VRアプリ『なごみの耳かきVR』でお姉さんのひざまくら&耳かきを体験する方法【ニコ超2016】

2016年4月29日・30日、千葉県・幕張メッセにて開催されるニコニコ動画最大のイベント“ニコニコ超会議2016”。想像力を最大限に働かせたうえで、VRアプリ『なごみの耳かきVR』を体験してきました。

●ひざまくらと耳かきを体験したい

 2016年4月29日・30日、千葉県・幕張メッセにて開催されるニコニコ動画最大のイベント“ニコニコ超会議2016”。DLsite VRブースでスマホ向けVRゲーム『なごみの耳かきVR』体験コーナーが用意されていた、というのは昨日書いた。

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▲VRゴーグル上の映像でひざまくら&耳かき体験は完結するため、お姉さんはとくに何もしない。しいて言うなら、VRゴーグルの着脱を手伝ってくれる。

 お姉さんがひざまくらも耳かきもしてくれないのはわかっている。わかっているのだけど、人間誰しも衝動をコントロールできなくなるときがあるだろう。ほかの取材が手に付かなくなるのも困るので、体験してもやもやを発散させることにした。

 12:00から配布される整理券をもらうため、11:45にブースを訪れたら、すでに行列の人数が規定枚数を越えていた。みんなそんなに耳かきに飢えているのか。12:30に出直して、無事に14:00からの回の整理券を確保。

▲整理券の列に並びつつ、人の隙間から「いいなー」と様子を見つめる。

▲手前の人、めちゃくちゃくつろいでる。ここ実家なのかな。

▲こういう構図の写真がたくさんあった。待ちきれなかったのだろうか。

▲女子も何人かいました。

●めくるめく耳かき。めくるめくひざまくら。

 さあ、僕の番だ。最初に浴衣のお姉さんと対面して簡単な説明を受けた。

「ゴーグルを付けたら横のツマミを回してピントを合わせてください」
「はい」
「イヤホンのケーブルが長いほうが右耳です」
「はい」
「右耳を下にして横になってください」
「はい」

 為すがままである。浴衣姿のおっとりお姉さんから丁寧に説明されるという状況の破壊力がすごい。あの流れで「保証人の欄にハンコを押してください」と契約書を出されたら「はい」と了承していたかもしれない。危なかった。

▲ここからはスタッフさんにカメラを渡して撮ってもらいました。

 VRと同じように、人間にも無限の可能性がある。VRがもたらすリアリティーに想像力をプラスすれば、お姉さんのひざまくらを体験できるのではないか。今年はこの仮説を提唱していきたい。

 自分の右側に“なごみちゃん”という女の子が正座をしているという設定なので、VRゴーグルを着けたら右耳を下にして体を倒す。このとき、正面にいたお姉さんがスッと横に移動したと思い込むのがコツである。事実はどうあれ、信じることに意味があると思うのだ。

▲僕の頭のなかでは、間違いなくお姉さんにひざまくらをしてもらっていたのだ。実際はこうだけどな。

 お姉さん(なごみちゃん)は耳かきをしながら話しかけてきた。バイノーラル録音による立体音響ということもあり、左耳のすぐ上で囁かれているような気がする。耳かきのぼそぼそという音もあいまって、実際の感触はないはずなのに、くすぐったい。

 声のトーンは内緒話をしているような小声で、無言のときはかすかな息遣いを感じる。この女、僕に恋をさせる気に違いない。心の奥のほうがむずむずする。思春期だったらどうにかなっていたかもしれない。

▲顔を正面に向けていると日本庭園が見える(顔を右に傾けて見てください)。

▲上を向くとなごみちゃんの顔がある。

▲体を起こせばふつうに全身を見られる。なお、これらのスクリーンショットは後から撮り直した。

 首の角度がずれるとなごみちゃんに注意されるので、どうしても肩がこわばってしまう。女子にひざまくらされたら緊張して頭を完全には預けられないと思うので、この辺は妙にリアル。しかも、いま僕の頭は初対面のお姉さんの太ももに乗っているわけだから、緊張するのも無理はない。

 ここでひとつ気になったことがある。首を上にひねるとなごみちゃんの顔が見えるということは、下を向いたら脚が超至近距離にあるのではないか。やってみたかったが、さすがにお姉さんの太ももに顔をうずめるのはまずいと思って躊躇した(僕の思考が現実を超えた瞬間である)。

▲笑いがこみ上げてくる僕を冷静に見下ろすお姉さん。

 この手のVRコンテンツはほぼ初体験だったのだけど、期待以上におもしろかった。帰り際に順番待ち中の男子ふたりに話しかけられて、「ファミ通をよろしくな!」なんて口走るほどテンションが上がったくらいである。

 ありのままを受け入れるだけでも十分楽しいが、そこに想像力を少し足すとさらなる興奮が生まれるのも発見だった。僕の中ではお姉さんと夏祭りに行く約束をしたところまでストーリーが進行している。なぜそんなことになったかは、実際にアプリをダウンロードして確認してください。

▲文中でお姉さんと呼称しているが、僕のほうが年上である。たぶん10歳以上。