『ロードス島戦記オンライン』サービス開始から2ヵ月たったゲーム内の様子は?
原作の雰囲気を忠実に再現した世界観と、シンプルながら味わい深いゲーム性が特徴のPC用MMORPG『ロードス島戦記オンライン』。2016年2月24日の正式サービス開始から約2ヵ月が経った4月、ゲームオン本社にて今後のロードマップの発表を含むメディア向けカンファレンスが開催された。
運営プロデューサーの合田真二氏によるカンファレンスは、まず現在までのアップデート内容の説明やユーザーのキャラクターレベル、クラスの分布などによる遊ばれかたの分析などが行われた。サービスインから間もないにも関わらず、現在のレベルキャップである35に到達しているプレイヤーが多い。また、クラスはプリーストが人気となっており、これは習得すると同一アカウント内のほかキャラクターにも付与できるスキル“死人返し”が冒険をするうえで非常に有用であるためだと思われる。
4月20日のアップデート内容と今夏までの展開案
現状の報告に続き、第二四半期のロードマップや4月20日に実施されるアップデート“Expansion”の内容が発表された。まだ調整中の部分も多く詳細な説明は行われなかったが、近々公式サイトにて発表するそうなので、そちらを確認してほしい。
迷宮は現在のシンプル形状からより迷路、迷宮のような形に変更。報酬も新たなものを用意するそうだ。新コンテンツの“コレクション”は、酒場から行けるエリア“木漏れ日の庭”にクエストで信頼を得たNPCたちを招き入れることが可能になるもの。こちらはひとつのやり込み要素になりそうだ。
今後のロードマップ。戦場でギルド単位でのPvPが可能にすると同時にギルド自体の機能も強化される。6月にはさらなるレベルキャップの解放もあるようだが、その後の内容も含めて未発表であった。
5月からのアップデート内容については、5月3日にベルサール秋葉原で開催されるオフラインイベント“Pmang感謝祭”で一部発表がされる模様。入場無料で、参加者はゲーム内アイテムがもらえるようなので、気になる人は足を運んでみよう。
最後に、アップデートなどに関する質疑応答を掲載する。
Q:アップデートでストーリー(原作2巻以降)の追加はあるのか?
A:実装すべく共同開発のL&K社とも協議中。新エリアなどがあるため開発などに時間がかかる予定。
Q:現状、固いだけの敵が多く戦闘が単調になりがちです。
A:迷宮に関してになりますが、雑魚系ではなくボス型エネミーが出現するように変更します。ちょっとしたギミックも用意することで、楽しめる戦闘になるように調整していきます。
Q:レベルキャップ解放に併せ、そのレベル帯に合わせた狩場は実装されるのか?
A:4月のアップデートでは行わないが、6月の解放時にレベル40以降に対応した狩場を追加する予定です。
Q:レベルキャップの解放に併せてスキルの追加などは行われるのか?
A:上限解放と同時に実装に向け調整中ですが、若干遅れる可能性もあります。
なお、追加されるギルド戦の規模やそのメリット、最も気になる新クラスについも伺ったが、こちらは現段階での回答は難しいとのこと。続報を待ちたい。