連邦での冒険がさらに広がる!
ベセスダ・ソフトワークスが、同社のオープンワールドRPG『フォールアウト4』のDLC3本を海外で発表。「Automatron」を3月に、「Wasteland Workshop」を4月に、「Far Harbor」を5月に配信予定。合わせてDLCを一括購入できるシーズンパスの価格が3月1日より値上げ(参考までに米ドルの場合29.99ドルから49.99ドル)になることも発表された。正式な日本での展開時期や価格については、日本での発表をお待ちいただきたい。
■Automatron 価格:9.99ドル 配信時期:2016年3月
第1弾となるAutomatronでは、謎の“メカニスト”が連邦にロボブレインをはじめとする悪のロボ軍団を放つ。プレイヤーはそれらのロボを倒すことでパーツを集め、カスタマイズしたコンパニオンロボを作ることが可能。豊富なMODパーツが用意されており、手足やアーマー、アビリティ、ライトニングチェインガンなどの武器などはもちろん、ペイントやボイスなども選択できる。
ちなみにメカニストと言えば、旧作『Fallout 3』ではアリ女アンタゴナイザーと戦っていた(やや迷惑な)お方。今回のメカニストは単独行動なのか、それとも連邦の平和を勝手に守るためにまた誰かと戦っているんだろうか?
■Wasteland Workshop 価格:4.99ドル 配信時期:2016年4月
その名の通り、拠点用に新たなワークショップを作れるようになるオプション的なコンテンツの模様。このDLCを導入すると、レイダーからデスクローまで、さまざまなものを生け捕りにできるケージを設計し設置できるようになる。捕えた獲物は飼い慣らしたり、自分やほかの居住者とコロシアム的に戦わせることができるという。また拠点の飾り要素として、いわゆるネオンサイン的なニキシー管の電飾や、新たな剥製などが増える。
■Far Harbor 価格:24.99ドル 配信時期:2016年5月
ニック・バレンタイン探偵事務所の新たな事件簿は、失踪した若い女性と人造人間の秘密のコロニーを探して、ボストンが面するメイン湾から謎の島へと旅することになる。島は高度な放射能汚染により連邦本土よりも野性的なエリアとなっており、人造人間、チルドレン・オブ・アトム、地元民の衝突が激しさを増していく。
Far Harborの広さは「これまでアドオンのために作った中で最大」としており、クリーチャーやダンジョンはもちろん、新たな勢力別クエストや拠点、高レベルアーマーや武器などが登場予定。
なお公式発表によると、 Bethesda.netの登録者を対象に各DLCのクローズドβテストを実施予定。テストプログラムはフルバージョンのもので、参加者はDLCを購入する必要はないという。日本でも同様のテストを実施してほしいところ。
また今回発表されたDLCがすべてではなく、年間を通じてさらなる冒険や機能を配信予定だとしている。先日発表された新たなサバイバルモード(食事・睡眠・病気といった概念が導入される)や、ユーザーがコンテンツを作成可能なMODツールであるCreation Kitについても社内でテスト中とのことで、こちらの続報についても期待したい。