ついに“覚醒武器”がきた!
ゲームオンが運営中の基本無料で遊べるPC用MMORPG『黒い砂漠』。2016年1月27日に“覚醒武器”システムや新ワールドボスの追加に加え、多岐にわたるシステム改良&調整が行われるアップデート“戦士の目覚めと天空の女王”が実施される。
実装に先駆けて“覚醒武器”と新ワールドボスを体験できる機会に恵まれたので、プレイリポートを掲載! なお、掲載する情報は開発中のもののため、実装時に変更となる可能性があることに留意してほしい。
今後、ウォーリアに近づくのは厳禁に?
“戦士の目覚めと天空の女王”で追加される目玉のコンテンツは、“覚醒武器”システムと新ボス“カランダ”のふたつ。このほかにも多岐にわたってシステム変更が行われるが、この2種に関してのみ言えば、ゲームをかなりやり込んだ人(おもにレベル56を超えたプレイヤー)向けのコンテンツとなる。そのため、今回の内容はある程度知識がある人向けの解説となる。まだ始めたばかりのプレイヤーは、今後目指す目標として覚えておいてほしい。
まずは“覚醒武器”について。これはレベル56以上のキャラクターのみが装備できる新しい武器だ。情報自体はかなり前の時点で判明していたため、この武器を使えるほどのプレイヤーにとっては待望のコンテンツとなるだろう。
覚醒武器はこれまで使用していた通常の武器とは異なり、外見はもちろんのこと、装備すると使えるスキルやモーションなどがすべて切り替わるのが特徴。レベル56になり、闇の精霊から受注できる専用のクエストをクリアーすれば装備でき、戦況に応じて通常の武器からウェポンチェンジ(武器切り替え)をして戦える。
なお、覚醒武器は通常の武器と同様に、クラスごとに装備できるものが異なる。今回実装されるのはウォーリアの覚醒武器・大剣だ。
ウォーリアの覚醒武器は「かつての戦争で存在したゴイェン傭兵団の兵長・ゴイェンが使用していた大剣を探す」というバックストーリーを追って、各地でクエストを進めていけば使用可能となる。
実際に大剣を使ってみたところ、一撃の威力が高く、ウォーリアが苦手だった集団戦を補える攻撃範囲が広いスキルが強力なのが第一印象だ。
スキルの詳細を確認してみると、中にはダメージ1661%×3打撃&命中力25%&打撃時100%クリティカルという“効果・相手は死ぬ”といっても過言ではないものも確認。また、一定時間移動・攻撃速度を上昇させるバフや、相手との距離を一気に詰めるスキルも存在し、これまでウォーリアに足りなかった部分を補うには十分の能力だ。
弱点といえば、1回の攻撃モーションが長く、スキルで消費するFPが極端に多いこと。戦闘では、覚醒武器専用のFPを回復するスキルや、ウェポンチェンジを駆使して、いかにFPを保ったまま攻撃し続けるかがポイントになるだろう。
これまではターゲットに接近すること自体が難しかったウォーリア。1月27日以降はダッシュスキルを駆使して一気に間合いを詰めて相手を薙ぎ払う、まさに“戦士”として活躍するクラスに覚醒する。とくに、同じ近接戦闘を生業とするブレイダーやツバキにとっては天敵になるのは間違いないので、対処方法をしっかり考えておきたい。
なお、すでに韓国ではソーサレス、レンジャーの覚醒武器が実装済み。日本でもそう遠くないうちに、ほかのクラスのぶんも追加されると予想できる。ウォーリア以外のプレイヤーも、いまのうちに経験値やスキルポイントを稼いでおこう。