ハードはPS4が2ヵ月連続で市場首位に

 ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2016年3月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを公開した。(集計期間は2016年2月29日~3月27日の4週分)。


【家庭用ゲームソフト 月間売上本数】
1位:ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3(3DS)スクウェア・エニックス 375,612本
2位:DARK SOULS III(ダークソウルIII)(PS4)フロム・ソフトウェア 218,764本
3位:ディビジョン(PS4)ユービーアイソフト 122,081本
4位:ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT(Wii U)ポケモン 106,490本
5位:ガンダムブレイカー3(Vita)バンダイナムコエンターテインメント 103,415本

【家庭用ゲームハード 月間売上台数】
1位:プレイステーション4 117,875台(先月1位:プレイステーション4 109,867台)
2位:プレイステーション Vita(合計) 88,994台(先月2位:プレイステーション Vita(合計)83,071台)
(プレイステーションVitaは、プレイステーション Vita TVを含んだ合計値になります)

【家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数】
1位:バンダイナムコエンターテインメント 47.6万本
2位:スクウェア・エニックス 45.9万本
3位:任天堂 42.3万本

【2016年3月期の家庭用ゲーム市場について】
月間ゲームソフトランキングでは、新作の「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3」(スクウェア・エニックス/2016年3月24日発売/3DS)が37.6万本を販売し、首位を獲得しました。前作となるDS版「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2」(スクウェア・エニックス/2010年4月28日発売/DS)の出足には及びませんでしたが、まもなく「ドラゴンクエスト」が30周年を迎え、シリーズを通したさまざまなプロモーションも予定されていることから、息の長い売れ行きとなることが期待されます。

そのほかの新作では、「DARK SOULS III(ダークソウルIII)」(フロム・ソフトウェア/2016年3月24日発売/PS4・Xbox One)のPS4版が発売から4日間(初週集計)で21.9万本を販売し、2位にランクイン。前作「DARK SOULS II(ダークソウルII)」(フロム・ソフトウェア/2014年3月13日発売/PS3・Xbox 360)のPS3版は、初週で25.7万本を売り上げていますが、今回はPS4にプラットフォームが変わった点を踏まえると、まずまずの立ち上がりと言えそうです。

さらに、「ディビジョン」(ユービーアイソフト/2016年3月10日発売/PS4・Xbox One)のPS4版が3位に、「ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT」(ポケモン/2016年3月18日発売/Wii U)が4位に続いています。「ガンダムブレイカー3」(バンダイナムコエンターテインメント/2016年3月3日発売/Vita・PS4)は、2機種合計で18.6万本を売り上げ、タイトル別では実質3位となる出足となりました。

ハード市場では、月間11.8万台を販売したPS4が2ヵ月連続でトップに立ちました。「DARK SOULS III(ダークソウルIII)」や「ディビジョン」といった有力な新作が、確実に追い風となっています。
また、PS Vitaが8.9万台を売り上げ、前月期と同じ月間2位を維持しました。

新年度となる2016年4月期は、「スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-(インテグリティ アンド フェイスレスネス)」(スクウェア・エニックス/PS4版:2016年3月31日発売、PS3版:2016年4月28日発売予定)や、「妖怪三国志」(レベルファイブ/2016年4月2日発売/3DS)といった人気タイトルの新作が登場します。年度のスタートとともに、ゲーム市場の新たな盛り上がりが注目されます。

※ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体などとの同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。また、発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています。