今作ではシングルプレイにオープンワールド性を導入

 Mode 7 Gamesが、同スタジオのターンベースストラテジーゲームの新作『Frozen Synapse 2』のトレイラーを公開した。2016年中にPC/Mac/Linuxで発売予定。

 本作は2011年に発売された『Frozen Synapse』の続編。「Frozen~」シリーズは、まずプレイヤーが自分のチームの各ユニットの進行方向や行動などを設定し、双方のチームが提出したプランを元にアクション(結果)が再生される。じっくり時間をかけて相手の動きを予測しながら練ったプランが正しかったのか、結果を見る時はドキドキものだ。

  シリーズでは未来を舞台にしたターンベースのタクティカルシューターテイストの『Frozen Synapse』をベースに、アメフト風のスポーツゲームとして基本デザインを落とし込んだ『Frozen Cortex』がリリースされており、今回はふたたびタクティカルシューターに帰ってきたという形になる。

 今回のトレイラーはシングルプレイモードをメインにフィーチャーしたもので、ストーリーが順に進行していくだけだった初代作品のそれに対し、『Frozen Synapse 2』では都市の地図上からどのビル(マップ)を攻略していくかを選べる“オープンワールド性”を導入している。競合組織との同盟関係を結ぶといったことも可能で、シングルプレイに新たな深みを加えてくれそうだ(ちなみに関係者に確認したところ、この要素はシングルプレイのみになる模様)。

お互い相手の動きを予測しつつプランを練って、ヨーイドンでアクションが行われるタクティカルシューター『Frozen Synapse 2』_02
▲プランニングフェーズでは、各兵士の進行ルートや視線を向ける方向をセット。お互い(シングルプレイ時はプレイヤー)がプランを提出すると、行動結果が再生される。うまいこと敵を発見して射殺できたり、(視線範囲内に入るまで相手ユニットは表示されないので)見当違いのところをうろうろしただけだったり、次の動きを考えるのが楽しい。
お互い相手の動きを予測しつつプランを練って、ヨーイドンでアクションが行われるタクティカルシューター『Frozen Synapse 2』_03
▲スモークグレネードが炸裂! 敵の視認が重要な『Frozen Synapse』では効果が高そう。
お互い相手の動きを予測しつつプランを練って、ヨーイドンでアクションが行われるタクティカルシューター『Frozen Synapse 2』_01
▲シングルプレイモードでは、都市から攻略するビルを選んでいく“オープンワールド性”を導入。対抗組織と同盟関係を結ぶといったことも可能なようだ。