キャストも「肩の力を抜いて楽しんで」とアピール

 アニメ『ヘタリア Axis Powers』を原作にしたミュージカル『ヘタリア ~Singin' in the World~』が、本日2015年12月24日(木)より東京・Zeppブルーシアター六本木にて開幕。初日前日となる本日12月23日(水)、報道陣・関係者向けのゲネプロ公演が行われた。

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 日丸屋秀和原作によるコミック『Axis powers ヘタリア』は、コミックス累計400万部を超える“国擬人化コメディ”。2009年にはアニメ化され、2015年7月からは新シリーズの配信も開始されている。満を持してのミュージカル化となる本作には、長江崚行、近江陽一郎、植田圭輔ら人気若手俳優が多数出演。ゲネプロ公演前に行われた囲み取材では、メインキャストが一堂に会し、和気あいあいと本作の見どころや意気込みを語った。

ミュージカル『ヘタリア』は「ビックリ箱のような作品」! 賑やかな掛け合い&オリジナルナンバーで世界観を完全再現_01
▲左から、菊池卓也(オーストリア役)、寿里(フランス役)、廣瀬大介(イギリス役)、植田圭輔(日本役)、長江崚行(イタリア役)、近江陽一郎(ドイツ役)、磯貝龍虎(アメリカ役)、山沖勇輝(ロシア役)、杉江大志(中国役)

 本作で座長を務める長江は、「キャストの絆やチームワークをそのまま『ヘタリア』の世界観に持っていけている」と自信を見せつつも、本作の見どころを「どこからが台本でどこからがアドリブかわからないような、ユル~い感じ」と表現。近江も「とっても濃くて素敵な時間を過ごせると思います。ぜひ肩の力を抜いて楽しんで」とアピールしていた。加えて植田は「僕らにとってもお客様にとってもビックリ箱のような作品。年末、何も考えずに観ていただくにはぴったり」と、『ヘタリア』らしさを一丸となって再現したという本作の魅力を語り、観客へメッセージを寄せた。

 つぎのページでは、そんな本作のゲネプロ公演をリポート。物語の結末には触れていないものの、劇中カットなどを含むので、ネタバレNG派の方はご注意を!