スタッフによるファンへの“心づかい”のひととき

 PC向けMMORPG『リネージュ2』を運営するエヌ・シー・ジャパンは2015年12月12日、“公認ネットカフェ日本全国ミニイベントの旅~第11回東京会場~”を、マンガネット・ダーツ館 銀座店にて開催。会場を訪れたファンを多彩なアトラクションでもてなしたほか、同作のスペシャルサポーターを務める声優の尾高もえみさんによるアテレコの実演も行われるなど、正式サービス開始から来年で12年目を迎える『リネージュ2』の盛り上がりぶりをアピールした。

ライブ版の次回アップデートは12月16日! 尾高もえみさんも登壇した『リネージュ2』“公認ネットカフェ日本全国ミニイベントの旅” 東京会場リポート _01
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▲来場者どうしでパーティを組んでモンスターと戦い、獲得できたアデナの多さを競う“アデナドロップ大作戦”。稼げたアデナの総額に応じて、1~4枚のガチャ用チケットが参加者全員に配布された。
▲ダークヘリオス武器を強化できた回数を競うアトラクション“強化チャレンジ2015”。こちらも、成績優秀者にはガチャチ用ケットが手渡された。
▲じゃんけんで勝った来場者にゲーム内アイテムや高性能ヘッドセットなどがプレゼントされる、“じゃんけんぽもな大会”も大盛り上がり!
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▲世界の創造神“アインハザード”のボイスを、尾高さんがその場で披露。気高く透き通った美声が、司会の新井氏と来場者の耳を魅了していた。

2016年のアップデート計画の一部が公開!

 イベントの目玉は、統括プロデューサーの新井友和氏によるカンファレンス。日本における『リネージュ2』の責任者が、2016年のロードマップを大勢のファンを前に発表したのだ。

 ここでは、当日の公開内容を、クラシックとライブのふたつのサービスに分けてお伝えしていく。

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▲MCアライの名で親しまれる新井氏が登壇し、今後のアップデート計画をファンに直接説明した。

【クラシック】ふたつの新要素の実装を発表!

『リネージュ2』には、現在進行中の世界で遊べるライブサービスとは別に、“クロニクル”時代の特色を反映させたもうひとつの舞台で冒険できるクラシックサービスが用意されている。まずは、現行のバージョンと同様にアップデートが行われているクラシックサービスについて、新井氏から今後の未来図が示された。

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▲冒頭で、クラシック版のスペシャル動画“傲慢の塔とバイウム”がお披露目された。
▲クラシックサービスには、傲慢の塔とアデン攻城戦のふたつの新要素が2016年に追加される。こちらの具体的な公開時期について新井氏は、「桜が咲く時期に公開できれば」と話していた。

【ライブ】より少ない人数でレイドボスへ挑戦可能に

続いてカンファレンスは、ライブサービスの発表に。次回のアップデートの名称が“Dark Night Rhapsody ADVANCE”に決まったことを明かしたうえで、新井氏は3つのポイントについて説明。さらに講演の最後に氏は、大型アップデート“新章 天と地の主 ヘリオス(仮題)”が、2016年のリリースに向けて準備が進められていることを公表。そのうえでリリース日については「桜が開花するまでにはお届けできるかな。とはいえ、桜が咲く時期は全国津々浦々(違いが)ありますので……」と語っていた。以下がレイドボスへの最低入場可能人数の一覧だ。開発中のため変更になる場合があることにご注意を。

<最低入場人数が49人で挑めるようになるもの>
現在の最低入場人数は49人
・アンタラス
・ヴァラカス
・リンドビオル
・バイウム
・ベレス/ダリオン
・アノキム
・リリス

<最低入場人数が7~35人で挑めるようになるもの>
現在の最低入場人数は14~35人
・イスティナ
・オクタビス
・タウティ(一般)

<最低入場人数が7~21人で挑めるようになるもの>
現在の最低入場人数は14~21人
・バルログ ボス戦
・アイス クイーン フレヤ

<最低入場人数が14~21人で挑めるようになるもの>
現在の最低入場人数は21人
・アイス クイーン フレヤ(極寒戦)

<最低入場人数が21~35人で挑めるようになるもの>
現在の最低入場人数は21~35人
・フリンテッサ
・イスティナ(極限戦)
・オクタビス(極限戦)
・タウティ ボス戦(極限戦)

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▲レベル4から84までのキャラクターは、一定レベルに到達するたびに報酬が得られる。一方でレベル85以上のキャラクターについては、前述のレベルアップに加え、特定の条件を満たすことでもアイテムが獲得できる。
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▲同じ血盟に所属する全メンバーのログイン頻度や獲得経験値量に応じてボーナスが加算。最終的に獲得できたボーナスの総量にふさわしい報酬が受け取れるのだ。
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▲“Dark Night Rhapsody ADVANCE”の公開日が発表された瞬間、会場内から「早い!」と驚きの声が上がった。
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▲“新章 天と地の主 ヘリオス(仮題)”のムービーも、この日はじめて公開された。

尾高もえみさんが語るボイス収録時の心構えと『リネージュ2』の美しさ

 イベント終了後、ゲストとして参加した尾高もえみさんにインタビューを行う機会を得た。アインハザードのボイスを収録する際に心がけたことや、『リネージュ2』の持つおもしろさを短時間ながら語ってもらったので、その模様をお伝えしよう。

──今日のイベントの感想をお聞かせください。

尾高もえみさん(以下、尾高) お客さんがすごく元気があって、本当に楽しかったです。最初は人見知りするのではないかとハラハラしていたのですが、ぜんぜんそんなこともなく、皆さん優しく受け入れてくださいました。なかには「もえみー!」と(大声で)呼んでくださった方もいて(笑)。2年前のイベントに登場したことを覚えてくれていた方もいたりと、私自身、純粋に楽しむことができました。

──アインハザードのボイスを収録するに当たって、大切にされたことは何でしょうか?

尾高 威厳と怒りです。指示(書)に“怒りを”と書いてありましたし、もとの韓国バージョンの音声も怒った感じのようだったので、あまり表には出さない、中に留めた怒りみたいなものを表現するよう気をつけました。

──尾高さんの目から見たこのゲームのおもしろさとは?

尾高 どこもかしこも本当に広い(笑)。町や村がきれいで、どこへ行っても美しい景色が楽しめるのも魅力のひとつだと思います。私は怖くて試してないのですが、海に入って泳ぐこともできますし(笑)。私自身のプレイはまだまだこれからなのですが、やり込み甲斐のある作品だと思うので、腕前にあまり自信のない方だけでなく、コアな方も楽しめるはずです。

──ありがとうございました。

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