あの村の入り口に立ってるただの村人視点のRPG
RPGで街の入り口に立っているあの村人。彼らにもそれぞれ人生がある、と考えたことはないだろうか。
「ここは○○の街です」などと言っている、あの村人のことである。何度話しかけても、「ここは○○の街です」しか言わないアイツ。日がな一日、街の入り口に立ち続け、来る日も来る日も同じセリフを言うアイツ。だが、彼だってひとりの人間。両親がいて、友達がいて、何か事情があって街の入り口に立ち続けているはずである。
そんな“入り口に立っているただの村人”にスポットを当てた、前代未聞のRPGが『村人A「勇者さまどうか話を聞いてください」』だ。
主人公はただの村人。ある朝、母親に起こされた村人Aは、“一人前の村人”になるべく旅に出る。無論、街で勇者に遭遇したら、魔王を倒す手助けとなる情報を教えてあげるという使命のためである。
勇者の前に立ちふさがって話しかけよう
自宅を出ると、始まりの村の入り口に着いた。ここが最初の“立ち場所”だ。
“立ち場所”ごとに10人の勇者さまに話しかけられればクリアーとなり、つぎの“立ち場所”へ進める。道行く勇者は当然、単なる村人である村人Aの話などにまともに取り合ってくれない。イライラしながら聞き流してくる勇者の姿に、かつてRPGをプレイした自分の姿が重なる……。
村で勇者に話しかけて経験を積み、トーク力に磨きをかける村人A。
勇者に話しかけるために追いかけながら、ついに魔王城へ!
勇者が妖精の国へ行けば、村人Aも妖精の国へ。勇者が伝説の武器を探しに行けば、村人Aもそこへ行く。そうこうしているうちに、魔王城の入り口までやってきてしまった。
ここでも村人Aは「勇者さま! いよいよですね!」と魔王城へ向かう勇者に話しかける。あとは、勇者が魔王を倒してくれるのを待つのみ。
力もなければ魔法も使えない。だが、村人は村人ならではの方法で世界を平和に導くのだ。それが、“RPGで街の入り口に立ち続けるあの村人”の、人生なのである。
村人A「勇者さまどうか話を聞いてください」
メーカー | グローバルギア |
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対応機種 | iOSiPhone/iPod touch / AndroidAndroid |
発売日 | 2014年6月14日 |
価格 | 無料 |
ジャンル | RPG |
備考 | 販売元:グローバルギア GloalGear Co. Ltd. 対応機種:iPhone、iPad、iPod touch(iOS 4.3以降)。/Android(2.2以上) |