「これが新生舞台『弱虫ペダル』」!

 渡辺航氏の人気コミック『弱虫ペダル』を原作にした舞台作品の最新作“舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~”が、2016年3月4日より順次、東京、福岡、大阪、神奈川にて上演! 初日前日となる本日3月3日には報道陣・関係者向けのゲネプロ公演が行われた。

 公演を重ねるごとに話題を呼ぶ舞台『弱虫ペダル』、シリーズ8作目となる本作は、2015年10月に上演された“IRREGULAR~2つの頂上~”ぶりの最新作。サブタイトル通り、3年生の引退・卒業後、また新たなインターハイの戦いに向けた、総北高校を始めとした“新世代”が描かれる。

 本作では、前作が舞台『弱虫ペダル』初参戦の小越勇輝が、2年生になった主人公・小野田坂道役で出演。初演から出演する太田基裕、鳥越裕貴も、それぞれ今泉俊輔役、鳴子章吉役として続投する。加えて、手嶋純太、青八木一、鏑木一差ら、総北の“新世代”には欠かせないキャラクターも多数初登場。ライバル校となる箱根学園、京都伏見にも、原作ではおなじみの新キャラクターが加わっている。

 ゲネプロ公演前には、キャストが意気込みを語る囲み取材も実施。小越勇輝(小野田坂道役)を始め、太田基裕(今泉俊輔役)、鳥越裕貴(鳴子章吉役)、鯨井康介(手嶋純太役)、植田圭輔(真波山岳役)、東啓介(葦木場拓斗役)、村田充(御堂筋翔役)が登壇した。

舞台『弱虫ペダル』“新世代”がいよいよ始動! 新キャストを多数迎えて描くアツい群像劇_01
▲左から、鯨井康介(手嶋純太役)、鳥越裕貴(鳴子章吉役)、太田基裕(今泉俊輔役)、小越勇輝(小野田坂道役)、植田圭輔(真波山岳役)、東啓介(葦木場拓斗役)、村田充(御堂筋翔役)

 舞台『弱虫ペダル』初参戦の感想を訊かれた鯨井は、「大変だぞという声を聞いていたが、稽古場に入ってみてこれほど汗をかくものかと(笑)。これだけ必死になれる作品は特別だなという思いで稽古をしていました。この勢いで本番もがんばります」とコメント。もうひとりの新キャストとなる東も「みんなで意見を出し合うのが楽しい。箱学のメンバーと話し合ってお芝居を作り上げていくのがすごく楽しくて、毎日充実していました」と、初参戦の感想を語っていた。

 一方、彼らを迎えるおなじみのキャスト陣も熱い想いを胸に本作に挑む。新キャストが多いだけに稽古場の雰囲気も異なったというが、「新鮮な気持ちで、新しいキャストの方々から勉強させてもらうところがたくさんある」(太田)、「これが新生舞台『弱虫ペダル』だ、というのを届けたい」(植田)と、それぞれが意気込みを語る。前作から座長を務める小越も、「“新世代”にはこれまでつなげてきてくださった先輩がたの想いや、作品の中での先輩たちの想いも詰まっていると思うので、そんな先輩方の気持ちを背負いながらつぎの世代や自分たちの世代に熱を与えて、ワクワクとドキドキを届けていけたら」と熱弁し、本作を楽しみにしているファンへメッセージを寄せた。

 つぎのページでは、劇中カットを含めて本作の模様をお届け。ネタバレNG派の方はご注意を!