Oculus TouchやViveのモーションコントローラーに対応
商用ゲームエンジン“Unreal Engine”(アンリアルエンジン)を開発するエピックゲームズ。同社が定期的に配信しているストリーム番組で、Unreal Engine 4のエディター機能のVRモードを発表した。
VRモードではVRヘッドマウントディスプレイを被ったままシーンエディットなどが可能で、操作はOculus Rift用のOculus Touch(別売り)やHTC Vive付属のモーションコントローラーで行うことができる。今年3月にサンフランシスコで行われるGDCで詳細が発表される予定だ。
Unreal Engine 4はVR関連機能を強化してきており、すでにエディター上からすぐに編集中のVR空間の動作をチェックできるVRプレビュー機能などを搭載。今回の機能はそれを一歩進めて、オブジェクト配置などのシーンエディット機能をVR空間内で実行できるというものだ。
ストリームは録画が残されており、VRモードでは各種インターフェースがVRに最適化されていて、コンテンツブラウザーからオブジェクトを取り出してシーンに設置したり、移動・回転・拡大縮小・コピーするといった動作を、VRヘッドマウントディスプレイを脱がずにすべてモーションコントローラーで実行できているのがわかる。本人のサイズを一回大きくして俯瞰しながら配置を行い、キャラクターサイズに戻して見栄えをチェックするとか、オブジェクトをグリッドに沿って移動したり拡大するといった機能も見られ、直感的な操作ができそうだ。