マイクラ世界に視界をダイブ!

 Mojangが、人気アドベンチャーゲーム『マインクラフト』のGear VR対応版『Minecraft Gear VR』を配信開始。価格は840円で、プレイにはBluetooth接続のゲームコントローラーが必要。

 本作は、スマートフォン版である『マインクラフト』のPocket Edition(通称PE)をベースに、VR対応を行ったもの。サムスンとOculus VRが共同開発したVRヘッドマウントディスプレイ“Gear VR”と、Galaxy S6/S6 edgeを始めとするGear VR対応スマートフォンを組み合わせ、さらにゲームコントローラーをBluetoothで接続することで動作する。

 ゲーム内容的にはPE同様の内容となっており、『マインクラフト』のクリエイティブモードやサバイバルモード、スキン機能、マルチプレイなどに対応。VRなので、自分の顔の動きとゲーム中の視界が連動し、あたかも自分の顔が『マインクラフト』世界に入ったかのようなプレイ体験ができる。ちなみにマルチプレイでは、通常のPE版とWindows 10版のプレイヤーとのクロスプラットフォームプレイも可能だ。

『マインクラフト』Gear VR版が日本語入りで配信開始。VRでマインクラフト世界に入れるぞ!_01

 また、さまざまな酔い対策が施されており、フルに視界を没入させる“イマーシブモード”以外に、『マインクラフト』世界の家の中のテレビで遊ぶような体験になるモード(画面が激しく動く部分が限定されるので酔いにくくなる)や、3D立体視のオンオフ、VR向けのコントロールオプションなどを搭載。自分の酔いやすさに応じて体験の刺激を調整できるようになっている。

『マインクラフト』Gear VR版が日本語入りで配信開始。VRでマインクラフト世界に入れるぞ!_02
▲初期状態では、「VR世界内のディスプレイで『マインクラフト』を遊ぶ」という体のモードで動作。これでも面白いのだが……。
『マインクラフト』Gear VR版が日本語入りで配信開始。VRでマインクラフト世界に入れるぞ!_03
▲Gear VRの側面をタップするとフルのVRモードに! 自分の視界がマイクラ世界に入ったかのような感覚が面白い。オプションで3D立体視をオンにすれば、奥行きなどの立体感などがさらに高まる。

 なおVR対応版としては、2月に本誌でお伝えした通り、Windows 10版をベースにしたOculus Rift対応版も開発が進行中。こちらのリリースも待ち遠しいところ。