『REFLEC BEAT』では史上初となる難易度“13”が登場
2016年1月30日~1月31日、千葉・幕張メッセにて開催中の、ゲーム実況とゲーム大会の祭典“闘会議2016”。1日目となる1月30日、KONAMIブースではアーケードゲームプレーヤーの頂点を決める公式大会“The 5th KONAMI Arcade Championship”の決勝ラウンドが開催されていた。
ここでは、午後から開催された、『REFLEC BEAT』、『pop'n music』、『jubeat』、『MUSECA』、『SOUND VOLTEX』という5つの“BEMANI”ブランドの音楽ゲームの大会の模様をお届けしよう。
REFLEC BEAT VOLZZA
ゲストにえなこさん、Des-ROW氏、DJ TOTTO氏が登壇。コスプレイヤーであるえなこさんは、『REFLEC BEAT VOLZZA』のクラスチェックモードで最難関の“零”を習得するほどの腕前なのだそうだ。
大会はスコアの高いプレーヤーが勝利となり、上位2名が最終決勝へ進出するトーナメント形式に。わずか1点の差が勝敗を分けるほどのハイレベルな戦いとなり、TOTTO氏からは「もう全部が決勝でもいいんじゃないですか?」との声も。
最終決戦の第2試合はこの場で初披露となるMAX MAXIMIZER氏とTOTTO氏がタッグを組んだ楽曲“Rebellio”となった。その難易度は『REFLEC BEAT』史上初となる“13”だ。最高難易度の楽曲で争ったA.N.C.Bさんとsi・o・n.さんは、なんと同点で演奏を終えた。
結果は第1試合でスコアを伸ばしていたsi・o・n.さんが優勝。si・o・n.さんは「4回目の出場で、念願の優勝です」と喜びを語っていた。
pop'n music eclale
登壇ゲストは松下さん、wac氏、PON氏。松下さんはBEMANIブランドの楽曲でボーカリストを務めており、自身も『pop'n music』シリーズのプレイヤー。家にはアーケードコントローラーがあり、小学校低学年からプレイしていたのだという。
男性部門、女子部門に分かれて大会が行われた。決勝ラウンドは、それぞれが選曲した3曲と、当日発表される課題曲1曲の計4曲を連続でプレイし、合計スコアの最も高いプレーヤーがチャンピオンとなる。
男子部門は“Good”判定がほぼないというハイレベルな戦いの末、TATSUさんがチャンピオンとなった。
一方、女子部門では筐体のボタンがはまってしまうというハプニングも。緊急メンテナンスが行われた後、仕切り直して4曲目をもう一度演奏することになった。優勝した8322さんは「皆さんの(再試合の機会を与えてくれたという)やさしさに感動しました」と語った。
jubeat prop
登壇ゲストはまっくすさん、ショッチョー氏、Akhuta氏。まっくすさんは人気ゲーム実況者であるが、じつは『jubeat』をプレイしたことがなく、出演が決まってから急遽300円ぶんだけプレイしたのだとか。
もちろん、本大会でもプレイヤーのレベルは最高クラス。ミスなしの“FULLCOMBO”どころか、すべてのノートでPerfect判定を出す“EXCELLENT”を叩き出すことも。まっくすさんは「僕の知っているゲームとは違うかもしれない」と驚き、Akhuta氏は「人間の修行のレベルを超えている」、ショッチョー氏は「(簡単に見えるかもしれないけれど)こんなに簡単なゲームじゃないんですよ!」と語るほどであった。
激戦を制して優勝したCORBY.QSさんは「すごく緊張しました」と語った。
また、ここで『jubeat』の新バージョンのタイトル“Qubell”が発表。ショッチョー氏によると、“キューブ(Qube)”が重要な意味を持っているそうだ。