2016年5月22日に行われたアーケードデジタルトレーディングカードゲーム『コード・オブ・ジョーカー』の全国大会“CHAMPIONSHIP”の決勝大会をリポート。

●Ver.1最後の覇者&“鳳凰”のカード効果を賭けた頂上対決

 2016年5月22日、東京・セガ羽田1号館にて、セガ・インタラクティブのアーケードデジタルトレーディングカードゲーム『コード・オブ・ジョーカー』の全国大会“CHAMPIONSHIP”の決勝大会と、大型バージョンアップ直前の公開生放送が行われた。ここではその模様をお届けする。
 
 賞金制大会や特殊なルールでの対戦など、過去さまざまな公式全国大会が開かれてきた『コード・オブ・ジョーカー』。今回開かれたCHAMPIONSHIPは、ゲームバランスが大きく変わるであろうVer.2.0(『コード・オブ・ジョーカーS』)稼動前最後の大会ということで、特殊なルールはとくになし、デッキも事前に登録した7種類の中から試合ごとに変更できるという、真剣勝負度の高いトーナメントとなった。

▲全国各地で行われたエリア大会を突破した8名が決勝トーナメントに登場。
▲今大会の優勝者にはVer.2.0に登場するPRカード“鳳凰”の能力を自由に決められる権利が与えられる。開会式で、各選手が考えた能力、効果が公開されると、ギャラリーから歓声&ブーイング(?)があがり、会場のテンションが一気にアップ。
▲試合が映し出されるモニターには『コード・オブ・ジョーカー』を始め、セガのアーケードゲームの全国大会ではおなじみになりつつある“大会実況支援システム”による情報が表示。プレイヤーの心拍数、両者のデッキ・手札、カードの効果などが確認できた。

 大会は7種類のデッキを登録できる=決勝トーナメント参加者それぞれに対応したメタデッキを作れるということがキモだったようで、試合が始まる前のデッキ選択、そしてその選んだデッキを完璧に使いこなせるかどうかが勝敗の鍵を握っていた印象。そんな戦いを制して準決勝まで勝ち上がってきたのは、ちょもす選手、mondial選手、OGR選手、きゅーへー選手の4名。

 準決勝第1試合はちょもす選手対mondial選手。相手に対応したメタデッキを選んで1回戦を圧勝で勝ち上がってきたmondial選手だが、準決勝で選択したデッキはちょもす選手とほぼ構成が同じの「ミラー対決」(解説のちゃみ氏)に。結果は先攻で素早く場の形を整えたちょもす選手が終始圧倒。現行Ver.全国1位のmondial選手を、稼動初期からの名物プレイヤー、ちょもす選手が下す形となった。

 準決勝第2試合は、ちょもす選手と同じく稼動初期から名を馳せるプレイヤー、OGR選手と、前々回、前回の全国大会を連覇しているきゅーへー選手。試合は序盤から殴り合うハイスピードな展開となり、第04ラウンドできゅーへー選手のライフを一気に奪ったOGR選手が勝利した。

 そして迎えた決勝は、先に触れたメタデッキが勝敗を分ける大きな焦点に。ちょもす選手がアリアンロッドやミューズを軸にしたデッキを選択すると、読み切ったOGR選手がメタデッキを選択。ちょもす選手の打つ手をすべて封じ込め、ラウンド03(ちょもす選手の攻撃ターン)で「(OGR選手の)勝ち確」(ちゃみ氏)となり、次のラウンド04で全ライフを奪い、OGR選手の優勝となった。

▲OGR選手が優勝した結果、PRカード”鳳凰”の能力と効果は上記のような”対ミューズに特化”したカードになることが決定。なお、実装されるのは7月ごろになるとのこと。

●CHAMPIONSHIP優勝者、OGR選手&準優勝者、ちょもす選手インタビュー

――まずはOGR選手、優勝しての率直な気持ちを教えてください。

OGR (テンション低めで)勝てたことが大きかったです……。

――もうちょっと喜びを爆発させてくださいよ(笑)。

OGR いやあ、賭けたものが大きすぎて……(※OGR選手は決勝前のマイクパフォーマンスで「ちょもすに負けたら引退」を宣言)。負けて引退しないにしても、『コード・オブ・ジョーカー』をプレイしてたらネタとはいえ「おまえなんでやってるの?」って確実に煽られるので。

ちょもす 「お前に負けたらカード全部やる」ってずっと言ってたもんね(笑)。

OGR でも最後の大会だったので、優勝できてうれしかったですね。

――大会前のデッキ構成はだいぶ考えてはいた?

OGR 使ってくるデッキが絶対わかってる人がいたので。ちょもすさんは舞姫アリアン(デッキ)を使ってくるだろうからと、最後の決勝で使ったデッキを用意していて、Joshaさんだったら侍だから、(1回戦でJosha選手と戦った)mondial選手のようなデッキを用意してました。あとは大会で多いであろう珍獣や、赤青のデッキにいけるメタのデッキを用意してましたね。

ちょもす ぼくも珍獣、Joshaさん用、あとは(1回戦で当たった)あーさーさん用の3つは作ってきました。

――ちょもすさんは決勝を振り返っての感想はありますか?

ちょもす うーん……。

OGR けっこう一方的でしたもんね。

ちょもす あれはぼくがデッキを変える勇気がなかっただけだからしょうがないんですけど。

――“死神のランプ”(※決勝の分岐点となったインターセプトカード。相手がコストを増やした瞬間に発動し、増えた分を無効にするぐらいコストを一気に奪い取る)は予想されてました?

ちょもす 大会中にくらうとは思ってたんですけど、OGRがやってくるかというと「やってこない側だろう」とは思ってました。

OGR 舞姫アリアンってメタるのが意外と難しいので。死神のランプ抜きでメタるのは難しいんですよ。そういうカードを入れないと勝てないと思ったので、最後に入れたらそれが上手く回った感じです。

――決勝まで舞姫アリアンデッキとは当たってないですよね?

OGR そうですね。もし当たってて(決勝のデッキを)見せてたら変えられてたかもしれないですね。

ちょもす そうっすね。

OGR でも見せてたとしても舞姫アリアンを使ってくるだろうと思って決勝のデッキを出してたと思うので、そこでどうなるかはわかりませんね。

ちょもす 一応珍獣(デッキ)も用意してたんで出してもよかったんだけど。OGR相手なら舞姫アリアンかな、と。

OGR 舞姫アリアンはちょもすさんが作ったデッキですからね。

ちょもす (苦笑)

――おふたりは本当に仲がいいんですか!?(笑)

ちょもす 仲いいですよ(笑)。夜中にスカイプで会話したりしますもん。いつもこういう感じなんですよ。(OGR選手は)シャイボーイなんで。

――スカイプの会話はゲームの情報交換だけでなく、雑談込みで?

ちょもす そうですね。雑談込みで。

OGR ゲームの情報はこれ(ちょもす選手)には聞かないですね。

一同 (笑)

ちょもす OGRの方が上手いからね(笑)。ぼくが教えてもらってます。

――Ver.2.0がもうすぐ稼動しますが、ランカーにはまた入りたい! というお気持ちはありますか?

OGR システムによりますね。目指せる範囲ならなっておきたいですね。

ちょもす そうだね。

――今日勝ち取った“鳳凰”のカードを使って……という感じですか?

OGR でも(PRカードが追加されるのは)7月からですよね? それまでミューズが生きているのかって感じですけど。でも紫属性にも(鳳凰の効果がよく効く)秩序の盾持ちがいたので、早く使いたいですね。赤が一番好きなので。

●まもなく稼動のVer.2.0のカードがほぼ明らかに! バージョンアップ直前特番 公開生放送

 大会終了後には『コード・オブ・ジョーカー』ではナビゲーター役の” A.C.T.I.S.”を演じる下田麻美さんと、CHAMPIONSHIPを制したOGR選手をゲストに招いての公開生放送が行なわれた。番組はバージョンアップ直前ということで、これまでに公開された新キャラクター、新システム、前バージョンからの引継ぎ要素などの情報に加え、Ver.2.0で追加されるカードのほとんどすべての能力を公開し、かつ開発のむっく氏、すぷーきー♪氏が1枚ずつ解説。Ver.2.0で猛威を振るいそうな効果を持つユニットや、過去作で暴れたユニットを彷彿とさせるカードが紹介されると、会場は大いに盛り上がっていた。

▲新属性の紫カードをはじめ、目玉となりそうなカードは動画つきで紹介された。
▲「出せれば勝ち確」とOGR選手がコメントした青属性のSR、邪眼天使サリエル。強力なカードが出ると観客席、そしてニコニコ生放送のコメントもざわついた。
▲この日紹介されたカードで一番の盛り上がりを見せた、ゴールド・ダルマン。

 カード紹介が終了すると、開発のちゃみ氏とOGR選手が新カードで作られたデッキでエキシビジョンマッチがスタート……したのだが、OGR選手が新属性の紫カードデッキの運用に苦戦。そこを容赦なくちゃみ氏が叩き、6-1という圧倒的スコアで大勝。紫属性の真価がわかるのは、5月26日のVer.2.0稼動までお預けという「たまにはこういう放送事故もいいんじゃないですかね」(むっく氏)というまさかの結果に。

▲新カードを使った対戦は、開発として新カードを熟知しているうえに元全1プレイヤーであるちゃみ氏の圧勝。

 今回の生放送で一気に公開された新情報は、随時『コード・オブ・ジョーカー』の公式サイトにアップされていく予定。また、ニコニコ生放送のタイムシフトやYouTubeLiveで大会&番組を見ることも可能なので、興味がある人はそちらをチェックし、Ver.2.0の稼動に備えておくと、5月26日からの新生『コード・オブ・ジョーカー』をより楽しめるはずだ。