アクションRPGとシューティングコンストラクションの2本を配信
D4エンタープライズは、同社のレトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”において、『エグザイル ~時の狭間へ~(PCエンジン版)』と『描いて・作って・遊べる デザエモン(コンシューマー版)』の2タイトルを、本日2016年1月12日より配信開始した。
以下、リリースより。
◇タイトル:エグザイル ~時の狭間へ~(PCエンジン版)
◇ジャンル:アクションRPG
◇メーカー:サンソフト(日本テレネット)
◇発売日:1月12日
◇価格:500円(税抜)
※キャンペーン終了後は900円(税抜)での配信となります。
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11世紀イスラム教徒には、大きな戦いの渦が巻き起こっていた。アラー神の教えを正しく伝えるという“正統派セルジュク朝”であったが、その内部は腐敗しきっていた。これに対し、同じアラーの神を信じるものたちの中に、正統派に対抗する異端派と呼ばれる集団が誕生した。サッバーフなる人物を首領とする“異端はアサシン”は、神の名をかりて権力をふるうセルジュク朝に真っ向から戦いを挑んだ。その攻防は激烈を極め、いつ果てることなく続くかのように見えた。しかし、アサシンの勇士サドラーの登場によって、この戦いに終止符が撃たれる時が来た……。
本作は1991年にリリースされたアクションRPG。プレイヤーはアサシンのサドラーとその仲間を操作して、キリスト教(ユダヤ教)とイスラム教共通の唯一神を探す冒険に出発します。ゲーム全般にわたって宗教的なテーマ、アイテムとしてドラッグなどが登場し、かなり異色な世界観を味わうことになるでしょう。
ゲームはトップビューで情報を収集するRPGシーンと、サイドビューで戦闘が楽しめるアクションシーンの二つで構成されており、ゲームのメインとなるのは、アクションシーン。ドラッグを服用してパワーアップし、剣などを振り回して戦うさまは、これぞ暗殺者! といった魅力が満載です。
宗教による争い、暗殺、ドラッグなど、かなり退廃的な世界観でありながら見事にヒーローモノとして楽しめるあたりは、本作の演出の妙といえるかもしれません。ちなみに、PCエンジン版ならではの要素としてCVなどがあり、主人公のサドラーは故・塩沢兼人さんが演じています。
また本作はPC版の『XZRII』の移植版となっておりますので、オリジナル版と比較してプレイしたり、PC版の初代をプレイしたりすれば、本作の世界をより深く楽しめることでしょう。
◇タイトル:描いて・作って・遊べる デザエモン(コンシューマー版)
◇ジャンル:コンストラクション
◇メーカー:アテナ
◇発売日:1月12日
◇価格:500円(税抜)
※キャンペーン終了後は800円(税抜)での配信となります。
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1994年にリリースされたシューティングゲーム作成ツール。ユーザーは本ツールを使うことで縦スクロールのシューティングゲームが作成可能で、ユーザーはBGMエディタやキャラクターエディタなどを駆使して音楽やグラフィックスを作成し、それらを組み合わせることでシューティングゲームを完成させていきます。もちろんクオリティの高いものを作り上げることは難しいのですが、使いこなすことができればSFCの水準に達するシューティングが作成可能です。そういう意味では、なかなかに高機能のツールといえるでしょう。
ちなみにサンプルゲームとして『DAIOH GALE』が収録されており、お手本として参考になるばかりか、かなり楽しめる内容となっています。『DAIOH GALE』は、『大王(DAIOH)』の関連作品なので、ファンであれば、これだけのために本ツールを購入しても良いかもしれません。