多数の新機能が搭載されゲームプレイが快適に
誰でも簡単にオリジナルRPGを作ることのできるソフト『RPGツクール』。同シリーズ最新作が、マルチプラットフォーム対応となって発売を迎える。今回は、豪華キャラクターのコラボ情報を始め、創作意欲をくすぐる新機能を一挙に紹介しよう。これらをチェックしながら制作プランを練って、キミだけの作品を生み出してほしい。
RPGツクール史上最多! 22作、40体のキャラクターとコラボ
さまざまな人気作品とコラボし、主役級のキャラクターが使用可能に! 購入特典として、ドット絵素材が無料配信される。ここではその一部を紹介。自分だけの“続編”を作れる!?
<コラボ作品・キャラクター一覧>
ワルキューレの冒険 時の鍵伝説
ディグダグ
ドラゴンバスター
ドルアーガの塔
パックマン
マッピー
ワギャンランド
ワンダーモモ
源平討魔伝
妖怪道中記
バベルの塔
真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)
ダンガンロンパシリーズ
不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus フォーチュンタワーと運命のダイス
不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!
企業マスコットキャラクター アクワイアちゃん
AKIBA'S TRIP2(アキバズトリップ2)
ロード・トゥ・ドラゴン
剣と魔法と学園モノ。刻の学園
ニンジャスレイヤー
フロムアニメイシヨン
バカとテストと召喚獣
闇の皇太子
クトゥルフ神話TRPG
エディター機能で膨大な量の各種データがお手軽に整理できるように
本作には、公式プラグイン(機能を拡張するための外部ソフトウェア)が多数用意されている。それらを使い分けることで、こだわりが光る画面レイアウトが可能になるぞ。“AltMenuScreen”ならメニュー画面のデザインの変更ができ、“EnemyBook”や“ItemBook”では、倒したモンスターやアイテムの図鑑を作成することもできる。コマンドウインドーの調整といった、細やかな設定も可能になるのだ。
マップ作成がお手軽に
タイルパレットのタブで、リージョン(地域設定)編集モードへの切り換えが可能になり、毎回、マップを切り換えて編集するわずらわしさが解消された。設定最大数も63から255に増え、より詳細な設定が可能に。また、作成したマップは画像として保存できるようになっており、マップ全景の確認やデザインの統一が効率よく行えるのもうれしい改良点だ。
データベースが大幅強化
前作のユーザーインターフェースを引き継ぎつつ、データベースはさらに強化。ウインドーサイズが拡大され、スキル、アイテム、武器、防具、敵キャラクターなどのデータは、2000項目まで複数選択、及びコピーが可能になった。従来はスクリプトで変更していたメッセージは、タブで管理・変更できるようになり、装備品の種類もタイプ別に増減可能に。
イベントテスト機能
イベントコマンドを設定するリストボックスのメニューにて、“テスト”が選択可能に。空状態のマップで、そのとき選択していたイベントコマンドだけを実行できる。イベントを確認したいときに便利。
プロダクトキー
『RPGツクールMV』では、ひとつのプロダクトキーで2台のマシンまで認証が可能。 デスクトップPCで制作し、テストプレイをノートPCで行ったりと、さまざまな制作環境に対応できるようになった。
テストプレイ中の修正
テスト中に発見したミスを、その場で修正できるようになった。本作では、場所を移動したタイミングでデータがロードされるので、修正後に別のマップに切り換えれば、更新後のデータが確認可能。
オーディオに新機能を搭載
音楽や効果音、音質へのこだわりを持つツクラーが待ち望んでいた、“位相”調整機能を初搭載。BGMやBGS、SEといった各項目のオーディオ設定に位相が追加され、スピーカーの左右のバランスが調整できるようになった。イベントシーンでは内容に応じて、より自分の意図する音を表現できるのだ。