[2016年4月18日17時45分修正 記事内で、『トーキョーグリモワール』を『トーキョーグリモアール』と誤って記載していたため、修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。]
2016年4月16日、東京ミッドタウンのコナミイベントスペースにて『クイズマジックアカデミー トーキョーグリモワール』の発表イベントが行われた。ここではその模様をお届けする。
本イベントは『クイズマジックアカデミー』のシリーズ最新作、『クイズマジックアカデミー トーキョーグリモワール』を“宇宙最速” (『クイズマジックアカデミー』プロデューサー、石原氏のコメント)でプレイできるだけあって、会場は満員御礼の大盛況。そんな熱気の中、メインイベントであるトークイベントがスタートした。
ビジュアルは一新! ゲームシステムはシリーズのいい点を統合した『トーキョーグリモワール』
トークイベントには『クイズマジックアカデミー』シリーズのプロデューサーである石原氏、シリーズの音楽を担当する劇団レコードさん、現在稼動中のバージョン『暁の鐘』で司会実況を担当するキャラクター、ヴァニイを演じる照井春佳さんが登場。
最初にテーマとして取り上げられたのは、『トーキョーグリモワール』の変更点の中でも大きなポイント、“キャラクターデザインや世界観の一新”。今回の舞台となる“トーキョー”の話や、プレイヤーキャラクターの衣装についての話が出たところで、照井さんが「私、まだ(トーキョーグリモワールの)収録をしてないんですよ……」とコメント。すると石原氏から、「ヴァニイちゃんは『トーキョーグリモワール』には出番がないですね……」という衝撃の発表が! その後、照井さんの決死のアピールと会場の後押しによって、ヴァニイの出番については再考されることになった。ヴァニイについては、今後の展開に期待!?
続いて発表されたのは、『トーキョーグリモワール』での全国対戦、“トーナメント・NEO”の形式や組み分けについて。こちらは、大きく変化したビジュアル面とは異なり、「いいものは残し、過去作のよかった点も取り入れつつも、プレイ感覚は変えない」(石原氏)という方向で調整したとのこと。
その石原氏のコメント通り、クイズの形式やモニターをタッチしての入力などの感覚はまさにいつもの『クイズマジックアカデミー』。しかしステージの背景に、都庁らしき巨大な建造物、雷門ならぬ“マジアカ門”が登場したり、高層ビルのヘリポートらしき場所で決勝戦が行われたりと、見た目の変化はこれまでのシリーズ中でも随一なのでは? と感じた。しかし個人的にもっとも印象に残ったのは、全国対戦の途中で負けても4位決定戦、7位決定戦に参加できること。勝敗に関わらず1コインで複数回の対戦が楽しめるのは、実際にゲームセンターでプレイする際には大きな魅力に感じられるはずだ。
ビジュアルや演出の変化といえば、オンライン協力モードは“グリムバスターズ”と名を変え、大きくイメージチェンジ。ウェノ(上野)やアキバ・ハラ(秋葉原)といったどこかで見たことがあるような“トーキョー”の世界をバックに巨大な“グリム”と対決。そしてただ協力してクイズを解いていくだけでなく、「過去作よりも『マジックアカデミー』の世界観やストーリーに踏み込んだ」(石原氏)内容にアップデートされていくとのこと。
1年がかりの超大規模クイズ大会“QMA JAPAN TOUR 2016 賢神降臨”
『トーキョーグリモワール』の新要素の紹介がひと通り終わり、続いて発表されたのは、1年がかりで行われる大会“QMA JAPAN TOUR 2016 賢神降臨”の詳細。これまでユーザー主催で行われてきた各地の大会をKONAMIがバックアップし、各大会での成績をポイント化して集計していくことが決定した。そしてツアーの締めくくりとして、ポイントランク上位入賞者、大規模なユーザー大会の優勝者、そしてKONAMI主催で複数回行われる全国大会の優勝者が一堂に会する“グランドスラム大会”が開催されることも発表された。
※“QMA JAPAN TOUR 2016 賢神降臨”の5大大会については、開催された場合に限りシード枠を適用します。
開催時期については昨年の実績を元に予定として記載しております。
※5大大会の名称に一部誤りがございます。「ポールスターシリーズ杯」ではなく、正しくは「ポールスターシリーズ」となります。
気になる『トーキョーグリモワール』の稼動日だが、2016年4月下旬を予定しているとのこと。それまでには本イベントの動画も配信される予定とのことなので、気になる人は『クイズマジックアカデミー』の公式サイトをチェックしてほしい。