タイトー、2016年春に楽天Edy機能付きメンバーズカードの発行を独占スタート 発表会の模様をリポート【JAEPO 2016】

2016年2月19日~20日、千葉県・幕張メッセにて開催中のアミューズメント・エンターテインメント産業の総合展示会“ジャパン アミューズメント エキスポ 2016”(JAEPO 2016)。そのビジネスデーとなる19日、タイトーブースにて、楽天Edy機能付きメンバーズカードの発行を発表した。

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 2016年2月19日~20日、千葉県・幕張メッセにて開催中のアミューズメント・エンターテインメント産業の総合展示会“ジャパン アミューズメント エキスポ 2016”(JAEPO 2016)。そのビジネスデーとなる19日、タイトーブースにて、タイトーeマネー推進計画の発表が行われた。本稿では、その詳細をお届けする。

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※楽天Edy機能付き“タイトーステーションメンバーズカード”の発行が2016年春からスタート

▲タイトー代表取締役社長 飯澤幸雄氏

 まずステージにタイトー代表取締役社長の飯澤幸雄氏が登壇。タイトーは、昨年2015年に発表した電子マネー決済システムは、利用者から「利便性が高い」などの意見をもらっており、非常に好評を得ているとし、今期中に45店舗での電子マネー決済システムの導入を予定していると発表。それに伴い、タイトーのフランチャイズ店舗への導入が行われると説明した。

 また、今後はこの電子決済システムの特性を利用したゲームを展開することを明らかに。クレーンゲームで投入した金額に応じて難度が下がったり、金額に応じたプレイコースを選べばさらにリッチなゲーム体験ができるといった仕様を考えているとのことだ。

 この電子マネー決済システムでは、重点的に取り組むべきポイントがふたつあると飯澤氏は言う。ひとつは利用シーンの拡大だ。現在タイトーが導入している電子マネー決済システムは、安定性の高さや決済スピードの速さから有線式を利用していたが、管理システム用サーバーを店舗ごとに設置しなければならず、少ない台数での設置の場合は高コストになっていたという。このことから、店内管理用システムへの接続を必要とせず、端末1台1台が直接サーバーに通信する無線式決済端末の導入を検討していると述べた。

 さらに、無線端末になることで有線では置けなかった場所への設置も可能となり、展開する地域も大幅に広がるという。通信が届くところであればどこでも端末を利用できるので、観光地などで1台単位で利用することが可能となり、ゲーム以外での利用といったさまざまな用途でも使用できるというわけだ。

▲ステージでは、無線端末を利用した野球場でのビール売りを再現。売り子のお姉さんの胸についているタブレットのタッチパネルからサイズや飲み物を選び、肩に装着した決済端末に電子マネーカードをかざせば決済完了! お釣りも出ないし、カードをかざすだけなので、ものの数十秒で注文〜商品受け取りが行えるのだ。

▲なお端末には、決済スピードが速く現在改札などで利用されているリッチクライント方式を採用予定。

▲購入時にはくじといったちょっとしたミニゲームも搭載できる。

 ふたつ目は、利用者にお得感を感じてもらう取り組みだ。そのための施策のひとつとして、飯澤氏は楽天スーパーポイントが貯まるプリペイド型電子マネーサービス楽天 Edy機能付き“タイトーステーションメンバーズカード”を、2016年春から発行することを発表。こちらは、タイトーステーションで使うと200円ごとに楽天スーパーポイントが2ポイント貯まるというシステムで、将来的にはボーナスポイントやキャンペーンなど、カード利用者にお得なキャンペーンを展開する予定とのことだ。

 また、楽天市場に“Taito Toy’s Market(タイトートイズマーケット)(仮称)”がオープンすることが発表された。同マーケットでは、タイトーが持つIPを利用したオリジナルザインのタイトーステーションメンバーズカードやキャラネーム印などを販売する予定だという。将来的にはゲームセンターを利用して貯めたポイントを、楽天市場のお買い物で使うことも可能になるらしい。

 いままでは、アミューズメント施設などに足を運んでもらっても、来場者の詳細なデータを取ることができなかったが、このタイトーステーションメンバーズカードを発行することで、利用履歴などからビックデータを得ることができる。このデータをもとに、さらなるサービス向上が望めると、飯澤氏はそのメリットを語る。

 春から始まる“タイトーステーションメンバーズカード”、そして電子マネー決済システムの導入店舗拡大など、ゲームセンターにおいて独自の発展を続けていくタイトー。今後の展開にぜひ期待しよう。