『SPECIAL FORCE 2』その試合は“伝説”となった――日本最強クラン決定戦“JAPAN CUP GRAND FINAL”リポート

2015年12月12日、NHN ハンゲームが運営する基本プレイ無料のオンラインFPS『SPECIAL FORCE 2』のオフライン大会“JAPAN CUP GRAND FINAL”が開催された。激闘の模様をリポートする。

●日本最強の座をかけて4クランが激突!

 2015年12月12日、NHN ハンゲームが運営する基本プレイ無料のオンラインFPS『SPECIAL FORCE 2』(以下、SF2)のオフライン大会“SPECIAL FORCE2 JAPAN CUP GRAND FINAL”が開催された。

 本大会は、過去に行われた公式大会“SUPER LEAGUE 4th”優勝クランと“JAPAN CUPオンライン予選”を勝ち抜いた3クランが出場。計4クランが競い合い、2015年おける“日本一”が決定する、非常に注目度の高いものだ。

 会場となった東京のe-sports SQUARE AKIHABARAには約100名の観客が集まったほか、ニコニコ生放送では1万5000人もの視聴者が来場。多くの観客が見守るなかで、およそ6時間にわたって手に汗握る試合をくり広げた。

<<出場クラン>>

▲[SUPER LEAGUE 4th CHAMPION] Cyruph
UngyouCrp/Byutti/Haruka/Fortune/Monkey

▲[JAPAN CUP 1st BLOCK WINER] iMBA
P4RUNATIO/VOLTEX/SPYGEA/Juli4nus/G4leF0rce

▲[JAPAN CUP 2nd BLOCK WINER] PerfectGojo
Parurun/Mitsuya/Gojo/Glay7/Remix

[JAPAN CUP 3rd BLOCK WINER] レンジャイ
龍レンジャイ@★@/狐レンジャイ@u@/虹レンジャイ@s@/桜レンジャイ@z@/朱レンジャイ@x@

●まさかの大番狂わせに、会場熱狂!

▲久東氏は「本日登壇するクランは、日本における『SF2』四天王です。彼らのプレイにご期待ください!」と、観客たちを盛り上げた。

 オープニングでは運営プロデューサー・久東謙太氏が登壇し、「この大会を開催するまでにいろいろな出来事がありましたが、一番大きかったのが某ウイルスによる国際大会の中止。心苦しく、苦い経験となりました。しかし、ここで終わってしまってはいけない。なんとか挽回しなければ。そんな思いのもと、この大会が開催する運びとなりました」とあいさつ。

 本日の主役となる4クランの全選手も登壇し、チームリーダーが意気込みを語った後、いよいよ第1試合の準備がスタートする。

 今回の大会は1チームの5人構成で、全4チームによる勝ち抜きのトーナメント戦。1試合は6ラウンド先取で1セットとなり、計2セットを獲得したクランの勝利というのが大まかなルールだ。

▲マップ及び試合形式は、デザートキャンプ(爆破)、工事現場(脱出)、衛生(爆破)、バイオ研究所(奪取)、ピースホーク(爆破)の中から各チームが交互に決めていく。

 気になる試合の組み合わせは、第1試合が“レンジャイ VS PerfectGojo”。第2試合が“Cyruph VS iMBA”。SUPER LEAGUE 4th王者であるCyruphと台湾のプロチームを撃破した経験のあるレンジャイが別れる形となった。これまでの実績から見ても、少なくともどちらかは決勝に駒を進めるだろうと思わせる組み合わせだ。

 ……しかし、結果は多くの予想を裏切る形となった。両試合ともに1ラウンドも譲らない接戦ではあったが、終わってみるとセットカウントは2対0で、PerfectGojoとiMBAが本命の2チームに圧勝! まさに大番狂わせの結果となったのだ!

▲レンジャイ VS PerfectGojo戦・1セット目のマップは“衛生(爆破)”。PerfectGojoが「ふたつの拠点のうち、片方をRemix選手ひとりで防衛し、もう片方にほかの4人を配置する」という作戦を決行。博打とも言える奇策が見事にハマり、試合の流れを掴んだ。

▲大会予選でCyruphに敗北していたiMBA。ゆえに、iMBAにとってはリベンジマッチとなった第2試合。1セット目では、iMBAがCyruphの持つ“バイオ研究所不敗伝説”にピリオドを打つことに。勝利の瞬間にはiMBAのリーダーも雄叫びを上げていた。

●熱戦が続く3位決定戦~決勝戦

 3位決定戦のレンジャイ VS Cyruphでは、試合前に「ラッシュ。ラッシュ。ラッシュでいきます」と宣言するレンジャイ。その言葉通り、1セットの“バイオ研究所(奪取)”でのレンジャイはひたすら攻めの姿勢を見せた。しかし、これをCyruphがきっちりと処理して、1セット目を勝利。

 続く“ピースホーク(爆破)”ではレンジャイが堅実な立ち回りで4勝2敗と先行した。レンジャイが流れをつかんだかに見えたが、CyruphのMonkey選手がスーパープレイを連発。結果的にはセットカウント2対0で、Cyruphが第3位の座を手に入れた。

▲Monkey選手のスーパープレイには、解説担当のYamatoN氏も「100点満点以上のプレイでした!」と大興奮。

▲惜しくも敗北してしまったレンジャイだが、終わった瞬間には“出しきった感”のある笑顔を見せていた。

 PerfectGojo VS iMBAによる決勝戦ではルールが3セット先取に変更され、より実力と安定感が求められる。いきなり結果から言ってしまうとiMBAの勝利で幕を閉じるのだが、その内容がまさしく“圧倒的”で、筆者も思わず震えてしまった。

 1セット目となる“デザートキャンプ(爆破)”では、P4RUNATIO選手などによるグレネードを駆使したキルで試合を勝利に導いたiMBA。第2セット“バイオ研究所(奪取)”では5勝2敗と有利な状況を作り出し、対するPerfectGojoもRemix選手の活躍で連勝して持ち直すが、一歩届かず、きっちり抑えたiMBAが勝利。

 そして、運命の第3セット目のマップは“工事現場(脱出)”。iMBAは緩急をつけた攻撃で2ラウンドを勝利し、試合の流れを掌握。その後も一糸乱れぬチームワークで、ひとつ、またひとつとラウンドをもぎ取っていく。

▲伝説的とも言えるほど、iMBAは圧倒的な力を見せつけた。

 覚醒したかのようなiMBAの勢いに、口々に「すごすぎる」、「iMBAが止まらない」などの感想を漏らす観客と実況&解説者たち。大歓声が巻き起こる中、終わってみればラウンド結果は6勝1敗。セットカウントは3対0で、まさに“圧倒的”な結果でiMBAが快勝! iMBAが正真正銘“日本一”の称号を手にした。