏も「30年も続くとは思いませんでした」と感無量の様子。
 自己紹介が終わり議論がスタートすると、さっそく齊藤氏から作戦の提案が。それは『ドラゴンクエスト』の戦士、武闘家、僧侶、魔法使い、遊び人の中から好きな職業を順番に言っていくというもので、この作戦によって、「狼はグループを作ろうとするのでは?」、「最後に挙手した人は、グループに入ることによって疑いの目を向けられないようにしたのでは?」などといった推理のポイントが多く作られることになった。

 1日目の最後にはイシイ氏、坂本氏、初美さんの決戦投票に。坂本氏が投票するときには、謎のヴァイオリニストが登場し坂本氏の推理タイムを演出したりと、笑いが起きる中、坂本さんが預言者、初見さんが霊媒師をカミングアウト。そして、本イベント初の犠牲者は、イシイ氏となった。
 2日目に入り、ノエルは預言者、クリスは霊媒師だと名乗り出て、一気に議論は白熱。どちらが本物なのか? という疑惑を抱きながら進む推理バトルだが、終盤にさしかかるにつれて、初日に始めた『ドラゴンクエスト』作戦が功を奏していく……!

●イシイ氏が巧みな話術で魅せる人狼を披露!

 役職を宣言した人たちの中で、誰を信じるか? という『人狼』の醍醐味と、作戦がうまくハマり綺麗に着地した初戦。第2戦でもさまざまな作戦が提案される中、採用されたのは、メンバーを人狼TLPT軍と『ドラゴンクエスト』軍に分けて、クリスと堀井氏がジャンケンし、負けたほうの軍のメンバーに投票していこうというもの。堀井氏がみごとに勝利すると、初日から議論は一気に加速。状況がまずくなったことで、イシイ氏、ノエルが預言者を宣言すると、霊媒師には初美さん、ドリスが手を挙げることに。しかし、投票の結果ドリスが犠牲になることが決定し、初日から波乱の幕開けとなった。

 2日目にはイシイ氏に黒判定を宣言されたクリスが犠牲となるが、その投票結果などから3日目からは、ふたりの預言者のどちらを信じるか、というイシイ派、ノエル派で完全に二分化。そのまま4日目、5日目と進み、最後は初美さんがどちらの軍を信じるのか? という、究極の選択を迫る展開に。イシイ氏が初美さんの人心を掌握しようと、必死の説得を迫る中、最後には驚きの結末が!! はたして、どちらの軍勢が勝利するのか……?