2016年1月17日(日)23時59分までの期間限定キャンペーン

 2015年12月18日(金)~2016年1月17日(日)23時59分の期間限定で、PlayStation Storeで実施中のキャンペーン“気まぐれ感謝祭”。このキャンペーンは、対象のソフト(プレイステーション Vitaでも遊べるプレイステーション・ポータブル用タイトル)が最大70%オフになるというもの。PlayStation Plus加入者なら、さらに10%オフの最大80%で購入できる(※一部タイトルは対象外)という、とってもオトクな内容になっている。
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 本記事では、キャンペーン対象ソフトの中から、ファミ通編集者がオススメするタイトル2本を紹介!
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428~封鎖された渋谷で~
スパイク・チュンソフト
50%割引価格 1029円[税込]
PS Plus加入者なら、さらに10%オフで823円[税込]
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PS Vitaで遊べるPSPソフトが期間限定でセール中! オススメ作品ピックアップその2『428~封鎖された渋谷で~』、『テイルズ オブ デスティニー2』_01
PS Vitaで遊べるPSPソフトが期間限定でセール中! オススメ作品ピックアップその2『428~封鎖された渋谷で~』、『テイルズ オブ デスティニー2』_02

■ゲームでしか描けない物語、体験できない驚き
Text by 世界三大三代川

 サスペンスであり、ミステリ要素があり、大笑いできるコメディーでもあり、親子や友情のヒューマンドラマでもある。『428~封鎖された渋谷で~』(以下、『428』)は、そのすべてが楽しめる“ゲーム”である。ゲームの紹介なのだから、“ゲーム”と強調する必要はないのだが、ここを強調するのには理由がある。上記のさまざまなジャンルを内包したものは、映画でも小説でもマンガでも、物語を描く作品だったら、ある程度は実現できるだろう。しかし、『428』にはゲームでしかできない仕掛けがあり、ゲームでしか描けない物語になっている。

 『428』は5人の主人公の物語を読み進め、出現する選択肢を選んで、彼らの行動を決めていくアドベンチャーゲームだ。しかし、ひとりの行動がほかの主人公の行動に影響を及ぼすため、プレイヤーは神の視点に立って、全員が正しく物語を進められるような行動を選択する必要がある(選択を間違えてバッドエンドを見るのも本作の醍醐味だが)。バラバラに行動していた主人公たちが集まり始め、1本の物語に収束していく展開は、やめどきを失うほど惹きつけられるのだが、本作の真骨頂は、物語が最高潮に高まった瞬間、ゲームならではの仕掛けで動き出す、新たな展開だ。もし興味を持っていても、まだ未プレイの方がいたら、何が何でもプレイしてほしい。終盤のゲームならではの驚き、そして、最後の最後に用意された展開は、一生の語りぐさになりえるのだから。

■ゲーム概要

 渋谷を舞台に、複数の主人公の視点から描かれる物語を読み進めていくサウンドノベル。どの選択肢を選ぶかによって展開が変わり、ひとりの主人公の選択が、ほかの主人公に影響を与えることも。それぞれの主人公の物語は、やがてひとつの事件に収束していくが――封鎖された渋谷で、彼らが最後に目にするものとは?

(C)Spike Chunsoft Co., Ltd. All Rights Reserved.
「サウンドノベル」はチュンソフトの登録商標です。


テイルズ オブ デスティニー2 PSP the Best
バンダイナムコエンターテインメント
39%割引価格 1568円[税込]
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PS Vitaで遊べるPSPソフトが期間限定でセール中! オススメ作品ピックアップその2『428~封鎖された渋谷で~』、『テイルズ オブ デスティニー2』_04

■エンディングで泣かずにはいられない
Text by ロマンシング★嵯峨

 1995年12月15日に『テイルズ オブ ファンタジア』が発売されてから20年が経ち、『テイルズ オブ』シリーズが20周年を迎えたことを記念して、シリーズ関連作は39%(サンキュー)オフになっています。その中で、今回私がオススメするのは『テイルズ オブ デスティニー2』です。

 本作は、まずオープニングアニメがすばらしい。空気の粒が見えるかのような、光と風の表現が本当にきれいで、いのまたむつみ先生がデザインしたキャラクターたちとも、テーマソング「Key to my heart」ともピッタリ合っています。歴代オープニングの中でも、私的には3本の指に入るくらい好き。何度見ても飽きません。

 そして、エンディングがすばらしい(オープニングからいきなりエンディングに飛んですいません)。正直に言うと、エンディングまでの道中、前作『テイルズ オブ デスティニー』をプレイした人にはショッキングな展開が待っていたり、圧倒的な強さを誇るボス・バルバトスが待ち受けていたりして、心がくじけそうになることもあるのですが、このエンディングは、それらの苦労を乗り越えてでも見る価値があります。ラスボスを倒してからスタッフロールに入るまでの一連の流れで、泣かずにはいられません。

 「RPGをがっつりプレイして、エンディングを見て、いい意味で放心状態になりたい」……『テイルズ オブ デスティニー2』は、そんな思いを抱いている方にオススメの1本です。

■ゲーム概要

 『テイルズ オブ』シリーズ第2作『テイルズ オブ デスティニー』の続編。2002年にプレイステーション2用ソフトとして発売され、2007年にプレイステーション・ポータブルに移植された。『デスティニー』から18年後の世界が舞台で、『デスティニー』の主人公スタンの息子カイルと、英雄を探す謎の少女リアラを中心とする物語が描かれる。“TT-LMBS(トラスト&タクティカル リニアモーションバトルシステム)”という、戦略性の高さとコンボをつなげる爽快感が特徴の戦闘システムを採用。

(C) いのまたむつみ (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.