コラボの域を超えた!? 至極のラーメンが登場!!

 2016年12月21日に発売されるプレイステーション4、プレイステーション3用ソフト『龍が如く 極』(以下、『極』)。この発売を記念して、ゲーム中に登場するラーメン・つけ麺の通販サイト“宅麺.com”が“みそ味専門 マタドール”とタッグを組み、ゲームの特徴を活かしたオリジナルラーメンを開発した。実在店舗とのコラボレーションも多い『龍が如く』シリーズだが、じつは同店がコラボメニュー開発を行うのは3回目。各社とのタイアップ企画の中でもとくに結びつきが強いものであり、その実績も十分なのだ。そして今回は、味の最終チェックを行う『極』のチーフプロデューサーである横山昌義氏とプロデューサーの島野光弘氏と同行取材を敢行。その味をレポートしてもらう!!

『龍が如く 極』のコラボラーメン誕生! 横山昌義氏と島野光弘氏も太鼓判を押す旨さ!!_04
▲コラボメニューを食べるおふたり。さて、どんな感想が飛び出すのか!?

 開発者おふたりのレポートの前に、まずはお店の基本情報から。今回、『極』とのコラボラーメンを提供することになった東京・北千住の “みそ味専門 マタドール”は、近くにあるラーメン店“牛骨らぁ麺マタドール”の姉妹店。ラーメン好きなら一度は耳にしたことがあるレベル(マニアなら訪れた経験がある人も多いハズ!)の有名店だ。どちらのお店でも牛骨をベースにしたスープのラーメンを堪能できる。前者の店舗は味噌味、後者の店舗はスタンダードな醤油や塩をベースにしたメニューを中心とした店舗だ。行列ができることもしばしばなので、来店時は時間に余裕を持って!

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▲近くに姉妹店もあるので、来店時は要注意。“みそ味専門 マタドール”に行くには、北千住駅を東口から出て、バスロータリーのある十字路を左折する。1分も歩かぬうちに、この看板が見えてくるぞ。

 なぜ“みそ味専門 マタドール”が『龍が如く』シリーズとタイアップしているのかと言えば、店主の岩立伸之氏が『龍が如く』シリーズの大ファンだから。とくに真島吾朗が大好きということで、今回も真島にまつわるコラボラーメンを開発した。その名も、“どこでも真島らぁ麺”。『極』を象徴するようなシステム“どこでも真島”をモチーフにしている。まずは、そのラーメンの写真をご覧いただこう!

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▲真島ファンの岩立氏。『龍が如く 維新!』、『龍が如く0 誓いの場所』に続いて、コラボラーメンを考えるのは3回目となる。ラーメンのコンセプト決定までは早いが、それをゲーム性に寄せていくことが毎回難しいとのこと。さすがファン!

 1月15日から950円(税込)で提供される“どこでも真島らぁ麺”は、芳醇な牛の風味と甘みを合わせ持つ牛骨スープ。さらに特注の極うま醤油を合わせることで奥深いコクを味わえる。麺は中太麺で、スープとのバランスを考慮してやや硬めに茹でられるとのことだ。そして、なんと言ってもトッピングに真島らしさが凝縮されている眼帯をイメージしたホロホロの牛チャーシューを筆頭に、真島のバットをイメージして、姫竹をあえて上下逆に盛り付けるこだわりっぷり。さらに食べ進めると、スープの中からもう1枚の炙り牛チャーシューが登場する。これは“どこでも真島”システム同様、神出鬼没な真島を牛チャーシューで表現しているのだ。また、PVに登場する“『龍が如く』10周年作品”の黄金のロゴをイメージして、黄金色の鶏油(チーユ)も使用されている。さすが、『龍が如く』ファンの岩立氏だけあって、押さえるべきポイントがわかっている!

●気になるお味は!? 横山氏と島野氏のコメントをピックアップ!
 見た目だけで旨そうな“どこでも真島らぁ麺”だが、実際の味はどういったものになっているのだろうか!? 実食中の横山氏と島野氏のコメントをピックアップして掲載するので、その味を想像していただきたい!

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<横山氏のコメント>
 これは旨い! 麺に鶏油がまとわりついてきて、コクを引っ張ってきてくれる。お店によっては、「スープは旨いけど麺はなくてもいいかな?」なんて思うようなところもありますが、“どこでも真島らぁ麺”は麺も旨いですね。もちろん、スープも特徴的で、ちょっと忘れられない感じになっている。トッピングのチャーシューや姫竹にもしっかり味が付いていて、アクセントとしての存在感もバツグン。これは……2杯目もいけちゃいますよ! 超ウマい!! 正直言って、これまでに食べたコラボメニューの中でもトップクラスの味ですね。

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<島野氏のコメント>
 スープにコクがあるのにアッサリしていて、軽い感じで食べ進められる。ちょっと硬めに仕上がっている麺のマッチングもいいですね。そして、散らされた九条ネギと鶏油の相性も抜群です。キモの真島の眼帯を表現したチャーシューですが、上に乗っている牛チャーシューはホロホロでやわらか。隠されている2枚目の炙りチャーシューは、香ばしくてしっかり形が残っている。この2段階の味の差によって、食べ始めと食べ終わりまで味の変化を楽しめるのがいいですね。会社の横にあればいいのになあ。

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▲おふたりも一瞬で完食! スープまで飲み干していることからも、本気でウマいラーメンであることが窺えるハズだ。

 横山氏と島野氏から、このような絶対的太鼓判を押された“どこでも真島らぁ麺”。筆者もご相伴にあずかることになった。まずスープだが、牛骨ベースのラーメンらしい味わいと鶏油のコクがありつつも、飲み口は島野氏が言う通りあっさり。ラーメンスープでありながら、ゴクゴク飲めるような印象を持った。ラーメンを食べ終わった後、ご飯といっしょに食べるのもよさそうだ(同店は白米も独自にブレンドしているので、白米好きの人もぜひ味わってほしい)。そして麺にもしっかり味はあるが、麺だけで極端に個性が出ているわけではない。これはスープとのバランスがしっかり考えられている証拠だろう。そして、トッピングの牛チャーシュー。1枚目はとても柔らか。口の中でほどける肉と油がラーメンのスープとマッチする。そして、2枚目の炙り牛チャーシューを食べると、香ばしさが漂ってくることも印象的だった。
 これが正しい表現なのかはわからないが、筆者としては1枚目の牛チャーシューのインパクトが絶大で、ラーメンを食べているのにビーフシチューを食べているような感覚に陥った。だが、それが合わないのか? と言われれば、答えは「メチャクチャ合うしウマイ」だ。また、横山氏が言う通り、「2杯目を食べたくなってしまう」というコメントにも納得。これが取材でなければ、確実におかわりをしていたことだろう。ちなみに“どこでも真島らぁ麺”は、あらかじめ大盛りで注文することもできるので、腹ペコの人は大盛りで頼んで、余裕があれば最後に白米とともにしめるのもいいだろう。
 正直言って“どこでも真島らぁ麺”は、レギュラーメニューとしても全然アリだと思える旨さ。むしろ、これが期間限定であることが惜しいと感じた。いまのところ、2月中旬までの約1ヵ月限定の提供になる予定だが、「評判がよければ延長も考えます」とのこと。同店を訪れ“どこでも真島らぁ麺”が気に入った際には、店員さんに提供期間の延長をお願いしてみるといいかもしれない!?

 そして、宅麺.comとタッグを組んでいることからもわかる通り、このメニューはお取り寄せも可能。遠方にお住まいで「“みそ味専門 マタドール”に足を運ぶことができない!」という方は、ぜひ宅麺.comを活用して、自宅でその味を堪能してほしい! また、この他にも東京・小山の「ボニート・ボニート」、大阪・三屋/城東の「烈火」でも同様にオリジナルラーメンが販売中。詳しくは「宅麺.com」×『龍が如く 極』特設ページをご覧いただきたい。

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■店舗情報
店舗名:みそ味専門 マタドール
住所:東京都足立区千住旭町43-13杉山ビル1F
商品名:どこでも真島らぁ麺
価格:950円[税込]
販売期間:2016年2月中旬までを予定