エレクトロニック・アーツが、ファン参加型イベント“EA Play”をE3前の6月12日から14日にかけて開催することを発表した。

●E3開催直前にロサンゼルスとロンドンの2会場で開催

 エレクトロニック・アーツが、E3開催直前となる6月12日から14日にかけて、ファン参加型イベント“EA Play”を開催することを発表した。E3会場に近いロサンゼルスのクラブノキアとロンドンのザ・マーメイドでの2会場があり、ロンドン会場は12日のみの開催。発表によると、EA Playではプレスカンファレンスを初日の12日に行うほか、デモの体験コーナーやゲーム大会、ゲストの登場や記念品となるおみやげ贈呈といった内容を予定しており、現地からのストリーミング中継なども行われる。

 E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)と言えば、世界のゲームメーカーが発売前の最新作を展示する、業界最大級のゲームショー。しかし近年のE3では情報過多気味でなかなか普通の人が追いきれなかったり、そもそも業界関係者向けのイベントで基本的にファンが参加できなかったり、いろいろ限界があったのも事実。
 一方で伸びてきているのがPAX(ペニー・アーケード・エキスポ)などのファン主体のイベントや、PlayStation Experienceなどのメーカー主催のファン参加型イベントだ。同じ流れでは、昨年ベセスダ・ソフトワークスがE3のプレスカンファレンスをファン参加型で初開催しており、ファンの直接的な盛り上がりが欠かせないということだろう。
 エレクトロニック・アーツの今回の決定は、ゲーム情報に注目が集まるE3直前にひと足先にファン向けイベントを行うことで、話題を一気に集めようという意向が見える。なんせE3が開幕するのは14日火曜日で、EA Playのオープンは各社恒例のE3カンファレンスが行われるだろう13日月曜日よりもさらに一日早いのだ。

 なおこれに伴い、エレクトロニック・アーツはE3で長年構えていた大型のブース出展からは撤退する見込み。同社は海外紙Polygonの取材に対して、E3では商談関係のための会議室を借りるに留まる旨を回答している。つまり巨大ブースの出展社としての決別を意味するわけで、この流れが今後の業界動向にどう影響していくのか注目だ。