ゲーム好き声優たちが大フィーバー!
人気声優の鈴村健一さん、前野智昭さんがMCを務める、ニコニコ生放送のゲームバラエティー番組『ファミ通ゲーマーズDX』。その約1年振りとなるリアルイベント“ファミ通ゲーマーズDX~Level 4~”が、4人の豪華ゲストを招いて、2016年2月7日に東京・ディファ有明にて開催(昼/夕方公演)された。本記事では、その中から昼の部の模様を、写真とともにお届けする。
※前回のイベントの模様は→こちら
MCのふたりと、ゲーム大好きなゲストたちが楽しくゲームをするというこのイベントは、ファンからは大好評。今回は、岸尾だいすけさん、菅沼久義さん、中村悠一さん、間島淳司さんという、声優界が誇るゲーマー4人が参戦し、いつも以上に賑やかなトークをくり広げていた。
今回のイベント内容は以下の通り。
・オープニングトーク
・チャレンジ8 逆襲のディファ
・ボンバーマン 助っ人ウルトラバトル!
通常はウォーミングアップ的なコーナーであるオープニングトークだが、このイベントでは、のっけからゲストたちが大暴れする。とくに、事あるごとに『週刊少年ジャンプ』のネタを挟んでくる岸尾さんにMCのふたりも手を焼き、初ゲストだというのに早くもぞんざいな扱いに。
8本のレトロゲーに挑戦! 結果は……?
そして、ゲストたちのフルスロットルぶりにMCふたりが戦々恐々としながらも、本日のメインコーナーである“チャレンジ8 逆襲のディファ”が始まる。
このコーナーは、本イベントでは定番の“レトロゲームを使ったお題に挑戦”するというもので、今回は以下の8本のレトロゲーム(一部除く)が用意された。
レベル1:『スーパーハングオン』(1987年、セガゲームス)
レベル2:『出世大相撲』(1984年、テクノスジャパン)
レベル3:『ぷよぷよテトリス』(2014年、セガゲームス)
レベル4:『すくすく犬福』(2004年、ハムスター)
レベル5:『みんなでスペランカー』(2009年、TOZAI GAMES)
レベル6:『グラディウス』(1985年、KONAMI)
レベル7:『影の伝説』(1985年、スクウェア・エニックス)
レベル8:『エレベーターアクション デラックス』(2011年、スクウェア・エニックス)
最初に登場したのはセガの往年の名作レースゲーム、『スーパーハングオン』。用意されたお題も、“時間内にチェックポイントを通過すればクリアー”という、ボーナスステージ的なもの。
トップバッターは岸尾さん。初参戦でそれほどゲームが得意ではないという岸尾さんだが、ボーナスステージ的なものなら大丈夫だろう、という大方の予想を裏切り? まさかの失敗。「早くもイベント終了か!?」と会場全体がどよめいてしまうが、「最初だし、時間もたっぷりあるし、再挑戦しましょう」ということで、2回目のチャレンジへ。
……が、1回目よりもヒドい結果に。この非常事態に、MCふたりと、岸尾さんを除くゲスト3人も「どうする!?」と円陣を組んで本気で相談を始める。そんな緊迫感溢れる状況をよそに、岸尾さんは勝手に3回目をプレイして「しれっと」クリアーする。
結果オーライということで、チャレンジは続行されることに。2番目の『出世大相撲』には、「相撲と言えば本田、本田と言えば……」ということで、菅沼さんが挑戦。名前入力で“ほんだ”の“ん”の文字が見つからず、名前が“ほ”になるという悲しいアクシデントはあったが、無難に1勝を挙げてクリアー。他の出演者たちをホッとさせた。
続いては『ぷよぷよテトリス』。1分以内に『テトリス』モードで“テトリス(4段同時消し)”を達成するというお題に、昔かなりやり込んでいたという中村さんが指名される。オンラインゲームやアーケードゲームをたしなみ、かなりのゲーマーとして知られるだけあって、まったく危なげないプレイでお題を達成。MCふたりにとっても、喉と心を落ち着かせるいいブレイクタイムとなった。
折り返しとなる、4つ目の作品はクイズゲームの『すくすく犬福』。10問正解すればクリアーとなる。順番ということで、こちらも名うてのゲーマーとして知られる間島さんが挑戦することに。間島さんにとっては、楽勝もいいところ……と思われたが、ゲーム自体が10年以上前の作品なので、出てくる時事問題もその時代のもの。そのため、戸惑って最初の1問を不正解してしまうが、その後は順当に正解を重ねてクリアー。
そして5つ目の作品は『みんなでスペランカー』。ほんの少しの段差から落ちても死んでしまうという、あまりにか弱い主人公で有名なアクションゲームのリメイク版だ。4人揃ってステージ1をクリアーするというお題に、ゲスト4人が挑戦。
貪欲にウケを狙おうとする岸尾さんと、他の3人によるせめぎ合いが注目されたが、さすがにここでボケ倒すのはマズいと思ったのか、岸尾さんもボケを封印し、黙々とプレイすることに。結果、危なげなくクリアーすることに成功。
いよいよチャレンジも終盤戦に。6つ目の作品は、KONAMIの名作シューティング『グラディウス』。ここも、1面をクリアーすればお題達成となる。ゲストの中では、中村さんが経験者なのだが、昔遊んでいたのはファミコン版で、今回挑戦するのはアーケード版。「アーケードの鈴村、家庭用の中村」という名言も飛び出し、ここはMCの鈴村さんが挑戦することとなった。
久々のプレイということもあって、パワーカプセル持ちの敵を落とし損ねたり「ヤバい!」を連発していた鈴村さんだが、敵の攻撃パターンは熟知しており、見事なさばきでノーミスクリアー。会心のドヤ顔を見せていた。
7つ目の作品は、約30年前に当時のタイトーからリリースされた『影の伝説』。敵の攻撃を食らったら一撃で死んだり、ジャンプ中は操作不能となるなど、レトロゲーらしい理不尽なまでの難度の高さで有名な作品だ。
この作品のお題も“森(1面)をクリアしろ”というものなのだが、挑戦するのは「せっかくだから」ということで本作をプレイしたことがないという前野さんに。ゲーム好きということもあって、意外にサクサク進んで行く前野さんだったが、どうすればクリアーとなるのかを教えてもらっていなかったため、最奥までたどり着くもそこでどうすることもできなくなって、失敗に……。ここで、“チャレンジ8 逆襲のディファ”は終了となった。