『ストリートファイターV』のスタープレイヤーがパリに集結!【Red Bull Kumite 2016リポート】

フランスのパリで開催された『ストリートファイターV』の招待制大会Red Bull kumite 2016をリポート。

●世界のスタープレイヤーが激突!

 2016年4月24日(現地時間)、フランスのパリにて、レッドブルが主催する、カプコンの人気対戦格闘ゲーム『ストリートファイターV』を使用した招待制大会“Red Bull Kumite 2016”が行われた。その模様をリポートする。

 Red Bull Kumite 2016は、世界各地から招待されたスタープレイヤー14名と、前日に行われた予選を勝ち抜いたプレイヤー2名、計16名によるトーナメント。日本からは、Red Bullアスリートのボンちゃん選手に加え、ウメハラ選手、かずのこ選手、ももち選手、ときど選手が招待選手として出場した。

■参加選手
ウメハラ 日本
ときど 日本
ももち 日本
ボンちゃん 日本
かずのこ 日本
Keoma ブラジル
Alioune フランス
Luffy フランス
INFILTRATION 韓国
Poongko 韓国
Xian シンガポール
GamerBee 台湾
Justin Wong アメリカ
Snake Eyez アメリカ
FA Bigbird 最終予選通過1
YP Valmaster 最終予選通過2

 トーナメントは、2試合先取(終盤は3試合先取)のダブルイリミネーション方式。この方式では、1度負けてしまっても敗者復活トーナメント(ルーザーズ)でふたたび戦いに挑める。最終的には、勝者トーナメント(ウィナーズ)を勝ち抜いたプレイヤーと決勝戦(グランドファイナル)を行い、ここで勝った者が優勝となる。トーナメントの組み合わせは、その場でくじ引きにより決定した。

●開幕戦からいきなりの名勝負が飛び出す!

 日本人選手は、ウメハラ選手(リュウ)が海外大会で好調を維持しているときど選手(リュウ)と、ももち選手(ケン)は予選から勝ち上がったValmaster選手(ネカリ)と、かずのこ選手(キャミィ)はシンガポールのXian選手(ファン)と、ボンちゃん選手(リュウ)はザンギエフのエキスパートSnake Eyez選手(ザンギエフ、アレックス)と当たる組み合わせに。また、現在世界最強とも言える韓国のInfiltration選手(ナッシュ)はブラジルのKeoma選手(かりん)と激突した。

 Round1でもっとも盛り上がったのは、開幕戦のウメハラ選手対ときど選手の一戦だろう。一進一退の攻防が続くなか、ウメハラ選手がときど選手の波動拳を読んでジャンプ攻撃をくり出し、ウメハラ選手が先制したかと思われたが、まさかのダブルK.O。いきなりの名勝負に、会場のボルテージは一気にマックスに! 最終的にはときど選手が接戦をものにして勝ち上がり、ウメハラ選手はルーザーズに回った。ももち選手、かずのこ選手、ボンちゃん選手はそれぞれ順調に勝ち上がった。

 日本人選手に注目してトーナメントの流れを追うと、ウメハラ選手はルーザーズRound1でフランスのスタープレイヤーLuffy選手(ミカ)を撃破するものの、ルーザーズRoun2で台湾の英雄Gamerbee選手(ネカリ)の前に倒れ敗退。
 ももち選手は、Round2のかずのこ選手との日本人対決に敗れてルーザーズへ。ルーザーズRound2にてフランス最強クラスのプレイヤーAlioune選手(春麗)、ルーザーズRound3にて海外大会で安定した成績を残していたJustin Wong選手(かりん)を退けてルーザーズRound4まで勝ち上がるが、ボンちゃん選手に敗れて5位タイでフィニッシュ。
 かずのこ選手は、Round2でももち選手を圧倒するが、Round3でときど選手に敗北。その後はBig Bird選手(ケン)、ボンちゃん選手をストレートで下し、ふたたびときど選手とルーザーズRound6で相まみえるも、ときど選手の壁は厚く1-3で敗れて3位。

 Red Bull Kumite 2015の覇者であるボンちゃん選手は、Round2で予選から勝ち上がり勢いに乗っていたBig Bird選手を寄せ付けずに勝利。その後、Infiltration選手をあと1歩のところまで追い込むが、渾身の昇龍拳が不発に終わり1-2で敗れてしまう。ルーザーズではももち選手を2-1で下して勝ち上がるも、かずのこ選手に力の差を見せつられ0-3で敗退。期待されていた連覇はならず、4位で大会を終えた。

 3試合先取制で5試合目までもつれ込む好勝負となったが、あと1歩及ばずときど選手はInfiltration選手に負けてしまう。しかし、ときど選手はこれで終わらず、ルーザーズRound6でかずのこ選手を倒し、FinalでInfiltration選手との再戦の権利を獲得する。

 1度負けているときど選手が優勝するためには、3試合先取マッチを2回勝たなければならない。現在最強プレイヤーであるInfiltration選手に2回勝つの不可能と誰もが思っていたが、ときど選手が大爆発! なんと、3-1でInfiltration選手に勝利して“リセット”。勝敗の行方は最後の3試合先取マッチへゆだねられることに。リセットされたことで、流れはときど選手にあると思われたが、Infiltration選手が息を吹き返し、3-1でときど選手を破り優勝を決めた。

優勝を果たしたInfiltration選手。

●コンボコンテストなどのサイドアクトも

 トーナメントのブレイクタイムとして、コンボコンテストやスターチームバトルといったサイドアクトが行われた。コンボコンテストは日本では珍しい競技で、挑戦者たちがくり出す高難度コンボを招待選手らが採点(5点満点)し、勝敗を決めるというもの。つぎつぎとくり出される高難度コンボや、最後までミスなく決められるのか?など、見どころ満載の催しとなり、会場は大盛況だった。

途中からはカプコンの小野義徳氏も加わって採点。

●観戦を終えたカプコン小野義徳氏は?

――Red Bull Kumite 2016いかがでしたか?

小野義徳氏 トッププレイヤーのみなさんは、正直もう仕上がってるなと(笑)。今回参加していたほとんどすべての選手が、僕らが想像している以上に成長が早く、かつ、見ていて「ああ、このゲームおもしろそうだな」と、作った本人ながら感じてしまいました(笑)。そのくらい感激を受けましたし、この素晴らしい試合に刺激を受けて、自分もあの舞台に立とうと思ってくれる人たちがいるとうれしいですね。

※Redbullkumite2016トーナメント表
※Red Bull Kumite 2016 - 日本語配信 -(実況・解説:アールさん、せんとすさん)

(c)Red Bull contentpool
フォトクレジット Katya Mokolo / Red Bull Content Pool